【体験談あり】ホワイトニングで失敗したくない人必見!原因・対策・後悔しない方法

  • 「白い歯に憧れてホワイトニングを受けたのに、逆に後悔してしまった…」

そんな声をネットやSNSで見かけたことはありませんか?

  • 「せっかくお金をかけたのに思ったように白くならなかった」
  • 「ホワイトニング後に歯がしみて痛くて大変だった」
  • 「色ムラが目立って、逆に汚く見えるようになった」

実は、こうした失敗談は珍しくないんです。

あなたも「ホワイトニングしてみたいけど本当に大丈夫なのかな?」と不安に感じていませんか?

この記事では、実際によくあるホワイトニングの失敗談とその原因、失敗を防ぐための対策を、専門家目線でわかりやすく解説します。

これからホワイトニングを考えている方、失敗を避けたい方はぜひ最後までお読みください!

やって後悔?ホワイトニング失敗談

【失敗談】ホワイトニング後、歯がしみて大変だった…(30代女性)

仕事で人前に出ることが多くて、歯の黄ばみがずっと気になっていました。思い切って歯科医院でホワイトニングを受けたんです。

施術後、鏡を見て『すごく白くなった!』と嬉しかったのも束の間…。

次の日の朝、冷たい水を飲んだ瞬間に『キーン!』と強い痛みが走りました。

それからは食事のたびに歯がしみて、歯磨きすら怖くなるほどでした。

先生に相談したところ、『一時的にペリクルがはがれて知覚過敏が出ている』とのこと。

数日経てば治まると聞いて、しばらくは冷たいものや熱いものを避けながら耐えるしかありませんでした。

今は症状は落ち着きましたが、あの痛みが忘れられず、次にホワイトニングを受けるのがちょっと怖いです。

歯科衛生士
山崎

このように虫歯があるわけではないのに、歯医者さんでホワイトニングを受けた後から歯や歯茎が痛い・しみるといった症状が出る方がいます。

これは一時的に知覚過敏になっている可能性が考えられます。歯の表面にはペリクルと呼ばれる歯の表面を保護する膜があります。

このペリクルがホワイトニングの薬剤によって一時的にはがれてしまい、歯が無防備な状態となります。

そのため外部からの刺激を受けやすくなり、冷たい食べ物や飲み物で歯がしみて痛い、ひどい場合は息を吸うだけでもしみるといった症状が現れることがあります。

ペリクルは普段の生活で徐々に再生されるため、知覚過敏も少しずつ和らいでいきます。

その他にも、歯の象牙質に刺激が伝わることで知覚過敏を引き起こすことがあります。

歯は象牙質の周りをエナメル質で覆い保護しています。

しかし、歯ぎしりや食いしばりなどの日常生活でやってしまうクセ、先天性の原因、事故などの後天性の原因といった何らかの理由により歯の表面が削れ、象牙質が露出してしまうことがあります。

そうなるとエナメル質より弱い象牙質に直接薬剤の刺激が伝わり、強い知覚過敏となってしまいます。

【失敗談】ホワイトニング後、逆に色ムラが気になってしまった…(30代男性)

ホワイトニングにずっと興味があったのですが、費用もかかるし、ちょっと不安でなかなか踏み出せませんでした。

でも結婚式を控えて思い切って挑戦!

初回の施術後、確かに歯は白くなったんですが、前歯の一部分だけがやけに白く見えてしまい、逆にそこばかり目立つようになってしまいました。

笑ったときに色の差が気になって、人と話すのがちょっと恥ずかしかったです。

先生に相談したところ、もともと歯の表面の質が均一じゃないから、ホワイトニングの薬剤の浸透に差が出てしまった』とのことでした。

数回に分けて施術していけば色ムラは目立たなくなると言われましたが、結婚式までに間に合うかどうか心配でした。

ホワイトニングって、ただ白くなるだけじゃなくて、もともとの歯の状態によって仕上がりが違うんだなと実感しました。

これからホワイトニングを受ける人には、事前にしっかりカウンセリングを受けて、何回くらい通えば理想の白さになるのか確認することをおすすめしたいです。

歯科衛生士
山崎

歯のコンディションによって色ムラが出ることがあります。

これもよくありますね

見た目では同じに見えても、歯一本ずつそれぞれに状態が違うため、薬剤の浸透もそれに合わせてばらつきが生じます。

そうすると結果にも差が出てきてしまうことがあります。

ホワイトニングは通常、数回に分けて行うため、その都度色ムラを補正するように施術を受けることで改善されるでしょう。

しかし、もともと歯に斑点などの色ムラがあったりすると、ホワイトニングを重ねるごとに逆に目立ってきてしまうなど、改善されないケースもあります。

また、ホワイトニングでは銀歯やセラミックなどの詰め物を白くすることはできないため、詰め物との色の差が目立つことがあります。

【失敗談】ホワイトニング後に歯が逆に黄ばんでしまった…(40代女性)

