投稿者: ライターさん用

  • 【口臭対策に!】口臭の原因になる食べ物・口臭を防ぐ食べ物を紹介

    【口臭対策に!】口臭の原因になる食べ物・口臭を防ぐ食べ物を紹介

    にんにくなど強いにおいの食べ物が口臭につながる事を知っている方は多いと思います。ですが、口臭を減らす食べ物があることはご存知でしょうか。

    食べ物によって口臭が強くなったり弱まったりすることがあります。

    今回は口臭の原因となる食べ物と口臭を減らす食べ物は、どんなものがあるのか分かりやすく解説していきます。食べるだけで簡単に口臭を減らしたり、さらに嬉しい栄養の効果も期待できるのでこれからの食事に取り入れて、健康的な体と口内環境を目指していきましょう。

    口臭の原因となる食べ物

    まずは、口臭の原因となる食べ物をまとめてみました。詳しく見ていきましょう。

    にんにく・ニラ・玉ねぎ・ネギ

    にんにく・ニラ・玉ねぎ・ネギには ”アリシン”という成分が含まれています。強いにおいをもつイオウ化物の一種で、アリシンは食品を切ったり、潰したり、加熱調理をすることによってアリインという物質が作られることでにおいを発します。

    そんな、においを発するアリシンですが、疲労回復や血糖値上昇を抑え、食欲を増進させるなど体にとってはいい栄養も含んだ食材です。

    口にするタイミングを調整することで、上手に摂取したい食べ物です。

    卵には硫黄成分が含まれています。この成分が分解されると硫黄ガスが発生します。硫黄成分は口臭の代表的な原因のひとつです。

    卵にはタンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルを含み、栄養豊富な食べ物です。人間の体で合成できないため、必ず食べ物から補給しなければならない必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。そのため、あまり多くの量を食べなければそこまで気にする必要はありません。

    キャベツ・小松菜・ブロッコリー

    キャベツ・小松菜・ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、”インドール”と呼ばれる成分を含んでいます。インドールは口の中に長時間あることによって発酵し、野菜の腐ったような臭いになってしまいます。

    そんな口臭の原因となるインドールですが、初期の発がん物質を抑制するといわれています。そのため、私たちの健康を守るためにも日常的に食べたい野菜になります。アブラナ科の野菜を食べた時は、食後に歯磨きなどのお口のケアをすることで、口臭の対策になります。

    納豆

    納豆には納豆菌が発酵する時に発生するアンモニア成分が口臭の原因となります。納豆を食べた後は、ガムを噛んで唾液を分泌させたり、歯を磨くことで、アンモニア成分を口から取り除けば口臭を防ぐことができます。

    口臭の原因成分を含む納豆ですが、良質なタンパク質を含み、高血圧予防のカリウムやカルシウム、便秘予防になる食物繊維や血液がサラサラになるナットウキナーゼなど、多くの成分を豊富に含んでいるため積極的に食べたい食べ物です。

    どうしても口臭が気になる場合は夜に納豆を食べるのがおすすめです。納豆にトリプトファンという質のよい睡眠になる成分が含まれているため、栄養と質の高い睡眠の両方の効果が期待できます。

    口臭の原因となる飲み物

    coffee

    口臭の原因となる飲み物はコーヒーとお酒になります。

    コーヒーに含まれるカフェインが利尿作用があるため、体内の水分が奪われ口の中が乾燥し、ドライマウスの状態になります。さらにカフェインには胃酸を分泌させる効果があり、コーヒーを飲みすぎることによって胃酸過多になってしまい、胃のにおいが上がってきて口臭の原因となる場合があります。

    そして、コーヒー同様にお酒も利尿作用があるため飲んだお酒の量より体内にある水分が多く排出されるため、口の中が乾燥しやすい状態になります。さらにお酒はアルコール臭があるため飲むほどに口臭が強くなります。

    そのため、お酒を飲む時やコーヒーを飲む前後はに水分を摂るようにして、コーヒーやお酒を飲んだ後はきちんと歯磨きをする習慣を心がけましょう。

    口臭を防ぐ食べ物

    口臭を防ぐ食べ物をまとめてみました。どれも普段の食事に取り入れやすい食材なので、お口のケアに取り入れてみましょう。

    りんご

    りんごにはポリフェノールと呼ばれる成分が含まれており、口臭予防に効果があるといわれています。そのため、にんにくなどのにおいの強い食べ物を食べた後に、りんごを食べると口臭が減少するとされています。さらには一般的な口臭や虫歯の原因となる歯垢の生成を抑制するため、口臭や歯を守るために積極的に食べたい食べ物です。

    りんごは皮に多くのポリフェノールが含まれているため、なるべく皮ごと食べると高い効果が期待できます。

    さらには、糖や脂質の代謝を抑制する働きもあるため、糖や脂質の摂りすぎを防ぐ嬉しい効果もあるため、日常的に食べるのがおすすめです。

    ごぼう・ガム

    ごぼうを始め、ある程度の硬さがある食べ物は、それだけ咀嚼する回数が増えるため、唾液の分泌が期待できます。現代ではファーストフードや洋食など柔らかい食べ物を食べる機会が増えているため、咀嚼回数が減りがちです。そのためある程度の食べごたえのある食材を料理に取り入れることで咀嚼回数を増やすことで唾液の分泌が増え、結果的に口臭予防にもつながります。

    そして、ガムも噛むことを目的としたものなので唾液の分泌にはぴったりのアイテムです。ですがキシリトール配合が少ないものだと糖をとってしまい虫歯につながるため、キシリトール100%のものがおすすめです。

    レモン・梅干し

    レモンや梅干しなど酸っぱい食べ物を食べたり、思い浮かべることによって簡単に唾液を分泌させる効果があります。

    パイナップル・キウイ

    パイナップルには口の中のタンパク質を分解する酵素が多く含まれているため、口臭の原因のひとつである舌苔(ぜったい)をキレイにする働きがあります。ただし、酵素は熱に弱いため缶詰などは口臭対策には向きません。

    ヨーグルト

    口臭の原因は悪玉菌といわれています。口の中にある食べかすや細菌が増えることで悪玉菌も増殖します。乳酸菌は悪玉菌を抑える働きがあるためヨーグルトを食べることで口臭対策になります。はちみつも抗菌作用があるので、ヨーグルトにはちみつを入れて一緒に食べればさらに口臭対策の効果が高まります。

    簡単にできる!口臭対策

    口臭予防には食後の歯磨きと唾液を増やすことが効果的です。唾液はじつは簡単に増やすことができます。ガムを噛んだり、梅干しを食べたり見るだけでも唾液が分泌して口臭予防になります。

