ホワイトニング後に禁止の食べ物とは?何時間控えるべきか徹底解説
ホワイトニングの後って食べたり飲んだりしちゃダメなの?
ホワイトニングをしたらお茶やコーヒーが飲めなくなるって聞くけどそれって本当?
どんな食品を控えた方がいいの?
どれくらいの時間控えるのがベスト?
こういった疑問にお答えします。
せっかくホワイトニングするなら、白い状態の歯をできるだけ長く維持したいですよね。
ホワイトニング=食事制限があると思っている方が多いですが、実はそうでもありません。
とはいえ、基本的にこの世の中にある飲食物は、お水以外はすべて着色します。
人間お水だけで生きていくことはできませんよね。
生命維持のためにも、飲食は必要不可欠なものです。
ではいったいどうしたらいいのか、順番にお話ししていきますのでぜひ最後までご覧ください。
※記事は5分で読み終わります。
目 次
ホワイトニング後の飲食は禁止なの?

さっそく結論からいいますと、ホワイトニング後の飲食は禁止というわけではありません。
ホワイトニング直後にカレーを食べても、コーヒーを飲んでも、歯に炎症が起こるようなことは全くないので大丈夫です。
ただ白くなった歯を維持していくためには、ある程度制限した方が白さは長続きしやすくなります。
そういった意味でホワイトニング後に食事制限を伝えているところもありますが、そこまで神経質になることはありません。
例えるなら、美容室で髪の毛を染めたあと、その日のうちはシャンプーをしない方が色もちが良くなると言われている事と同じような感覚で思ってもらえたらと思います。
ホワイトニング後何時間飲食を控えるべき?【時間別解説】

ホワイトニング後の歯は、通常時と比べて色素を吸着しやすい状態になっています。
これは薬剤によって歯の内部の水分バランスが一時的に変化し、エナメル質の表面が開いた状態になるためです。
時間の経過とともに徐々に安定していきますが、その間は注意が必要です。
施術後24時間:最も着色しやすい「超注意期間」
施術直後から24時間は、もっとも色素沈着しやすい時間帯です。
この時間帯は歯が一時的に脱水状態になり、外部からの色素を吸収しやすい状態になっています。
いわば「白いスポンジ」のような状態です。
ここで濃い色の飲食物を摂ると、せっかく明るくなった歯に色が戻りやすくなります。
特に避けたいものは、コーヒー、赤ワイン、カレー、醤油ベースの料理、チョコレート、ベリー系飲料などです。
どうしても色のあるものを摂る場合は、直後にしっかりうがいをすることが大切です。
48時間:まだ油断できない重要期間
一般的に「ホワイトニング後は48時間注意」と言われることが多いのは、この期間まで歯が不安定な状態にあるためです。
24時間を過ぎると少しずつ歯の表面は安定してきますが、完全に元の状態に戻るわけではありません。
特に濃い色素や酸性の飲み物は、色戻りを引き起こす可能性があります。
コーヒーや紅茶をどうしても飲みたい場合は、できればストローを使い、歯に直接触れる時間を短くする工夫をするとよいでしょう。
また、飲んだ後すぐに水で口をゆすぐだけでもリスクは軽減できます。
この48時間を丁寧に過ごせるかどうかで、白さの定着度は大きく変わります。
1週間:色戻りしやすい定着期間
施術後1週間は、見た目の白さは安定していても、まだ完全に“定着”したとは言えない期間です。
この間に着色の強い生活習慣が続くと、徐々にトーンダウンすることがあります。
特に注意したいのは「毎日の習慣」です。
例えば、毎朝コーヒーを飲む、毎晩赤ワインを飲むといった習慣があると、少しずつ色戻りが進みます。
この1週間は、極端な制限までは必要ありませんが、できるだけ着色の強い食品は控えめにし、食後のうがいや歯磨きを丁寧に行うことが大切です。
また、研磨剤の強い歯磨き粉はエナメル質に細かな傷をつけ、逆に色素が入り込みやすくなることがあるため、低刺激タイプを選ぶと安心です。
控えた方がいい食品