長年タバコのヤニで歯が黄ばんでいて、鏡を見るたびに気になっていました。

歯科医院でホワイトニングを受けたらすごく白くなるって聞いて、思い切ってチャレンジしたんです。

施術直後は、白くなった歯を見て大満足!これで自信を持って笑えるぞって思いました。

ところが、数日後からだんだん歯が黄ばみ始めたんです。

それも、今までより黄色が目立つような感じ…。

「どうして?」って焦ってネットで調べたら、ホワイトニングで歯の表面を守っているペリクルがはがれて無防備になっているところに、コーヒーや紅茶の色素が着いてしまったらしいんです。

先生にも聞いたら、「ペリクルは時間とともに戻るけど、その間は色素沈着しやすいから気を付けてね」と言われました。

「ホワイトニングして逆に黄ばむなんて…」とショックで、次の施術を受けるのが怖くなりました。

これからホワイトニングする人には、施術後に色の濃い食べ物や飲み物は控えた方がいいって、私からも言いたいです。

歯科衛生士
山崎

歯を守っているペリクルはホワイトニングを行うことで剥がれてしまいます。

そしてペリクルがなくなった歯は無防備な状態になり、着色汚れが付きやすくなります。

ペリクルは再生されるまでに時間がかかるため、その隙に着色汚れで歯が黄ばんでしまうことがあります。

事前に知識をつけておくことで回避できたかもしれませんね。

【失敗談】自己判断でホワイトニングして失敗した…(30代男性)

「ホワイトニングで歯が白くなるって聞いて、ネットでマウスピースとホワイトニングジェルを注文して試してみました。

歯医者さんに行く時間もお金も節約できるし、簡単に白くなるならいいなって思ったんです。

最初は説明書通りに使っていたんですが、早く白くしたい気持ちが強くて…。

『ちょっと長めに付けておけばもっと白くなるかも』って、勝手に装着時間を倍くらいにしてみたんです。

そしたら次の日から歯がズキズキ痛み始めて…。

食事のたびにしみるし、息を吸うだけでも痛いくらいでした。

あわてて歯医者さんに駆け込んだら『自己判断で使用時間を伸ばしたのが原因。歯の表面が傷ついてしまっている』って言われました。

「ちゃんと説明通りに使えばよかった」と本当に後悔しています。

次はちゃんと歯医者さんで診てもらってからやろうと思います。

歯科衛生士
山崎

ホームホワイトニングは手軽に始められて人気ですが、

よく理解しないままおこなったり、注意点を守らなかったりすると思わぬトラブルが発生してしまう恐れがあります。

今回のように決められた時間を超えてホワイトニングを長時間行ってしまうなど、勝手な自己判断でホームホワイトニングを行うことは、歯に対してダメージが発生してしまう一因となる可能性があります。

【失敗談】エナメル質が薄くてホワイトニング後に大変だった…(20代女性)

昔から歯がしみやすい体質で、アイスや冷たい飲み物を飲むと『キーン』と痛むことがありました。

それでも白い歯に憧れて、思い切って歯科医院でホワイトニングを受けてみたんです。

施術直後は見違えるように白くなってすごく嬉しかったんですが、次の日から何を食べても、何を飲んでも、歯がズキズキしみるようになってしまいました。

先生に診てもらったら、『エナメル質がもともと薄いから、ホワイトニングの薬剤が象牙質まで刺激を伝えてしまったんだね』と説明を受けました。

「もっと歯を大事にすればよかった」と後悔しました。

これからホワイトニングを受ける方には、エナメル質が薄いかどうかを歯医者さんでしっかり診てもらってから施術を決めたほうがいいと思います。

歯科衛生士
山崎

何らかの理由によりエナメル質が薄くなっていると、知覚過敏になりやすいです。

生まれつき薄かったり、歯ぎしりや虫歯でエナメル質にダメージが加わっていることがあります。

ホワイトニングの際は信頼をおける歯医者さんに状態をしっかりチェックしてもらいましょう。

【失敗談】施術の薬剤が合わなくて大変だった…(30代男性)

仕事が忙しくてなかなか歯医者さんに通えなかったんですが、人前で話すことが多いので、見た目を気にしてホワイトニングを受けることにしました。

初診のときは口内のチェックもそこそこに、すぐにホワイトニングの予約を入れてくれて、『短時間で白くなりますよ』って言われたんです。

でも、施術の最中からピリピリするような違和感があって…。

終わってからも歯が痛くて、歯茎まで腫れてしまいました。

後日、別の歯医者さんで診てもらったら、『虫歯や歯周病のケアをしないままホワイトニングをしてしまったから、薬剤が強くしみて炎症を起こしてしまったみたい』と言われました。

