水以外はNG?歯が黄ばむ飲み物と明日からできる対策法

  • コーヒーや紅茶、緑茶など、普段飲んでいる飲み物で歯が黄ばむって本当?
  • 水以外はすべて着色のリスクがあるって本当?
  • 歯を黄ばませないために、避けるべき・選ぶべき飲み物は?
  • すでに黄ばんだ歯はどうすれば白く戻せる?

こんな疑問にお答えします。

日常的に口にする飲み物の中には、歯の着色=黄ばみの原因となるものが多くあります

特にポリフェノールやタンニンを含む飲料は、ステインとして歯に沈着しやすく、知らず知らずのうちに黄ばみが進行してしまいます。

そこでこの記事では、

  1. 歯を黄ばませる飲み物とその成分
  2. 逆に黄ばみにくいおすすめの飲み物
  3. 今日からできる着色対策
  4. すでに黄ばんだ歯を白く戻す方法

をわかりやすく解説します。

「ホワイトニングまでは…」と感じる方でも、飲み物の選び方やちょっとした習慣の見直しで、歯の印象は大きく変わります。

読了時間は約5分。今すぐ実践できるヒントが見つかりますよ!

歯が黄ばむ飲み物とは?原因と成分を解説

お盆に4種類のスムージーと果物が乗っている画像

ポリフェノールを多く含む飲み物ほど着色しやすいです。

ポリフェノールはタンパク質と結びつくことで着色汚れとなります。

歯の表面はペリクルというタンパク質でできた薄い膜でおおわれています。

これにより虫歯や着色から歯は守られているのですが、食べ物や飲み物に含まれるポリフェノールと結びつくことでステイン(着色汚れ)となってしまいます。

ポリフェノールにはタンニンカテキンアントシアニンなど、色の濃い色素を含むものもあれば、そもそもの色が白っぽかったり薄かったりしても黄ばみの原因となりやすいものもあります。

順番に説明していきますね。

  1. 赤ワイン
  2. コーヒー
  3. 紅茶
  4. 烏龍茶
  5. 緑茶
  6. 100%フルーツジュース など

目に見えて色が濃く、まさに着色の原因!という感じがしますね。

水分補給でよく口にしている人も多いのではないでしょうか?

これらは飲めば飲むほど歯に触れる回数も増え、気づかないうちに徐々に沈着汚れとして歯の黄ばみになっていく原因となります。

飲み物 着色性 酸性度(pH) 備考
コーヒー 約5.0 着色&酸によるエナメル質の軟化に注意
緑茶 約6.0 カテキンは抗菌作用ありだが着色の可能性も
豆乳 約6.5~7.0 イソフラボンによる着色に注意

色が薄くても油断できない着色リスク

  1. 豆乳

豆乳には大豆食品特有のイソフラボンというポリフェノールが含まれているため、歯に付着しやすい性質があります。

健康にいいし白色だから大丈夫と思って毎日飲んでいると、知らず知らずのうちに汚れがたまって気がついたら歯が黄ばんでいたということにもなりかねません。

同じ乳製品なら牛乳の方が豆乳よりも着色しにくいので、そちらの方がおすすめです。

酸性飲料は「着色補助」になってしまう

  1. 柑橘系の飲み物
  2. スポーツドリンク
  3. 炭酸飲料 など

これらの飲み物は着色補助食品に含まれます。

着色補助食品とは、単体で口にする分には着色しにくいですが、着色しやすい食品と一緒に食べることで歯への着色を強める食品のことをいいます。

着色補助食品を口にすると、口の中が酸性に傾きます。

酸には歯の表面のタンパク質を溶かす働きがあるため、ここで色の濃い食品と一緒に摂取すると着色がつきやすい状態になってしまいます。

着色しやすい食品については、こちらの記事でもお話ししていますので、ぜひご覧くださいませ。

黄ばみにくい飲み物は?おすすめの代替飲料

輪切りレモンを浮かべたレモン水が入っているグラスとレモンの画像

先ほどもお話ししましたが、この世界で歯に着色しない飲み物はお水だけになります。

とはいえ、お水が苦手な人ももちろんいますし、味や香りがある飲み物の方が飲みやすいという人もいますよね。

以下の飲み物はポリフェノールの一種であるタンニンが少ないため、歯が黄ばみにくい飲み物です。

麦茶・ルイボスティー・そば茶・ほうじ茶など

ルイボスティーやほうじ茶などは見た目の色は濃いですが、タンニンが少ないため意外と着色しにくいんです。

普段のお茶を帰るだけなので、明日からすぐに実践できますね!