    他には顎周辺に唾液を分泌させる唾液腺があるので、マッサージをすることでも唾液を増やすことができます。数分もあれば簡単にできますので、口臭が気になる時にぜひチャレンジしてみてください。

    下記に唾液の増やすマッサージ方法を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/breath-care-massage/”]

    まとめ

    口臭の原因となる食べ物と口臭を防ぐ食べ物について紹介しました。

    食べ物を口にするだけで口臭に結びつく食材は、においが強い分、様々な高い栄養素を含んでいるため、においが強いのを理由に食べるのを避けるのはよくありません。

    においが残りやすいにんにくなどのネギ科の食べ物は、人と会わない休日前に食べるなど食べるタイミングを調整したり、納豆などは口の中から成分を除去するだけで口臭成分がなくなるため、食後のお口のケアをすればあまり気にすることなく食べることができます。

    私たちの健康を長く継続していくためにも、今回紹介した食材と上手に付き合い健康と口臭対策を上手にバランスをとることが大切です。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • 生まれつき黄色い歯でも白い歯を手に入れる!歯の黄ばみの原因と対策

    生まれつき黄色い歯でも白い歯を手に入れる!歯の黄ばみの原因と対策


    自分の歯は生まれつき黄色い歯だから仕方ない……と諦めている方も多いかもしれません。でもそこまでがっかりすることはありません。人間の歯は本来真っ白の歯の色が普通ではなく、少し黄色いのが普通なのです。

    でも、黄ばんだ歯のままいるのは嫌だ!と考えている方も多いと思います。生まれつき歯が黄色い方でもホワイトニングすることは可能です。

    今回は歯が黄ばむ原因と対策について分かりやすく解説していきます。

    歯の黄ばみの原因

    なぜ、人の歯は黄ばんでしまうのでしょうか。まず、歯が黄ばむ原因について考えてみましょう。

    歯の黄ばむ原因は以下の4つになります。ここから1つずつ解説していきます。

    1. 本来歯が黄色っぽい
    2. 加齢によるもの
    3. 歯の磨き過ぎでエナメル質が薄くなっている
    4. 着色汚れ

    本来歯が黄色っぽい

    歯はエナメル質、象牙質、歯髄の3つの層に分かれています。

    最近は芸能人やアスリートなどテレビで目にする人は歯が白く、”歯が白い=普通”となっている傾向にありますが、本来、人間の歯は真っ白というわけではなく、黄色っぽい白色をしています。そのため、少し黄色っぽく見える歯は普通の色になります。

    歯の表面に見える白い部分がエナメル質と呼ばれる部分になります。そのエナメル質の内側にある象牙質は黄色や茶色をしています。日本人は欧米人に比べてエナメル質が薄い傾向にあり、内側の象牙質が見えることで歯が黄色っぽく見える原因となります。

    象牙質は遺伝の影響を受けやすいといわれています。そのため、人によって象牙質の色も異なります。そのため歯の色が元々黄色っぽい人は象牙質の遺伝の可能性があります。

    歯の色が遺伝だからといって諦めることはありません。遺伝の影響で黄色っぽい色の歯でもホワイトニングで白くすることは可能ですので、気になる方は歯医者やホワイトニングサロンに相談してみるといいでしょう。

    加齢によるもの

    エナメル質の表面は歯磨きや食べ物で摩耗します。さらに食事に時に酸性値が高い食べ物が付着すると、エナメル質が溶け出してしまいます。

    そのため、年齢を重ねると徐々にエナメル質の層が薄くなっていくとされています。そして年とともに象牙質の色が強くなることで、薄くなったエナメル質から象牙質が透けて見えてしまい、歯が黄ばんで見える結果になってしまいます。

    加齢による象牙質の色の変化は自分で対処するのは難しいため、加齢による歯の黄ばみが気になる場合はホワイトニングを検討してみるのがおすすめです。

    着色汚れ

    歯に着色することも歯が黄ばむ要因の一つになります。

    着色の汚れによる歯の黄ばみは大きく分けて2つの原因があります。

    1. 飲み物や食べものによる着色
    2. たばこによる着色

    飲み物や食べ物による着色

    私たちが普段何気なく口にしている飲み物や食べ物が歯の着色の原因だと知っていますか。例えば、プラスチック容器や弁当箱にケチャップが付着すると、洗剤で洗ってもなかなか落ちないですよね。

    それと同じように私たちの歯にも色が濃い飲み物や食べ物を口にする機会が多いと歯に着色しやすくなり、歯の黄ばむ原因となります。

    着色しやすい飲み物や食べ物について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/teeth-become-yellow/”]

    たばこによる着色

    たばこを吸う習慣がある人も歯が黄ばみやすくなります。

    たばこには様々な物質が含まれていますが、その中でもタールと呼ばれる物質が歯の黄ばみの原因になります。タールそのものが歯の黄ばみの原因となる場合もありますし、タールはネバネバしていて粘着力があるため、色の濃い食べ物や飲み物を歯に付着させてしまい、それが結果的に歯の着色につながってしまいます。タールが歯に定着すると歯磨きでは落とすことが難しくなります。

    そのため、タバコによる歯の黄ばみが気になる方は

    • こまめな歯磨き
    • 定期的な歯科医院でのクリーニング
    • 可能ならなるべくタバコを控えるか禁煙する

    上記の項目を実践するとタバコによる黄ばみを防ぐことができるでしょう。

    磨き過ぎでエナメル質が薄くなっている

    エナメル質は人間の体の中で一番硬く、骨よりも硬い組織です。

    そんな硬いのなら、多少の力を入れても大丈夫かと思ってしまうと思いますが、力任せに歯磨きをすることで、歯の表面は傷つきそこに汚れが付着しやすくなったり、エナメル質が削れてしまい、エナメル質の内側の象牙質がむき出しになってしまい、冷たいものなどの刺激で歯が痛くなる知覚過敏になってしまいます。

    そのため、正しい歯磨きを心がけて自分の大切なエナメル質を守ることが大切です。

    エナメル質とは?