ちゃんと虫歯や歯周病の治療を済ませてからホワイトニングすればよかったと後悔しています。

これからホワイトニングを受ける人には、まず歯の状態をきちんとチェックしてもらうことをおすすめしたいです。

歯科衛生士
山崎

通常であればまず口内の状態をチェックし、虫歯や歯周病があれば先に治療をします。

そして口内環境をしっかり整えたうえでホワイトニングを行います。

しかし今回の歯医者さんは、口内の状態チェックをせず、口内環境を整えずにホワイトニングを施術してしまったみたいですね。

そんな状態でのホワイトニングは痛みや炎症が起こるのは当たり前です。

ホワイトニングをやる際は、信頼をおける歯医者さんをしっかり選ぶようにしましょう。

ホワイトニングで失敗しないための対策方法

ホワイトニングの知識をしっかりと身につけておく

先ほどもお伝えした通り、ホワイトニングを行っているときは歯のペリクルが剥がれている無防備な状態です。

このときにコーヒーやカレー、ケチャップなどの色の濃い飲食物を取ってしまうこと、喫煙をすることは避けるべきです。

せっかくホワイトニングをしたのにすぐに着色汚れで歯が黄ばんでしまうかもしれません。

さらに、ホワイトニング直後はミカンやレモンなどの柑橘類や、コーラやサイダーなどの炭酸飲料といった酸性の飲食物の摂取も控えましょう。

エナメル質が弱くなっている時に酸性が強いものを食べると、脱灰という現象が起こりやすくなり、歯がさらに弱くなってしまう可能性があります。

またホワイトニングはダイエットと同じで、一気に理想の白さにすると思うのではなく、徐々になりたいイメージまで近づけていくことが大切です。

歯の色も状態も人それぞれ違うため、一回で白くなる度合いもバラバラです。

このようにホワイトニングに関する知識、やってはいけないことを事前に把握しておくことで失敗を防ぐことができます。

安すぎるホワイトニングには手を出さない

歯医者さんのホワイトニングは他のホワイトニングに比べて高いのが一般的です。

だからと言って相場よりとても安く価格を設定している歯医者さんでホワイトニングをするのは気を付けたほうが良いかもしれません。

表示価格が歯一本当たりの価格なのか。前歯だけなのか、全体の価格なのかなど、確認しましょう。

また、初診とリピートで価格が違うこともあります。

カウンセリングやアフターフォローがちゃんとされるのかどうかも大事なポイントです。

少しでも疑問があるなら、きちんと明確にしてから契約に進むようにしましょう。

ホワイトニングでどこまでできるのかを把握する

大事な予定があるからといって、その日までに急いでホワイトニングがしたい、と思っていても、希望の白さには一度でならないかもしれません。

自分の目指す色がどの方法だとどれくらいの期間、費用がかかるかは把握するべきです。

歯医者さんで行うオフィスホワイトニングは即効性が魅力ですが、一度にできる白さには限界があります。

余裕をもってスケジューリングをしましょう。

丁寧にカウンセリングをしてくれる信頼のできる歯医者さんを探す

悲しいことですが、歯医者さんやホワイトニング専門店の中には低価格がゆえに雑な施術を行うケースがあります。

きちんと任せられる歯医者さんやホワイトニング専門店かどうか見極めるには、カウンセリングを丁寧に行い、質問に真剣に応え、それぞれに合わせた提案をしてくれるかどうかをしっかりチェックしましょう。

どんなに良い薬事を使ったとしても、それを使う歯医者さんやホワイトニング専門店側がダメであれば後でトラブルになってしまいます。

よくある質問

Q1. ホワイトニング後の痛みはどのくらい続きますか?

一般的にホワイトニング後の痛み(知覚過敏)は1~2日程度で治まることが多いです。

ただし、エナメル質が薄い方や虫歯・歯周病がある場合は、症状が長引く可能性があります。

症状が続く場合は、すぐに歯科医院に相談してください。

Q2. ホワイトニングの効果はどのくらい持続しますか?

効果の持続は個人差がありますが、一般的には3~6ヶ月程度といわれています。

コーヒー・紅茶・ワインなど色素沈着しやすい食べ物を控えることで、より長く白さを保つことができます。

Q3. ホワイトニング後のメンテナンス方法は?

定期的な歯科検診やクリーニングを受けることが大切です。

また、自宅では色素沈着しにくい歯磨き粉を使い、ホワイトニング効果を長持ちさせましょう。

Q4. ホワイトニングの費用感はどのくらい?

歯科医院で行うホワイトニングは、1回あたり1万~5万円程度が目安です(施術方法によって異なります)。

複数回の施術が必要な場合やオプション(トレー作成など)が加わると、さらに費用がかかる場合があります。

カウンセリング時にしっかり確認しましょう。

Q5. どのくらいの頻度でホワイトニングを受けたらいいですか?

一般的には、3ヶ月~半年に1回程度のメンテナンスがおすすめです。

ただし、ライフスタイルや歯の状態により個人差がありますので、歯科医師に相談しながらスケジュールを決めましょう。

まとめ

ホワイトニングで失敗することは多くはありません。

きちんと理解し、信頼できる歯医者さんやホワイトニング専門店のもとで施術を受けることで、理想の白い歯になれるでしょう。

しかし、決まりを守らなかったり、よくわからないまま施術を受けることで、予想していなかったトラブルを引き起こしてしまう可能性があることを覚えておきましょう。

ブログ監修:山崎 明日海

小樽歯科衛生士専門学校卒業

フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

2023年3月〜歯科衛生士常駐のセルフホワイトニングサロン開業。

2023年3月〜Kiratt 札幌店にて独立。

 

・ホワイトニングサロンKiratt札幌店オーナー
・歯科衛生士歴3年目
・ホワイトニングコーディネーター資格あり

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