ハーブティーやフレーバーウォーターも◎

あとはハーブティーもおすすめです。

ハーブティーには、カモミールティー、ミントティー、ローズヒップティーなどがあります。

カモミールティーはカフェインレスなため、寝る前の飲み物としてもぴったり。

ミントティーはスッキリと爽やかな味わいで、好みは分かれますが暑い夏でも飲みやすいです。

ローズヒップティーは見た目からして着色しそうな鮮やかな色をしていますが、実はタンニンがほとんど入っていない飲み物。

ビタミンCが豊富に含まれているので、風邪をひいたときや肌荒れが気になるときにもおすすめです。

飲み物による歯の黄ばみを防ぐ5つの対策

グラスに入ったオレンジ色の飲み物を飲む女性の画像

歯の黄ばみ防止のためにお水だけしか飲まない人生なんて楽しくないですよね。

とはいえ、できれば歯が黄ばむのは防ぎたい…

そんなあなたに、ここからは普段からできる歯の黄ばみ対策をお伝えしますね。

歯の黄ばみは日頃のケアの積み重ねで大きく変わります。

ぜひこの記事を読んだ今日から実践してみましょう!

①ストローを使って歯に飲み物が触れないようにする

ストローは飲み物の黄ばみ対策にとても有効です。

ストローを使うと、飲み物が歯に触れることなく喉を通すことができるため、歯に着色汚れがつきません

アイスコーヒーやジュース、コーラなど、色や酸が強い飲料を飲む場合は必ずストローを使って歯に直接触れさせないようにしましょう。

これだけでステイン付着リスクを7~8割カットできます。

最近はシリコン製やステンレス製のマイストローも人気。持ち運びしやすく、繰り返し使えるため経済的&エコです。

②飲んだ後はすぐに“リセットうがい”を!

飲み物を飲み終わったら、たっぷりのお水でブクブクうがいをするのがおすすめです。

ストローを使わずに飲み物を飲んだ場合、そのまま放置しておくと沈着汚れとなる可能性が高いです。

とくにコーヒーを飲んだあとにうがいをするとよく分かるのですが、ビックリするくらい水が茶色くなります!

他の飲み物でも同じく、それくらい着色の原因となるものが口の中に残っているという状態になるので、うがいはとても有効です。

たっぷりのお水を口に含んで30秒間のブクブクうがいを5〜6回ほど繰り返すようにしましょう。

③歯磨きは飲んで15分後がベストタイミング

飲んですぐの歯はpHが酸性に傾いており、歯ぐきを傷める可能性があります。

そこで、

  1. 飲み終わったらまずうがい
  2. 歯磨きは15〜30分後が理想

さらに、フッ素配合の歯磨き粉を使うことで、予防強化、口腔ケアにも繋がります。。

おすすめの歯磨き粉はこちら↓

ウェルテック ジェルコートF

ライオン チェックアップ スタンダード

実録インタビュー:飲み物で歯が黄ばんでしまったお客様の声

Kirattでは日々多くのお客様から「飲み物で歯が黄ばんでしまったかも」というご相談をいただいています。

今回は、実際にホワイトニングをご利用いただいた方に、体験談を伺いました。

20代女性・オフィス勤務:「毎朝のコーヒーが黄ばみの原因だったなんて…」

就職してから朝の目覚ましに毎日コーヒーを飲むようになったんです。

最初は気にならなかったんですけど、ある日ふと鏡を見たときに「あれ?なんか歯がくすんで見える…」って気づいて。

特に白いシャツを着たときに、余計に歯の色が気になってしまって。

写真を撮るのもちょっと抵抗が出てきて、笑顔に自信がなくなってきたんです。

歯科衛生士
山辺

コーヒーや紅茶など、ポリフェノールを含む飲み物はステインの原因になりやすいです。

特に朝は唾液の分泌が少なく、汚れが付きやすい時間帯。

ストローの使用や飲んだ後のうがいを習慣化することで、かなり防ぐことができますよ。

30代女性・フリーランス:「豆乳は体にいいと思ってたけど…」

健康志向で、毎朝豆乳を飲んでいたんです。

色も白いし着色のことなんて考えたこともなくて。

でも最近ホワイトニングを受けた際に『豆乳も着色の原因になりやすいですよ』って教えていただいて、本当に驚きました!

歯科衛生士
山辺

そうなんです!

豆乳にはイソフラボンというポリフェノールの一種が含まれており、歯に付着しやすい性質があります。

色が薄いからといって安心できません。

着色しにくい牛乳や麦茶などに切り替えるのも一つの方法ですね!