    さて、この記事で何度も登場したエナメル質について少し解説していきます。

    エナメル質とは歯の表面を覆っている表面の層のことをいいます。大部分はミネラルで構成されており、人間の体の中で一番硬い組織になります。

    硬さを計る単位(モース硬度)ではダイヤモンドが10であることに対し、エナメル質は7とされています。人間の骨はモース硬度で4〜5なので、骨よりも硬いことが分かります。

    そんな私たちの体の中で一番硬いエナメル質ですが、生きた細胞を持たず、すり減ったりダメージを受けて失ってしまうと、二度と再生することができません。

    そのためエナメル質をなるべく傷つけず、失わないように大切に守っていくことが歯の健康を保つことになります。

    正しい歯の磨き方

    毎日当たり前のように歯を磨いていると思いますが、正しく歯は磨けていますか。ここでは歯磨きのコツを簡単にまとめましたので、当てはまっているかチェックしてみてください。

    正しい歯磨きのコツを簡単にまとめると

    1. 歯は1日2回以上は磨く。寝る前は特に念入りに
    2. 磨き残しが多い場所は念入りに。歯間ブラシも併用
    3. 軽い力で小刻みに磨く
    4. 自分で歯を磨く順番を決める
    5. 歯磨き粉の量も注意

    歯は1日2回以上磨き、寝る前は念入りに

    歯は1日2回以上は歯を磨くことを心がけましょう。特に寝る前は念入りに歯を磨くのがおすすめです。

    理由は寝ている間はどうしても唾液が少なくなりがちのため、細菌が増えやすいためです。

    磨き残しが多い箇所、歯間ブラシがおすすめ

    磨き残しが多いとされる箇所は歯と歯の間。歯と歯茎の境目、奥歯の噛み合わる歯の溝。

    この3箇所は特に意識的に鏡を見ながら意識して歯を磨くようにしましょう。そして歯間ブラシを使うと歯垢の除去率は上がります。歯ブラシだけだと全体の60%くらいの除去率ですが、歯間ブラシを使うことで80〜95%になります。そのため、虫歯予防や歯周病対策にも歯間ブラシは積極的に使うことをおすすめします。

    軽い力で小刻みに磨く

    歯ブラシを使う時は力の入れすぎにも注意が必要です。鏡で見た時に歯ブラシの毛先が広がっていたら力の入れすぎです。歯ブラシの毛先が広がっていない程度の力にとどめ、5〜10mmほどの幅を目安に小刻みに1本ずつ丁寧に磨きます。

    自分で磨く順番を決める

    そして自分で磨く順番を決めるのも効果的です。例えば右上の歯から順番に1本ずつ歯を磨くといったように磨き残しを少しでも減らすために、自分で今はこの歯を磨くと意識しながら1本ずつ丁寧に歯を磨いていきましょう。

    歯磨き粉の量も注意

    そして、歯磨き粉の量も大切です。特に研磨剤が含まれている歯磨き粉を多く使うと歯を削ってしまう可能性があります。歯磨きの毛先1/3〜1/2程度が望ましいです。

    歯ブラシ全体に歯磨き粉をつけるのはつけすぎになります。

    歯磨き粉は歯を爽快にするものが多く、たくさんの歯磨き粉をつけることで発泡し、歯を磨いたような気持ちになってしまい、結果的にきちんと歯を磨けていないことになるのを防ぐためです。

    歯磨き粉はできるだけフッ素が多く含まれたのを選ぶようにし、歯ブラシの後にはうがいは軽めにし、口の中に歯磨き粉のフッ素を残すようにすると、口の中に長くフッ素が留まりあなたの歯を守ってくれるでしょう。

    まとめ

    今回は歯の黄ばみについての原因と対策について解説しました。

    元々、歯は少し黄色っぽい状態は普通だということが分かりました。そのため、元々歯が黄色いと悩んでいる方ももしかしたら、その色は普通の色なのかもしれません。

    ですが、本来の色とはいえ美しい白い歯に憧れますよね。生まれつき歯が黄色い方もホワイトニングすることは可能です!Kirattには歯科衛生士が在籍しており、白い歯を手に入れるお手伝いをさせていただいております。

    何か気になる点があればお気軽にスタッフにご相談ください。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • 【子どもから口臭が!?】口臭の2つの原因と対策方法

    【子どもから口臭が!?】口臭の2つの原因と対策方法

    子どもからの口臭は、親にとって気になる問題ですが、その原因を理解し適切な対策をとることで、口臭を減らすことができます。

    最初にお伝えしておくと、まったく口臭がない人は存在しません

    ですので、神経質になりすぎはよくありませんが、子どもの健康やお口の中の状態を表しているのが口臭です。

    口臭が気になる場合には、その時の健康や口の状態をチェックする機会だと考え、原因を知っておくことで、早めに対策することができます。
    この記事では、子どもの口臭の2つの原因と、効果的な対策方法について解説します。子どもの健康や口腔の発達などにも繋がりますので、ぜひチェックしてみてください。

    子どもの口臭の2つの原因

    子どもの口臭の原因としては”口の中の原因””口以外の原因”に大別されます。

    1. 子どもの口の中が口臭の原因の場合

    1. セルフケアや歯磨きが不十分
    2. 口呼吸
    3. 扁桃炎などの病気
    4. 虫歯や歯肉炎
    5. 唾液の減少による口の中の乾燥

    セルフケアや歯磨きが不十分

    子どもは大人のようにうまく歯磨きができません。特に歯と歯が接している部分や奥歯などの磨きにくい場所は磨き残しが多くなり、虫歯の原因となります。

    口の中に磨き残しがあるために、口の中の食べかすが長時間残ったりするため、細菌が増え子どもの口臭と繋がっていきます。

    そのため、保護者が仕上げの歯磨きをしてあげることで磨き残しを軽減することができます。その際にも力を入れてしまうと歯茎を傷つけてしまう恐れがありますので、軽い力で小さな往復でブラシを動かし、毛先をほぼ移動させないように磨くのがコツです。

    小学高学年くらいになると自分でも歯磨きができるようになるため、高学年までは仕上げ歯磨きをしてあげることをおすすめします。

    口呼吸

    子どもが口呼吸になってしまう原因はいくつかあります。

    • 離乳食を食べさせる時期が早い
    • 口の周りの筋肉や舌の発育・発達のための食事がされていない。

    離乳食を食べさせる時期が生後5〜6ヶ月が目安ですが、それより早い時期に離乳食を与えることで口腔機能の発達が止まってしまう恐れがあります。

    その理由は離乳食を早くに食べるようになってしまうことで、それまで使っていた舌をあまり使わずに食事ができてしまうためです。

    離乳食が終わった後の子どもの口腔の発育や発達のためにはある程度の大きさと固さのある食事が大切です。

    子どもが成長してもハンバーグやオムライスなどといった、子どものが好きなメニューばかりを選んで食べると、柔らかい食べ物ばかりになるため、口腔機能の発達や発育が十分になされない可能性があります。

