投稿者: ライターさん用

  • 朝起きた時に口臭が気になるのはなぜ?寝起きの口臭の原因と対策

    朝起きた時に口臭が気になるのはなぜ?寝起きの口臭の原因と対策

    朝目覚めた時に、自分の口臭が気になったことはありませんか?おそらくほとんどの方が寝起きの口臭が気になったことがあるはずです。

    1日の時間帯によって口臭の強さは変化するものですが、特に寝起きが口臭が強い状態になります。

    この記事では寝起きの口臭が強くなる原因と、寝る前にできる口臭対策や、朝に寝起きの口臭を消す方法をご紹介します。

    朝起きたときに口臭がする原因

    口臭は生活習慣や食べ物、体調や時間帯でも変化するものですが、眠っている時は水分補給ができず、唾液の量も減ることから口の中が乾燥し、細菌が増え口臭が強くなりやすい状態にあります。

    そのため、誰しも朝の寝起きは1日の中で一番口臭が強いタイミングとなります。

    朝起きたときに口臭が強くなりやすい原因は以下のとおりです。

    1. 寝る前に歯を磨いていない
    2. 前日にたくさんお酒を飲んだ・寝酒をした
    3. 口を開けたまま眠っている
    4. 前日ににんにくなど臭いの強い食べ物を食べた

    寝る前に歯を磨いていない

    寝る前に歯を磨かずに眠ると夕食に食べたものが歯間や歯の表面などに付着した状態で長時間放置することになり、口の中の細菌が増加し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

    細菌が増えることで朝起きた時に口臭が強くなると考えられます。

    寝る前には歯を磨く時間を確保し、歯間ブラシやフロスを使い、歯の表面などの汚れを落としなるべく細菌が増えないように心がけましょう。

    しっかりと歯を磨くことで口臭を減らすことができます。

    前日にたくさんお酒を飲んだ・寝酒をした

    お酒のイメージ

    お酒を飲むと口臭が強くなるのは2つの理由があります。

    1. お酒を飲んだ分以上の水分が出てていってしまう。
    2. アルコールを分解するときにも水分が必要。

    飲んだ分以上の水分が出て行ってしまう

    お酒は飲み物なので一見口臭とは関係がなさそうに思う方もいるかもしれません。

    アルコールには利尿作用があるため、お酒を飲んだ分以上に尿として水分が出て行ってしまいます。

    特にビールは利尿作用が強く1リットルのビールを飲むと1.5リットル分の水分を失うともいわれています。飲んだ量よりも多くの水分が体から失うため、脱水症状になりやすいことが分かります。

    アルコールを分解するときに水分が必要となるため

    アルコールを摂取すると、アルコールがアセトアルデヒドは体内で酢酸に分解され、さらに二酸化炭素と水になり、尿や汗、呼気等になって排出されます。

    その分解過程で必要となる酵素の働きに、水分が必要となり、体から水分を失いやすくなります。

    以上の2つの理由からアルコールは脱水症状になるため、口の中が乾きやすくなり、口の中の細菌が増えることから口臭の原因になります。

    口を開けたまま眠っている

    口を開けたまま眠っている人は口呼吸の可能性があります。口呼吸の場合は長時間口を開けているため常に口が乾燥状態になり、細菌が増えるために口臭の原因となります。

    ここでは簡単に口呼吸による体へのデメリットを紹介します。

    1. 口臭が強くなる
    2. 口の中が乾燥することにより、虫歯や歯周病のリスクが高まる
    3. 風邪をひきやすい
    4. 歯並びが悪くなる
    5. 慢性疲労

    最近はマスクをする生活が当たり前になってきたことから、口の筋肉の低下などが影響し、口呼吸の人が増えてきています。

    一番簡単にできる対策としては、寝る時に口にマウステープを貼って寝ることです。

    マウステープを使うことで自然と鼻呼吸へと促され、いびきや口臭、疲れが取れやすくなるなど、体にとってもメリットが多いため、寝る時に口を開けている人は取り入れてみましょう。

    マウステープはドラッグストアや100円均一ショップなどで簡単に購入することができます。

    そして、口の周りの筋力が弱っている場合には”あいうべ体操”がおすすめです。

    口の周りの筋肉や舌の筋肉を鍛えることによって、上あごに舌がくっつくようになるため、鼻呼吸になり、いびき対策にもなります。

    あいうべ体操については以下の記事で詳しく解説しています。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/nioidama/”]

    前日ににんにくなどの臭いの強い食べ物を食べた

    にんにくは”アリシン”という成分を持っており、にんにくを切ったり炒めたりすることで、にんにくの組織が破壊され、におい成分のアリシンが生成されます。

    にんにくの中の成分には食べて数時間後に呼気から消える成分と、体の中に長く留まる傾向がある成分があります。アリシンは体の中に吸収され、汗や肺から息として排出されます。