40代男性・営業職:「外回りの合間のスポーツドリンクが意外な落とし穴に」

外回りが多くて、夏場は特にスポーツドリンクを頻繁に飲んでました。

でもあるときから歯の色が黄ばんできたように感じて…。

まさか透明な飲み物が影響するとは思いませんでした。

歯科衛生士
山辺

スポーツドリンクなどの酸性の飲み物は、歯の表面を軟化させ、他の着色物の影響を受けやすくします。

色が薄くても『酸蝕』による影響は見逃せません。

こまめに水を挟んだり、飲み終わった後にうがいをすることで防げます。

黄ばんだ歯を白くする方法

市販のホワイトニング歯磨き粉歯磨き粉を使う

すでに歯が黄ばんでしまって気になる場合、なるべくならお金をおかけずに歯を白くしたいですよね。

そんなときに一度は試してみたいと思うのがホワイトニング歯磨き粉

ホワイトニング歯磨き粉と聞くと歯が白くなる歯磨き粉だと思う方がほとんどだと思いますが、日本で売られているものの場合、実はその正体はそうでもないんです。

というのも、まず歯を白くするには過酸化水素という成分が必須になります。

簡単に説明すると漂白剤ですね。

この過酸化水素が歯の沈着汚れを分解することによって、歯は白く美しい輝きをとり戻します。

しかし過酸化水素は、日本においては歯科医師でないと取り扱ってはならないと薬事法によって決められています。

そのため、日本のドラッグストアなどで売られているホワイトニング歯磨き粉には、歯そのものを白くする成分は含まれていないということになります。

とはいえ、全く効果がないというわけではありません。

普通の歯磨き粉よりも汚れを効果的に落とす成分が多く含まれているため、歯の表面についたステインやタバコのヤニなどの汚れを落とすには十分な効果を発揮してくれます。

それにより、人によっては使用後に歯が明るくなったという印象を受ける場合もあります。

日本においてのホワイトニング歯磨き粉は、歯を白くするというよりは、ホワイトニングで白くした歯を維持させるケア商品として使う方がしっくりくるのではないでしょうか。

ホワイトニング歯磨き粉についてはこちらの記事で詳しく説明してますので、ぜひ合わせてご覧ください。

歯のマニキュアは一時的対策におすすめ

歯のマニキュアをするという方法もありますが、こちらはあまりおすすめではありません。

もちろんイベント事があったり人と会う機会があったりして、その時だけ単発的に歯を白くしたいという方にはおすすめです。

ただ、歯が白い状態をキープしたいという方が歯のマニキュアを使うと、マニキュアが取れるたびに塗り直しをくり返す形になり、キリがなくなってしまいます。

また、歯のマニキュアは色ムラも出やすく、使ったあとはしっかり落とさないとそこに汚れがたまって逆に歯の黄ばみの原因になってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

ホワイトニングで根本から白くする

一番確実で安全な方法です。

ホワイトニングは歯そのものを白くすることができるため、見た目にも美しく理想的な白さを手に入れることができます。

最近では歯も身だしなみの一つとして重要視されるようになってきており、大変人気があります。

美容室やエステへ行く感覚で利用している人が非常に多いです。

「気になってるけど種類や受けられる場所も増えてきていて、どこでどのホワイトニングを受けたらいいのかわからない…」という人も多いのではないでしょうか。

そんな方には、Kirattのホワイトニングを強くおすすめいたします!

黄ばみが気になる方は、Kirattの「クリスタルホワイトニング」

Kirattでは、コーヒーや紅茶・ワインなどを日常的に飲む方や、「昔から黄ばみが気になる」というお客様に、《クリスタルホワイトニング》をおすすめしています。

この施術は、沈着したステイン汚れに特化したアプローチを採用。

歯の表面に蓄積した頑固な着色を、通常のセルフホワイトニングよりも短期間で透明感ある白さへ導くことができます。

またKirattの初回カウンセリングでは、日常の飲み物の種類・頻度・タイミングまで丁寧にヒアリングを実施。

例えば、

  • 朝は紅茶派?コーヒー派?
  • 食後に必ずお茶を飲む?
  • 炭酸やスポーツドリンクを習慣的に飲む?

など、お客様のライフスタイルに沿った黄ばみの原因分析と、それに対応するベストなホワイトニングプランを提案しています。

よくある質問

Q1.コーヒーは毎日飲んでいますが、やめないとホワイトニングの効果が落ちますか?

飲み続けても大丈夫ですが、歯の白さを維持するには「うがい」や「ストロー使用」などの習慣が大切です。

Kirattでは、生活習慣に合わせた継続ケアのアドバイスも行っています。

Q2. 水以外で黄ばみにくい飲み物はありますか?

麦茶・ルイボスティー・ほうじ茶などは着色成分(タンニン)が少ないため、比較的黄ばみにくいとされています。

Q3. 白くなった歯をキープするにはどうしたらいいですか?

歯磨きのタイミング、着色リスクの高い飲食後のうがい・ケア、そして月1〜2回の定期ホワイトニングで白さを保てます。

Kirattの「クリスタルホワイトニング」はそのメンテナンスにも最適です。

Q4. 黄ばみやすい食事や飲み物を完全に避ける必要はありますか?

完全に避ける必要はありません。

ポイントは「摂取後すぐの対策」と「日常的なケア」

Kirattではストレスなく白さを保てる方法を、お客様と一緒に考えていきます!

まとめ

毎日の飲み物が、知らず知らずのうちに歯の黄ばみの原因になっているかもしれません。

ですが、飲み方の工夫やちょっとした習慣の見直しだけでも、着色のリスクは大きく減らすことができます。

大切なのは「何を飲むか」よりも「どう飲むか」。

ストローの活用、うがい、定期的なケアなど、今日からできることを少しずつ取り入れていきましょう。

そして、黄ばみが気になってきたら、Kirattのクリスタルホワイトニングなど、専門的なケアも視野に入れると◎

笑ったときに自信が持てる口元を、あなたも手に入れてみませんか?

ブログ監修:山辺 彩香

石川県歯科衛生士専門学校卒業

フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

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