    口腔機能の発育や発達のために、前歯を使って噛み切ったり、よく噛む食事を取り入れましょう。

    噛むことをあまりしないまま成長すると、舌、顎、頬などの筋肉があまり発達せずに結果的に口呼吸の原因となってしまいます。そのためにも小さいうちからよく噛む習慣を身に着け、口腔機能を発達させましょう。

    扁桃炎などの病気

    扁桃腺にある小さな穴があり、そこに細菌やウィルスの死骸が溜まって固まってできた”膿栓”というものが、口臭の原因となる場合があります。

    膿栓は耳鼻咽喉科でも取り除いてもらえますが、うがいやくしゃみなどで自然に取れます。

    膿栓が子どもにできやすい原因は以下の3つがあげられます。

    • 口呼吸になっている
    • 風邪をひいている
    • アレルギーがある

    口呼吸になっていて口の中の乾燥により細菌が繁殖しやすくなっています。風邪をひいている場合も膿栓ができやすくなります。ウィルスと戦った白血球などの細菌のカスなどを、扁桃腺の小さな穴に溜め込むことで膿栓ができ、口臭へと繋がります。

    アレルギーで鼻水の症状がある時に、鼻の中に鼻水が入ってしまい、そこから細菌が増えてしまい、膿栓となり口臭になります。

    虫歯や歯肉炎

    大人に比べて子どもは虫歯になりやすいといわれています。

    その原因はきちんと歯を磨けていないのと、乳歯のエナメル質は永久歯の半分しかないため、穴が空きやすく虫歯が進行しやすいです。

    他には子どもの大好きなおやつをだらだら食べていることです。おやつを長い時間食べ続けていると、唾液による再石灰化や自浄作用が追いつかず、糖質がずっと口の中に残り、酸が長く出ている状態になります。

    同じ砂糖の量でもだらだら食べるほうが虫歯のリスクが上がります。おやつは時間と食べる量を決めて食べるようにしましょう。

    子どものエナメル質が永久歯の半分しかないため、歯医者でフッ素を歯に塗布してもらうことも有効です。フッ素と保護者の仕上げ歯磨き、そして定期的な歯の検診で子どもの歯の健康を守りましょう。

    唾液の減少による口の中の乾燥

    子どもの唾液が減少する人口が増えてきていますが、それにはいくつかの原因が考えられます。

    1. 子どもの緊張やストレスが増えた
    2. 柔らかいものばかり食べてあまり噛まずに食事をする

    現代の子どもは緊張やストレスをうける機会が増えてきて、自律神経が唾液の分泌に影響するため、緊張状態が続くと、交感神経が優位になり、口の中の唾液の量が減ってしまいます。

    そして、もう一つ考えられるのはあまり噛まなくなってきていることです。

    子どもが好きなメニューの代表的な食べ物といえばオムライスやハンバーグ、ラーメン、ファーストフードですが、どの食べ物もあまり噛まずに飲み込めてしまう食べ物ばかりです。

    そのためあまり噛むことなく食事ができてしまうため、咀嚼の回数が減り、それに伴い唾液の分泌量も減ってしまいます。

    食事の時は1口30回以上噛むのが理想的ですが、数えながら食べるのはなかなか難しい場合は、食べごたえのある食べ物を取り入れると自然と噛む回数が増えてきます。

    下記に噛む回数が増えやすい食べ物の一部をまとめました。食事の際に食べごたえのある食材を使うだけでも噛む回数は増えていきます。柔らかい食べ物の食事が多いなと思い当てはまる方は、噛む回数が多い食べ物を取り入れてみてください。

    food

    アーモンドやピーナッツなどのナッツ類は食事に関係なく、気軽に食べれるのでおやつ代わりに食べるのも良さそうですね。

    2. 子どもの口以外の口臭が原因の場合

    1. 風邪やアレルギーなどによる鼻詰まり
    2. 胃腸の不調

    風邪やアレルギー・副鼻腔炎

    子どもの口臭の原因で一番多いのは口呼吸であることです。

    風邪やアレルギーなどの鼻詰まりにより、鼻呼吸がしづらくなり無意識のうちに口呼吸になっている場合があります。その場合は早めに治療し、口呼吸が習慣になってしまう前に鼻呼吸に戻すことが大切です。

    胃腸の不調

    大人と同じで子どもも胃腸の調子が悪くなったり、消化器系の病気になることで口臭が気になる場合があります。その場合は体を休ませたり、内科や消化器内科の受診することで、消化器系の調子を整えましょう。

    子どもの口臭が気になった時の注意点

    今回取り上げた口臭の原因の他にも朝起きた時や空腹時に口臭がすることがありますが、この口臭は生理的口臭のため、人であれば誰でも少なからずもっている口臭のため、特に対策や治療の必要はありません。

    子どもの口臭が気になるといって、大人があまり神経質になるのはよくありません。過剰にプレッシャーを与えてしまい、子ども自身が自分は口が臭いんだと思ってしまう可能性があるためです。口臭恐怖症という症状がありますが、この場合はほとんどが人からから口臭を指摘されたのが原因とされています。

    自分の口臭を気にしすぎてしまう口臭恐怖症は子どもの頃に親から口臭の指摘を受けたことが引き金になることが多いともいわれています。口臭恐怖症になると、人と接するのが怖くなり対人関係にも大きな影響を与えてしまいます。

    口臭がまったくしない人間は存在しません。そのため大人も子どもも口臭に対してあまり神経質にならず、よく噛む習慣をつけて健康的な毎日を送り、口臭と適度にうまく付き合っていくことが大切になります。

    まとめ:口臭はあくまで体のバロメータと考え、あまり気にしすぎない事が大切!

    今回は子どもの口臭の原因や対策について紹介しました。

    子どもの口臭にはお口の中の環境や口腔機能の発達、そして健康状態が影響することが分かりました。

    子どもの歯磨きの磨き残しや、おやつの食べ方などはある程度保護者が管理することで解決できます。そして口臭対策は、自浄作用を持ち口の中を潤す唾液の存在が欠かせません。よく噛むことを意識して唾液の分泌を増やすことで口臭対策になります。

    子どもに直接口臭を指摘するのではなく、口腔機能の発達や磨き残しなどを大人である私たちがサポートすることで、さらに口腔環境を整えていくことを目指しましょう。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • 女性がドライマウスになりやすい?ドライマウスの原因と対策を解説!

    女性がドライマウスになりやすい?ドライマウスの原因と対策を解説!