    他にもニラ・ネギ・玉ねぎにもアリシンが含まれており、同じく口臭としてにおいが残る場合があります。

    ニオイ成分を含むアリシンですが、疲労回復・抗菌作用・血糖値の上昇を抑えるなど、体にとってメリットがある食べ物となります。

    体にもいい作用がある食べ物ですので、まったく口にしないというわけではなく、人と会う前日や直前には避けるなど、食べるタイミングを調整することで口臭対策になります。

    寝る前にできる朝の口臭を減らす方法

    歯磨き
    1. 寝る前にしっかりと歯を磨く
    2. 舌ブラシを使う
    3. 寝る前にコップ1杯の水を飲む

    寝る前にしっかりと歯を磨く

    口臭対策としてベストの歯磨きのタイミングは寝る前と起床した直後です。特に寝る前の歯磨きは口臭予防以外にも虫歯や歯周病対策になります。

    就寝中は口を動かすことがないため殺菌作用や自浄作用がある唾液の分泌が極端に少なくなります。唾液が減ることで口の中が乾燥し、虫歯や歯周病の菌も増えやすくなります。

    そのため、寝る前になるべく丁寧な歯磨きをすることによって口の中で増加する細菌を減らすことを目指しましょう。

    舌ブラシを使う

    舌についた白っぽいものを舌苔(ぜったい)と言います。この舌苔が口臭の6割を占めるとも言われています。舌苔は舌に含まれている食べかすや剥がれ落ちた細菌をエサに増加します。そのため、薄っすら白く舌苔が付いているくらいは問題ありませんが、舌苔が厚く舌に付着している場合だと口臭の原因となります。

    舌は大変傷つきやすいので、舌苔のケアをする時は優しく取り除くようにしましょう。そして、一度に無理に取ろうとしないことが大切です。

    舌のケアをしすぎると舌が傷つき、炎症を起こしたり、余計に口臭が発生してしまう恐れがありますので、舌ブラシは1日1回までにとどめておきましょう。

    寝る前にコップ1杯の水を飲む

    就寝中は水分を摂ることができないため、誰でも口の中は乾燥します。そのため寝る前にコップ1杯の水を飲むことで、口の中の乾燥を少しでも減らすようにしましょう。

    朝に寝起きの口臭を消す方法

    1. しっかりと歯を磨く
    2. マウスウォッシュで口をゆすぐ
    3. 朝食を食べる

    しっかりと歯を磨く

    歯磨き

    寝る前と同様、朝起きた時に歯をしっかりと磨くことは効果的です。特に起きたらすぐに歯を磨くのがおすすめです。おすすめの理由としては眠っている間に口の中に細菌が増えている状態のため、そのまま水を飲んだり、食事をしてしまうと細菌を体の中に入れてしまうことになるからです。

    口腔内で増えた細菌を体に入れると肌荒れ・便秘・口内炎・風邪などひきやすくなったりと、体に悪影響を及ぼすため、朝目覚めたら歯を磨く習慣を意識していきましょう。

    マウスウォッシュで口をゆすぐ

    マウスウォッシュ

    マウスウォッシュも口臭予防にはおすすめのアイテムです。

    ただし、刺激の強いマウスウォッシュは逆効果になってしまうので注意してください。

    できるだけアルコールを使っていないマウスウォッシュを選ぶようにしましょう。アルコールが含まれていることによって口の中が乾燥しやすくなるためです。

    マウスウォッシュの持続時間は商品によって多少差があるようです。

    虫歯や舌苔、歯周病が原因の場合はマウスウォッシュでは口臭の根本的な対策にならない場合があります。

    そのためマウスウォッシュは歯磨きなどの補助的な役割と捉え、歯磨きによる虫歯や歯周病、舌苔など普段のお口のケアが何より大切となります。

    朝食とりんごを食べる

    朝食

    3食のうちで一番重要なのは朝食です。朝しっかりと噛むことで脳に刺激がいき、自律神経が活性化され、質のいい唾液が分泌され午前中に起きやすい生理的口臭を防ぐことができます。

    朝食を食べる時に1口30回をめどに、よく噛んで唾液を増やしましょう。

    りんごにはにんにくに含まれるアリシンに反応し口臭を抑えたり、口臭の一般的な物質の発生なども抑えたり、歯垢を取り除く働きがあることから、りんごを食べることで口臭予防に繋がります。

