プルームテックで歯は黄ばみにくい?加熱式タバコの歯への影響を徹底解説

Kirattブログタイトル プルームテックで歯は黄ばまない?加熱式タバコの歯への影響

プルームテックで歯は黄ばまない?

アイコスやグローと比べるとニコチンの量が少ないって噂があるけど、それって本当?

同じ電子タバコでも何が違うのか知りたい!

今回の記事ではこれらの疑問にお答えします。

結論:プルームテックは歯が黄ばみにくい

結論から言いますと、プルームテックは、紙巻きタバコや他の加熱式タバコに比べて歯が黄ばみにくい特徴があります。

なぜなら歯を黄ばませる原因となるニコチンやタールがほとんど含まれていないからです。

ここからはタバコによって歯が黄ばむ原因や、本当にプルームテックが黄ばみにくいのか、詳しく説明していきますね。

なぜタバコで歯が黄ばむのか?

そもそもなぜタバコによって歯が黄ばむのでしょうか?

それは、先ほどお話ししたようにタバコの煙に含まれているニコチンタールが原因です。

タバコの煙には約4,000種類の化学物質が含まれていて、その中の約200種類が有害物質、さらにその中でも70種類以上が発ガン性物質であるといわれています。

ニコチンやタールは一酸化炭素と合わせて三代有害物質と呼ばれているものになります。

タバコは口にくわえて息を吸い込むことで肺に煙を送りこみ、それをまた吐き出すことをくり返して摂取しますよね。

つまり口呼吸で煙を循環させているわけですから、タバコに含まれる成分が前歯を通して体の中へ入ってきているということになります。

それによって結果として歯が黄ばむ原因になります。

ニコチン

ニコチンはネバネバとした粘着物質となって歯にまとわりつきます。

さらに歯茎の血行も悪くするため、歯茎そのものの色も悪くしてしまいます。

ニコチンはていねいな歯みがきで落とすことができますが、タールと結びつくと強力な着色汚れとなります。

タール

タールはもともと真っ黒な色をしており、これ自体が着色の原因になります。

タールは煙として出てきたときは液体ですが、何かに付着して時間が経つと固体になるという特徴があります。

そのため、歯にまとわりついたニコチンにタールが付着すると強力な着色汚れとして歯に沈着し、黄ばみとなってしまうわけです。

こうなってしまうと、もう普段の歯みがきだけでは落としきれない汚れになってしまいます。

タバコを吸う人の肺は黒いという話を聞いたことはありませんか?

肺が黒くなるのもこのタールが原因です。

紙巻き vs 加熱式 vs プルームテック

歯の黄ばみやすさは、喫煙スタイルによって大きく異なります。

ここでは、喫煙者に多い3タイプのタバコを詳しく比較します。

種類 加熱・燃焼方式 主な成分 ニコチン量 歯の黄ばみやすさ
紙巻きタバコ 燃焼(約800℃) ニコチン、一酸化炭素 高い 黄ばむ
加熱式(アイコス等) 高温加熱(約250〜350℃) ニコチン、一部有害成分 中〜高 やや黄ばむ
プルームテック 低温加熱(約40〜80℃) 微量ニコチン、リキッド蒸気 非常に少ない 黄ばみにくい

紙巻きタバコ

もっとも歯が黄ばみやすい喫煙スタイルです。

タールが歯にこびりつき、歯ブラシでも落とせない着色の原因に。

高温の煙が歯茎や粘膜を刺激し、歯周病や歯肉退縮のリスクも増えてしまいます。

加熱式タバコ(アイコス・グローなど)

タールの発生量は減るがゼロではありません。

温度が高くニコチン量もそこそこあるため、黄ばみのリスクは軽減されても残ってしまいます。

紙巻きよりはマシだが、歯のケアは必須と言えるでしょう。

プルームテック

タールの発生がほぼゼロ、ニコチンも極めて微量。

蒸気式で口腔内に対する刺激も少ないです。

ただし、無害ではないため過信は禁物です。

このように、歯への影響だけを比べると、プルームテックは最もリスクが低い加熱式タバコです。

ただし、喫煙習慣自体が歯や歯茎に悪影響を与える点は変わらないことを理解しておきましょう。

プルームテックはニコチン量が圧倒的に少ない

多くの加熱式タバコと比べて、プルームテックはニコチンの含有量が非常に少ないという大きな特徴があります。

これは歯の黄ばみに直結する重要なポイントです。

一般的に、ニコチンは歯の表面に粘着しやすく、着色の一因となる物質です。タールと結びつくことでさらに落としにくい汚れになります。

プルームテックはニコチン量を極限まで抑えた設計のため、歯の表面に残る成分が圧倒的に少なく、黄ばみが起こりにくいのです。

また、2023年時点で公開されている各加熱式タバコの成分比較でも、プルームテックが他製品(アイコス・グローなど)と比較して、最も少ないニコチン量であることが確認されています。

製品名 ニコチン量(mg)
紙巻きタバコ(平均) 約1.5〜2.0 mg
IQOS(アイコス) 約1.3〜1.5 mg
glo(グロー) 約1.0〜1.3 mg
Ploom TECH(プルームテック) 約0.03〜0.05 mg

出典:Beyond Vape Japan「プルームテックのニコチン量はアイコス・グローと比べて一番低い?」

この特徴から、「とにかく歯の着色を減らしたい」という喫煙者にとっては、プルームテックが最有力な選択肢となります。

ただしニコチン量が少ないという点で、吸ったときに物足りなさを感じる方は多いようです。

まとめ

紙タバコを勧められているが断っている女性の画像

上記のような理由から、プルームテックは歯を黄ばませる影響が少ない加熱式タバコといえます。

そのため、同じ加熱式タバコを吸うならアイコスよりもプルームテックの方がお勧めです。

とはいえ、紙タバコから切り替えたところで体への健康被害がなくなるわけではありません。

紙タバコより歯は黄ばみにくくなりますが、高温でも低音でも加熱したときに有害物質は一緒に発生してしまいます。

また、本体のお掃除などのメンテナンスを怠ることでも思わぬ有害物質が発生することにつながるため、一概に健康的であるとはいえません。

できることなら禁煙できるのが一番最善の方法ですが、どうしてもやめられず、歯の黄ばみは抑えつつニコチンは摂取したいという方は加熱式たばこを試してみるのもいいでしょう。

あくまでも、「紙タバコよりは有害物質が少ない」だけであって「健康に良い」わけではないので、そこは履き違えないようにしましょう。

それから補足になりますが、喫煙者の方は歯周病になりやすい傾向にあります。

口の中でも歯茎はとくに鈍感な組織と言われていて、初期症状がすごくわかりにくいです。

歯医者さんで診てもらった頃にはだいぶ進行が進んでしまっていることも少なくありません。

歯の色も気になるかもしれませんが、自分の歯茎がどす黒い色をしていないが、下がってきていないか、歯を磨いた時に出血していないか、少しでも気になることがあれば歯医者さんで検診を受けていただくことをお勧めします。

歯は生きている限り一生の付き合いになりますので、大切にしていきましょう。

ブログ監修:山辺 彩香

石川県歯科衛生士専門学校卒業

フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

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