    柔らかい食べ物を食べる機会が多いことや、コロナ禍でマスク生活を送る私たちにとって、現代はドライマウスになりやすい状況だと知っていますか。

    今回はそんな私たちがなりやすい状態の”ドライマウス”の原因や対策についてご紹介します。

    ドライマウスの原因を知ることで、ドライマウスにならない環境づくりをしていきましょう。

    ドライマウスとは

    ドライマウスは”口腔乾燥症”ともいわれ、心身的なストレスや緊張、薬の副作用、糖尿病などの病気など、様々な要因から唾液の分泌量が減ることによって、口の中が乾燥状態になることをいいます。

    唾液量が減ることで、口の中を殺菌したり自浄作用がある唾液の役割が果たせなくなり、口の中の細菌が増えることにより口臭・虫歯・歯周病の原因になります。

    1日の唾液の分泌量は正常な人で1リットルから1.5リットルほどといわれています。ですが、ドライマウスになると唾液量は半分以下になってしまいます。

    さらに食べ物や唾液が誤って気道に入ってしまう誤嚥(ごえん)を引き起こす場合もありますので、ドライマウスの症状がある場合は早めに対策をすることが重要です。

    ドライマウスの原因

    ドライマウスになる原因は下記の通りです。

    1. ストレスや緊張状態が続く
    2. 薬の副作用
    3. アルコールやタバコを日常的に好む
    4. やわかいものばかり食べている
    5. 口呼吸をしている

    ストレスや緊張状態が続く

    ストレス

    ストレスや緊張状態などの心因性のものは唾液に大きな影響を与えます。

    なぜ唾液に影響を与えやすいのかというと、唾液の分泌には自律神経が関わっているからです。

    ストレスや緊張状態のときに優位になる交感神経が働くと、口の中の水分量が減るため、口の中が乾燥し、タンパク質が多くネバネバした状態になります。

    逆に、リラックス状態の時に優位になる副交感神経が働くと、唾液量が増えるため口の中が潤い、タンパク質が少ないため口の中はサラサラした状態になります。

    ストレス社会の現代は、仕事・家事・育児・学業など様々なストレスがあるため、唾液の分泌量が減りドライマウスの状態の人が多く現代病ともいわれています。

    そのため、ドライマウスを改善するには、ストレスをうまくコントロールすることが大切になります。ストレスが溜まっていると感じた場合は、趣味に没頭したり、映画など非現実のこと体験をしたり、運動などストレスを発散できることは人によって違いますが、自分のストレスをうまく減らすことを探し、自分をリラックスさせる状態を知ることがとても大切です。

    どうしても自分の力ではストレスからのドライマウスが改善するのは難しい場合は、歯医者や心療内科を受診し、適切な治療を受けましょう。

    薬の副作用

    高血圧の薬や抗不安薬、睡眠薬、アレルギーの薬などには口の中が口渇する副作用をもつ薬があります。自己判断で薬の服用を中止せずに、どうしても薬による口の乾きが気になる場合には主治医の先生に相談しましょう。

    タバコやアルコール

    アルコール

    タバコに含まれるニコチンやタールは血管を収縮させ、唾液の分泌の働きを悪くさせます。

    そして、アルコールは飲んだアルコール以上の水分が尿となって体内から排出されるため、脱水症状になり唾液の分泌量も減ってしまいます。

    タバコを吸った後は水分をとるようにしたり、ガムや飴を食べて唾液を増やしましょう。そして飲酒する時はお水も一緒に飲むことで体からの脱水症状を避け、唾液があまり減らないように工夫することが大切です。

    やわらかいものばかり食べてあまり噛んでいない

    やわらかい食べ物

    現代はファーストフードや洋食など柔らかいものを食べることが増え、あまりしっかり噛まなくても食べれる食べ物が多く存在します。

    柔らかいものばかりを食べていると、強く噛む機会が減り唾液腺の機能が弱まり、唾液量が減少してしまいます。そのため、あまり柔らかい食べ物ばかり食べずに、食べごたえのある食べ物をしっかり噛むことで唾液を増やすことを意識しましょう。

    また食べ物をよく噛まないことや早食いも唾液が分泌されにくいため、こういった食べ方はよくありません。1口30回を目安に噛むことを意識して食べるようにすることで、唾液を増やすことができます。

    口呼吸をしている

    口呼吸になる原因は様々な要因があります。

    コロナ禍になってマスク生活が当たり前になったことで、マスクを着用する時間が長くなり、息苦しさから口呼吸になる人も増えています。そして、風邪やアレルギーなどにより鼻詰まりなどで口呼吸をしてしまう場合もあります。

    そのまま口呼吸でいると口臭や虫歯の原因になり、デメリットしかないため、口の周りの筋力を鍛えて鼻呼吸することを目指しましょう。

    口の筋力を鍛えるにはいろんな方法がありますが、一番お手軽にできる体操は”あいうべ体操”になります。

    順番にあいうべと言うだけなのでちょっとした時間にチャレンジできます。

    あいうべ体操のやり方は以下の記事に詳しく記載していますので、参考にしてみてください。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/nioidama/”]

    ドライマウスの症状

    ドライマウスは難病のシェーグレン症候群でも症状があらわれます。唾液が減少することで、口の中のネバつき、舌の痛み、口臭、乾いた食べ物を食べれないなどの症状がおきます。

    さらに唾液の減少により、唾液のもつ自浄作用や殺菌作用が減ってしまい、感染症にもかかりやすくなります。

    こういったことから、唾液は私たちの口の中を健康に保ち、虫歯や感染症などから守ってくれる頼もしい存在なのです。

    ドライマウス チェックリスト

    下記の症状に当てはまるかチェックしてみてください。

    当てはまるものが多いほどドライマウスの可能性があります。

    1. 口の乾燥が3ヶ月以上も続いてる。
    2. 口の中がネバネバする
    3. 口臭が気になる
    4. 歯磨きしているのに虫歯になる
    5. 口呼吸をよくしている
    6. ストレスが多い
    7. 乾いた食べ物が食べにくい、または飲み込みにくい
    8. 口や舌が乾燥して痛い

    いくつ当てはまりましたか?当てはまる項目が多い場合はドライマウスの傾向がありますので、唾液を増やすことを意識しましょう。

    ドライマウスの対策

    ドライマウスだった場合はどんな対策をすればいいのでしょうか。

    ここでは4つの対策を紹介します。

    • 噛みごたえのあるものを食事に取り入れてよく噛んで食べる
    • 鼻呼吸を心がける
    • 規則正しい生活をする(睡眠や休養をとる)
    • 喫煙やタバコはほどほどに控える

    ドライマウスの対策方法としては、原因の反対のことを意識することが大切です。特に鼻呼吸やよく噛むことで、唾液の分泌を増やすことがドライマウスの一番の対策になります。

    口の中を潤す役割の唾液はドライマウスを治すためには欠かせない存在です。生活に取り入れられそうなことからチャレンジしてみましょう。

    唾液の役割

    唾液は常に私たちの口の中を潤し、自浄作用・殺菌作用・粘膜保護・組織修復・再石灰・発がん予防など、口の中だけにとどまらず、体にとても大切な働きをしています。

    唾液は自律神経が大きく影響し、リラックスしたときに増えるため、唾液が減少した場合はストレス状態など自分の健康状態を知るバロメーターにもなります。

    なぜ女性にドライマウスが多いの?