歯を白くしたあとの飲食関係を少し意識するだけでも、色もちはかなり変わります。
ではいったいどんな食べ物や飲み物を控えた方がいいのでしょうか。
歯に色がつきやすい食品には着色性食品と着色補助食品の2種類があります。
着色性食品
着色性食品はその名の通り、歯に着色しやすい食品のことです。
主に色の濃い食べ物や飲み物がこれに当てはまります。
【食べ物の例】
- カレー
- 味噌
- 醤油
- ソース
- ケチャップ
- トマトソース
- 緑黄色野菜 など
【ポリフェノールを多く含む食品】
- 赤ワイン
- ブドウ
- チョコレート
- コーヒー
- 烏龍茶
- 紅茶
- 緑茶 など
【アントシアニンを含む食品】
- 苺
- ブルーベリー
- ベリー類 など
【イソフラボンを含む食品】
- 豆腐
- 納豆
- 豆乳 など
アントシアニンやイソフラボンもポリフェノールの一種であり、ポリフェノールは歯のタンパク質と結びつくことでステイン(着色汚れ)となります。
歯の表面はペリクルというタンパク質でできた薄い膜でおおわれており、ペリクルがあるおかげで歯の表面への着色や虫歯は防がれています。
しかし、ポリフェノールが多く含まれている食品をたくさん口にすると、ペリクルのタンパク質とこれが結びついて口の中にステインができやすくなります。
それにより歯に汚れがたまって色がくすんで見えたり、ステインが沈着することで黄ばんで見えたりするようになります。
豆腐や豆乳などは色が白く着色しにくそうに感じますが、実は大豆に含まれているイソフラボンはポリフェノールの一種であるため、たくさん摂取すると歯の黄ばみの原因につながってきます。
着色補助食品
着色補助食品は、単体で食べる分には着色しにくいですが、上記でお話ししたような着色性食品と一緒に食べることで歯への着色を強める食品のことをいいます。
主に酸が強い食品がこれに当てはまります。
【酸性の食品】
- 柑橘系の果物、飲み物
- お酢を使用した食品(ドレシングも含む)
- ヨーグルト
- トマト
- レモン
- わさび
- からし
- マスタード
- ケチャップ
- 炭酸飲料 など
着色補助食品は、口にすると口の中が酸性に傾きます。
酸にはタンパクを溶かす働きがあるため、歯の表面をおおっているペリクルが剥がされ、歯は着色しやすい状態になってしまいます。
このような状態で先ほどお話ししたようなポリフェノールを多く含む食品を一緒に口にすると、歯がダイレクトに着色を受けとめる形になり、歯の内側にまで沈着汚れがたまりやすくなります。
そのため、食事をする際の食べあわせも重要なポイントになってきます。
どれくらいの時間控えたらいいのか
当サロンでは、ホワイトニング直後2〜3時間ほどは酸性の強い食事、24時間以内は色の濃い食品を控えることをおすすめしています。
理由は、ホワイトニング後の歯の表面はとてもデリケートな状態になっているからです。
というのも、ホワイトニングによって歯の表面おおっているペリクルが剥がされて、一時的にない状態になっているためです。
ペリクルは剥がれても唾液によってまた再生されるのですが、少し時間がかかります。
それまでに強い酸性のものを口にするとペリクルが再生されにくくなり、その状態で色の濃い食品を口にするとせっかく白くした歯が黄ばむ原因につながってしまいます。
絶対に控えなくてはいけないわけではないですが、なるべくなら控えた方が歯の白さは定着しやすくなります。
また、紙タバコもできればホワイトニング直後3時間ほどは控えることをおすすめしています。
紙タバコに含まれるニコチンやタールはヤニの原因になります。
ヤニはネバネバと粘着が強い着色のため、一度歯についてしまうとなかなか簡単には落としづらく、沈着汚れになりやすいです。
電子タバコについては、ニコチンが含まれていないものであれば基本的にはホワイトニング後に吸っても歯への影響はありません。
対策について