    女性イメージ

    女性ホルモンのエストロゲンは唾液腺をコントロールする働きがありますが、エストロゲンが加齢により減ってしまい、唾液の減少に繋がっていることから、女性はドライマウスになりやすい傾向にあります。

    女性はドライマウスになりやすいということを知っておき、自分で唾液を増やすように意識することが大切です。

    唾液を増やす方法

    唾液は意外と簡単に増やすことができます。

    唾液はガムを噛んだり、梅干しを食べたり、梅干しを見たりするだけでも簡単に唾液を増やすことができます。

    食べる以外にも唾液マッサージをすることで簡単に唾液の分泌を増やすことができます。

    顔を触ってマッサージするだけでできるので、テレビや顔を洗った時など日常に簡単に取り入れることができます。唾液が減ってきて口が乾燥している、口臭が気になる場合はぜひマッサージをしてみましょう。

    唾液を増やすマッサージ法は以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/breath-care-massage/”]

    まとめ

    今回はドライマウスの原因と対策についてご紹介しました。

    普段あまり意識していない唾液の存在ですが、こうしてドライマウスの症状を見てみると、健康的な生活を送るうえで、楽しく食事をしたり、虫歯や細菌などから日々私たちを守ってくれる大事な存在です。

    最近、口が乾いてきたなと感じる方は、あまり放置せずにガムを噛んだり、唾液を増やすマッサージをして唾液を増やしてみましょう。

    そして口が乾燥気味で睡眠不足やストレスが溜まっていると感じる方は、体からの休息の合図なので、意識的に休む時間やリラックスできる環境で過ごしてみましょう。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • 電動ブラシにホワイトニング効果!?電動歯ブラシと手動歯ブラシ比較

    電動ブラシにホワイトニング効果!?電動歯ブラシと手動歯ブラシ比較

    みなさんは歯を磨く時は手動歯磨き派ですか?それとも電動歯ブラシ派ですか?

    最近は昔に比べ、電動歯ブラシの進化もあり使用している人が増えています。歯を磨くなら手動か電動のどちらのほうがいいのでしょうか。

    今回は手動と自動歯ブラシのそれぞれの特徴と使用するメリット・デメリットを分かりやすく解説していきます。

    電動歯ブラシの特徴

    電動歯ブラシの特徴

    電動歯ブラシは電力によって自動でヘッドが動く歯ブラシで、振動式・回転式・音波式・超音波式などがあります。

    ただ歯を磨くだけでなく、舌苔をケアできる舌ブラシを一緒につける商品も出てきており、最近では電動歯ブラシを使う人が増えてきています。

    最初は障害者の方に作られた電動歯ブラシですが、最近はかなり普及してきていて、安価で販売されているものから数万円の高級な電動歯ブラシまで登場しています。

    電動歯ブラシの種類

    電動歯ブラシは以下の4つの種類に分けられます。

    1. 振動式歯ブラシ
    2. 回転式歯ブラシ
    3. 音波歯ブラシ
    4. 超音波歯ブラシ

    それぞれの電動歯ブラシの特徴を簡単に表にまとめました。

    電動歯ブラシの特徴

    振動式歯ブラシ

    振動式歯ブラシはその名の通りヘッドの部分が振動することによって、歯を磨くことができる電動歯ブラシです。比較的安価でも手に入りやすいです。振動が優しいことから歯や歯茎への刺激を少なくしたい方におすすめです。

    回転式歯ブラシ

    回転式の電動歯ブラシはヘッドが丸い形をしていて、一本一本丁寧に磨きたい方向けの歯ブラシです。歯をしっかり磨いているのを強く実感でき、音波歯ブラシが苦手な人にもおすすめです。

    ただし、振動式歯ブラシより力強いため、歯茎に当てると歯茎を傷める可能性があります。そして回転して歯を磨くため、他の歯ブラシに比べて歯の隙間を磨くのが難しい歯ブラシです。

    音波歯ブラシ

    音波で歯の汚れを落とすため、毛先が触れていない部分2mmの範囲まで汚れを落とすことができる歯ブラシです。歯の矯正をしている方にもおすすめです。歯の汚れや歯垢をしっかり落としたい方向けの歯ブラシです。

    超音波歯ブラシ

    超音波歯ブラシは口の中の水分を振動させて歯を磨くことができる歯ブラシです。プラークや虫歯の原因となるミュータンス菌の温床などの除去する効果が期待できます。

    振動が細かいため、他の電動歯ブラシと違い手を動かして歯を磨く必要があります。ただし、手動の歯ブラシのように動かしてしまうと、超音波式の細かい振動で汚れを浮かび上がらせる効果が落ちてしまうので、止めて歯に当てたり、ゆっくり動かすように使用すると超音波の効果が期待できます。

    電動歯ブラシのメリット

    1. 口の中をキレイに清掃できる
    2. 疲れにくい
    3. 歯に均等に圧がかかる

    口の中をキレイに磨ける

    電動歯ブラシは人間には不可能な振動の速さで磨くため、手動の歯磨きよりもキレイに磨くことができるのは大きなメリットといえるでしょう。商品の中にはヘッドを変えると部分用ヘッドになるため、歯垢除去・歯茎・舌苔など自分の用途に応じた使い方ができるため、手動歯磨きより口の中をキレイに清掃することができます。

    疲れにくい

    電動歯ブラシは電力の力で歯を磨くため、手動歯磨きのようにすべて自分で手を動かさなくても、歯に当てるだけで磨くことができます。年齢に関係なく使えるため、電動歯ブラシを支えることさえできれば、簡単に歯磨きをすることができます。

    歯に均等に圧がかかる

    どうしても手動の歯磨きだと力が入ってしまったり、力の入れ方が均等にするのは難しいです。その分、電動歯ブラシなら、歯にそっと当てるだけでどの歯も均等に磨くことができます。手動歯磨きでつい力を入れて歯磨きをしてしまう人も、電動歯ブラシなら歯に当てることだけに意識すれば、力の入れすぎも予防でき、歯を傷つけずに磨くことが可能になります。

    電動歯ブラシのデメリット

    1. 充電や電池の交換が必要になる
    2. 磨き方によっては歯茎を傷つけてしまう
    3. ヘッドを交換したり、お手入れが必要
    4. 磨き残しが多くなりがち

    充電や電池の交換が必要になる

    電動歯ブラシや電力で動く歯ブラシのため、商品によって電池式か充電式かを選択して購入することになります。電池は交換する手間がかかりますし、充電式は充電していないと使用できません。

    あまりコストがかからず、手間がかからない充電式のほうが使用しやすいでしょう。充電式を使う場合は使用後に充電する習慣さえ身についてしまえば、普通の歯ブラシのように使うことができます。

    磨き方によっては歯茎を傷つけてしまう

    自分の歯や歯茎に合っていなかったり、普通の歯ブラシのように力を入れてゴシゴシ磨くことによって、かえって歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。

    商品によっては力が強くかかると赤いランプが点灯し、注意を促すものあります。電動歯ブラシを使う時に力を入れてしまうのが不安な方はこういった機能がついたものを選ぶのもおすすめです。

    ブラシを交換について

    電動ブラシのヘッドの交換時期は平均3ヶ月といわれています。これはあくまで目安になりますので、使い方によって多少の前後はあります。そのため、ヘッドブラシが開いてきたら交換するようにしましょう。

    商品によってはブラシの青色の部分が白色に変わったら交換時期というものもあるようです。

    詳しいブラシの交換時期は、購入した商品の説明書を参考にしてください。

    電動歯ブラシの使用後のお手入れ

    電動歯ブラシの使用後は水道水ですすぎ、ゴミなどを取り除き、風通しのよい場所に置き、細菌が繁殖しないようにしましょう。

    湿った環境だと細菌が増加するため、自宅ではブラシホルダーから出して保管し、どうしてもブラシホルダーを使う場合は小さな穴が空いたものを使うのがおすすめです。

    手動の歯ブラシも電動の歯ブラシも使用後は湿った環境のまま保管するのは避けるようにしましょう。

    磨き残しが多くなりがち

    電動歯ブラシは自動で振動するため、そのメリットを上手に使いこなせないと手磨きより磨き残しが増える場合があります。

    手磨き以上に振動を感じるため、十分磨いたという気持ちから磨き残しが発生しやすい傾向があります。

    そのため、一つ一つの歯を丁寧に磨くイメージを持ちながら歯を磨くことが大切になってきます。自分が上手く歯を磨けているか定期的な歯医者での検診で歯科衛生士さんにチェックしてもらうのもおすすめです。

    最近では磨き残しをアプリでチェックできるサービスがついた商品もあるようなので、磨き残しを確認したい方は磨き残しチェックできる機能がある電動歯ブラシがおすすめです。

    手動歯ブラシと電動歯ブラシの比較

    ここでは手動歯ブラシと電動歯ブラシの特徴などを比較してみました。

    歯ブラシの比較

    手動歯磨きも電動歯ブラシもメリットとデメリットがあるので、どちらか一方しか使わないのではなく、両方を併用していくのが一番ベストな歯磨きになると思います。

    電動歯ブラシの選び方

    電動歯ブラシの選び方を簡単に紹介します。

    1. 4つの電動歯ブラシの種類から選ぶ
      (振動式・回転式・音波・超音波)
    2. ブランドから選ぶ
    3. 予算から選ぶ
    4. 使いたい機能があるのか

    電動歯ブラシもいろんな種類がありますが、試してみないと自分に合ったものを判断するのはなかなか難しいです。振動が優しく扱いやすいものから、振動が強めの歯ブラシまであります。迷った時は振動が優しめであまり歯茎を傷つけないものを選ぶと安心ですね。

    手動の歯磨きがおすすめなのはこんな人

    • 料金を安く抑えたい
    • 歯がグラグラする
    • 歯茎が弱い
    • 振動があるのが苦手

    電動歯ブラシがおすすめなのはこんな人

    • 歯磨きが苦手
    • 時間がないため効率的に歯磨きしたい
    • 力を入れて歯磨きしてしまう
    • 身体的に歯磨きが難しい

    電動歯ブラシにホワイトニング機能?

    電動歯ブラシにはホワイトニング機能が搭載した商品もあります。ホワイトニング専用のブラシが付属していて、歯に付着したステインなどを除去しやすくなります。

    電動歯ブラシのホワイトニング機能を使えば、手磨きより美しい歯を維持することが期待できます。

    まとめ

    今回は手磨きと電動歯ブラシのメリット・デメリットについてそれぞれの特徴をご紹介しました。

    どちらも得意とする部分と苦手な部分があるため、どちらか片方しか使わないと決めるのではなく、両方使用して足りない部分を補うように使用するのが、一番理想的です。

    ですが、両方使うとなるとお金や手間がかかるという方もいると思います。今回紹介したそれぞれの特徴からどちらのほうがご自分が使いやすいかを選択していただけたらと思います。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • ホワイトニングは差し歯でもできるの?差し歯を白くする方法と黄ばむ原因

    ホワイトニングは差し歯でもできるの?差し歯を白くする方法と黄ばむ原因

    突然ですがあなたの歯に差し歯はありますか?差し歯がなくすべて自分の歯というのが理想ではありますが、虫歯などで歯を削ったりして被せ物など人口の歯を入れている人も多いかと思います。

    差し歯がある状態でホワイトニングはできるのでしょうか。

    この記事では差し歯がある人がホワイトニングをする場合に、どうしたら差し歯を白く出来るのかを分かりやすく解説します。

    差し歯があっても白く美しい歯を目指しましょう。

    ホワイトニングで差し歯は白くできるの?