ホワイトニング後の飲食に関してはそこまで神経質になることはないとお話ししましたが、やはり気になりますよね。
紹介したすべての食品を完全に控えるとなるとお水が一番確実になりますが、そういうわけにもいかないと思います。
ではどうしたらいいのか、ここからはホワイトニング後にできる歯の着色対策についてお話ししていきます。
①歯みがきをする
歯みがきが一番効果的な方法です。
お水以外のものを口にすると、多少なりと歯に着色はついてしまうものになります。
歯みがきをしないまま放置しておくと、その間にどんどん歯への沈着が進んでいくため黄ばみの原因につながります。
飲食後はできるだけ早く歯みがきをすることで歯への着色を防ぐことができます。
②口をゆすぐ
何か食べたり飲んだりしたあと、すぐに口をゆすぐだけでも歯への着色は多少防ぐことができます。
できれば歯みがきをすることが一番好ましいですが、状況によっては難しい場合もありますよね。
そんな時は長めのブクブクうがいを数回くり返すのがおすすめです。
何もしないでそのままよりは歯の汚れを落とすことができます。
外出先で歯ブラシをもっていなかったり、時間がないときにはササッとやってしまいましょう!
③水で歯を潤す
何か口にする前に水で歯を潤すのも対策の一つです。
歯は乾いている状態が一番汚れがくっつきやすくなるため、お水を口に含むことで着色を少しやわらげることができます。
④ストローを使う
飲み物を飲む際にストローを使うのも効果的です。
ストローを使うことで、飲み物が歯に直接触れるのを防ぐことができます。
冷たい飲み物を飲む際にはストローを使うようにしましょう!
ホワイトニング歯磨き粉を使う
歯みがきの際にホワイトニング歯みがき粉を使うのも効果的です。
日本で売られているホワイトニング歯みがき粉には、法律によってホワイトニング効果を発揮する医療成分が含まれていません。
そのため、歯医者さんのホワイトニングのように歯そのものを白くするというものは存在しないということになります。
ただ、汚れをキレイに落とすことに関しては大変優れており、ホワイトニング後の歯の白さを維持していくために使うことはとても効果的なため、おすすめです。
ホワイトニング歯みがき粉については、こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひあわせてご覧ください。
よくある質問

Q.1 ホワイトニング後、うっかりコーヒーを飲んでしまいました。大丈夫ですか?
少量であれば、すぐに大きく色が戻ることはほとんどありません。
ただし、飲んだ後に何もケアをしないと色素が定着しやすくなります。
すぐに水でしっかりうがいをする、可能であれば軽くブラッシングを行うことでリスクは軽減できます。
一度の摂取で完全に台無しになることは少ないため、過度に心配する必要はありませんが、繰り返すと色戻りが早くなるため注意が必要です。
Q.2 ホワイトニング後にアルコールは飲んでもいいですか?
透明なお酒(焼酎、ウォッカなど)であれば比較的リスクは低いですが、赤ワインや色の濃いカクテルは避けた方が無難です。
また、アルコールは口の中を乾燥させやすいため、着色リスクを高めることがあります。
飲酒後は水を多めに飲むようにしましょう。
Q.3 ホワイトニング後に炭酸水は飲んでも大丈夫ですか?
無色の炭酸水であれば着色の心配は少ないですが、酸性であるため飲み過ぎは注意が必要です。
酸は歯の表面を一時的にやわらかくし、着色しやすい状態を作ることがあります。
飲んだ後は水で軽くゆすぐと安心です。
Q.4 口紅は着色に影響しますか?
口紅やリップには色素が含まれているため、施術直後は注意が必要です。
特に濃い色のリップは歯に触れる可能性があるので、施術当日はなるべくナチュラルメイクにするのが安心です。
まとめ
ホワイトニングしたからといって、絶対に食べてはいけないものや飲んではいけないものはありません。
もし口にしたとしても歯に着色汚れがついたままずっと放置しなければ、そんなにすぐ黄ばむこともありません。
神経質になりすぎてストレスを感じる方が歯にも体にも良くないので、日頃からできる範囲で歯のケアをしていくよう心がけましょう!

石川県歯科衛生士専門学校 卒業
フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。
また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。
2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。
2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。