    虫歯などで歯を削った時などに歯をカバーする被せ物を”差し歯”と呼んでいますが、他にもクラウンと呼ぶ場合もあります。

    歯医者やホワイトニングサロンで使われるホワイトニング剤は人口の歯のために作られてものではないため、差し歯そのものを白くすることはできません。

    ですが、差し歯の表面についた汚れであればクリーニングで落とすことができます。

    ただし差し歯の中に染み込んでしまった着色は落とすことが難しく、人口の歯も傷つきやすいため何度も研磨したりするのは避けるのが望ましいです。

    そのため日頃から着色しないように心がけることが大切です。

    歯の着色の原因

    歯に着色するのは様々な要因がありますが、加齢によるものや濃い色の食べ物や飲み物を口にすることで歯が黄ばんだり着色したりします。

    ここでは着色しやすい食べ物・飲み物について簡単に紹介します。

    着色しやすい食べ物は、

    ソース・ケチャップ・醤油・トマトソース・カレー・キムチ・チョコレートなど色の濃い食べ物は着色しやすいです。

    着色しやすい飲み物

    緑茶・紅茶・コーヒー・ウーロン茶・赤ワインなどになります。

    どちらも私たちが普段よく口にする食べ物ばかりであることが分かります。着色する食べ物を避けて食べるのはなかなか難しいため、着色しやすいものを食べた後のお口のケアを継続するのが大切になります。

    歯の着色を防ぐ方法

    歯の着色を防ぐ方法は以下の通りです。

    1. ストローを使う
    2. うがいをする
    3. ガムを噛む
    4. 30分してから歯を磨く

    色の濃い食べ物や飲み物を口にした時に毎回歯磨きをするのは、現実的になかなか難しいと思います。特に簡単にできる方法としては、色の濃い食べ物や飲み物を食べた後にお水を飲むことで、口の中の濃度を薄めることが出来るのでおすすめです。

    他には定期的に歯のクリーニングをすることで、歯の表面の汚れを落とすことができます。個人差がありますが、歯医者で歯科衛生士が専用の機械でクリーニングすることで、着色汚れが落ちて歯が明るくなったという方もいるようです。

    歯の健康の維持と歯の美しさもキープするためにも定期的な歯の検診やクリーニングは大切です。

    歯の着色する原因や食べ物や飲み物、着色を防ぐ方法など詳しくは以下の記事で詳しく紹介しています。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/teeth-become-yellow/”]

    差し歯を白くする方法

    先ほど差し歯そのものを白くできないと紹介しましたが、ホワイトニングをしたい場合、何か方法はあるのでしょうか。

    差し歯がある状態でもホワイトニングする方法は以下の2つがあげられます。

    1. ホワイトニング後に差し歯を入れ替える
    2. 差し歯の色に合わせてホワイトニングする

    ホワイトニング後に差し歯を入れ替える

    差し歯自体にはホワイトニングができないため、差し歯以外の歯を先にホワイトニングする方法です。先に自分の歯をホワイトニングすることで、その歯の白さに合わせて差し歯の色も調整し、差し歯自体を入れ替えるというものです。

    この方法は”ホワイトニング+差し歯の入れ替え”という2つが必要となりますが、今の差し歯の色より白くしたい場合におすすめの方法です。

    差し歯の色に合わせてホワイトニングする

    2つめの方法は、差し歯を入れ替えるのが面倒だったり、現在の差し歯の色で問題ない場合は、差し歯の色に合わせてホワイトニングする方法もあります。

    どちらの方法も歯の色を合わせてホワイトニングするため、最終的には歯の色が揃った状態になります。負担や手間を考えると差し歯に合わせるほうが一度の手間で終わりますが、差し歯の色が黄ばんでいたりする場合は差し歯を入れ替えることも検討してみるのもいいでしょう。

    差し歯が黄ばむ原因

    虫歯などの治療の際に差し歯にする場合、保険適用か自費にするかを自分で選択することができます。どちらもメリット・デメリットがありますので、自分が今後どちらを大切にしたいかによって選択が異なってきます。

    保険適用の差し歯の経年劣化

    保険適用の差し歯の場合は経年劣化で歯が黄ばむことがデメリットになります。

    保険適用の差し歯の場合、最大のメリットは保険が使えるため料金を安く抑えることができることです。ここでは簡単に保険適用のメリット・デメリットについて簡単に説明します。

    保険適用のメリット・デメリット

    保険適用の差し歯の場合、”レジン”という素材が使用されます。

    このレジンはプラスチック素材で、目には見えないくらいの小さな穴が無数にあいています。

    そのため、色の濃い食べ物や飲み物を口にすることで、色を吸収しやすい特性があります。

    さらに、レジンは材質の特性上、プラークがつきやすいです。

    そのため、虫歯に繋がる可能性もあります。

    そして、レジンの差し歯の場合、個人差はありますが、寿命は約7年といわれています。

    他にも歯と歯茎の境目が黒ずむこともあるようです。それは保険適用の差し歯の場合、内側は金属になっていることが多いですが、その金属が唾液などで年数が経過するとサビや腐食により黒ずむことが理由としてあげられます。

    もう一つの理由としては歯周病があげられます。歯周病の影響で歯茎がさがってくると金属部分が見えることにより影になってみえることもあります。

    歯の根元が黒いのは見た目にもあまり良くありません。そのため、黒ずみが気になってきた場合には金属を使わないものに変えたり、セラミックのものに変更したりする処置をすることで、黒ずみをなくすことができます。

    保険適用のレジン素材の差し歯の場合、黄ばみや黒ずみなどが何年か後に出てくると、再び歯科医院で処置をしてもらう可能性があるかもしれません。

    そのため、保険適用の差し歯にする場合は、デメリットもよく理解した上で、選択するようにしましょう。

    自費治療のセラミック

    自費で差し歯にする場合は自分の歯のような自然な白い美しい歯を手に入れることができる反面、一番のデメリットは料金です。

    1本あたり何万円もするため、かなり高額となってしまい料金面の負担が大きいことが最大のデメリットとなります。審美性を追求するならセラミックですが、奥歯など色が目立たない部分は保険にするという選択肢もありますが、先ほど説明したデメリットもあるため、最終的には自分がどの部分を重要視するかによります。

    セラミックのメリット・デメリットを上記に簡単にあげましたが、他にもセラミック素材の場合は金属を使わないため、金属アレルギーになりにくかったり、プラークがつきにくいことから二次虫歯になりづらいため、料金以外はセラミックのほうがメリットが多いように思います。

    セラミックだと耐久性にも優れており、定期的にメンテナンスすることで20年以上も使用することができます。そして、一番の魅力は自分の歯のように自然なことです。不自然さがまったくなく見た目を重視する方にはセラミックを利用することがおすすめです。

    まとめ

    今回は差し歯の人でもホワイトニングで白くする方法についてご紹介しました。

    私たちの歯は飲食をする限り飲み物や食べ物からの着色を避けることはなかなか難しいです。色の濃い飲み物や食べ物を食べないようにするのではなく、食べた後に口の中の濃度を薄めることを意識するだけで、着色汚れしにくくなるでしょう。

    何よりも大切なのは着色しにくいお口の環境づくりを継続していくことです。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。