    メリットだらけのりんごをぜひ朝食に取り入れてみましょう。

    まとめ:誰にでも朝起きたときは口臭はあるため、気にしすぎない事が大切

    朝起きた時の口臭の原因と対策についてご紹介しました。

    寝起きや空腹時や緊張時などは生理的口臭と呼ばれるもので、人間なら誰しも寝起きの口臭はあるものです。寝起きの口臭が全くない人は存在しません。そのため、あまり神経質にならずに普段のお口のケアを継続していくことが何より大切となります。

    口臭の対策には日々の丁寧な歯磨きや舌のケア、そして唾液の分泌を増やすことを心がけましょう。

    そして、口臭は生活習慣やストレスなども影響します。そのため健康的な食生活やしっかりとした睡眠など規則正しい生活が口臭対策になります。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • 喉から口臭が!? 臭い玉の原因と予防方法

    喉から口臭が!? 臭い玉の原因と予防方法


    喉から発生する口臭があることを知っていますか?

    喉から発生する口臭として”臭い玉”というものが原因になる場合があります。この記事ではその臭い玉の原因や効果的な予防方法について解説していきます。

    臭い玉が形成されやすい人の特徴や臭い玉を取る方法なども合わせて紹介します。

    自信を持って笑顔を振りまくために、口臭の悩みをスッキリ解消しましょう。

    臭い玉とは何か?

    あまり聞き慣れない”臭い玉”とは一体どんなものなのでしょうか。

    「臭い玉」とは喉の奥の両側に扁桃腺というリンパ腺がありますが、その表面に陰窩(いんか)と呼ばれる多数の小さなくぼみがあり、その表面に出来た白い塊がいくつもたまったものを指します。

    臭い玉は決して病気ではありません。飲み込んだとしても体に害はありません。

    臭い玉は免疫物質が細菌やウィルスと戦った証拠でもありますが、臭い玉には硫化水素やスカトールと呼ばれる悪臭成分が含まれているため、つぶれると強烈な悪臭がします。

    感染症のあとや扁桃炎のあとには大量に臭い玉が作られるため、臭いが強烈になり口臭にも影響が出る場合があります。

    臭い玉の役割とは?

    扁桃腺は喉の奥にあるリンパ組織で、体内に侵入しようとする細菌やウィルスを防ぐ役割をしていることは皆さんご存知かと思います。

    その扁桃腺にある多数の小さなくぼみが、陰窩(いんか)と呼ばれ、陰窩が口から入った細菌やウィルスと取り込む働きをしています。そのため、陰窩も扁桃腺同様に、体の中に細菌やウィルスが入り込まない役割を持っていますが、逆に細菌が溜まって化膿巣を作りやすい側面も持っています。

    こんな人が臭い玉が出来やすい

    どんな人が臭い玉ができやすいのでしょうか。臭い玉が出来やすい人の特徴をあげてみました。

    1. お口の中の環境が悪い人
    2. 鼻炎のある人
    3. 扁桃炎になりやすい人
    4. 唾液の少ない人・口呼吸の人

    1つずつ原因を見ていきましょう。

    お口の中の環境が悪い人

    歯磨きが不十分だったり、歯垢や食べ物が口の中に残っていることで細菌が増え、臭い玉ができやすい環境になってしまいます。臭い玉の形成を防ぐにはお口の中の環境を整えることが大切です。

    鼻炎のある人

    鼻炎がある人も臭い玉ができやすいとされています。鼻炎の薬の副作用で口の中が乾燥しやすい状態になり、臭い玉が形成されやすいです。鼻炎の症状をお持ちの方は水分補給を意識してみるといいでしょう。

    扁桃炎になりやすい人

    扁桃炎になりやすい人や喉が弱い人も臭い玉ができやすいといわれています。喉に炎症が起きることで免疫細胞が活発になり、免疫細胞や細菌の死骸がたまり臭い玉ができやすくなります。

    唾液の少ない人・口呼吸の人

    唾液の少ない人や口呼吸の習慣がある人も臭い玉が出来やすいです。こまめに水分補給をしたり、食べ物をよく噛んで食べることなどで唾液の分泌を増やし、口呼吸の人は鼻で呼吸するように意識してみましょう。

    なお、唾液は他にもガムや飴、マッサージなどでも簡単に増やすことができます。

    唾液を増やすマッサージを詳しく解説した記事がありますので、参考にしてみてください。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/breath-care-massage/”]

    臭い玉を自分で取る?

    臭い玉自分でも取れる?

    自分で臭い玉を取る方法についても紹介しておきます。

    1. 綿棒を使って取る
    2. 水圧を当てる

    綿棒を使って取る

    喉の手前にある臭い玉であれば綿棒で取れる場合もあります。

    優しく押し出すことで簡単に取れる場合もありますが、逆に奥に押し出してしまい取りにくくなる可能性もあります。

    綿棒で扁桃腺を傷つけてしまう場合があるため、自分で綿棒を使って取るのはあまりおすすめしません。

    水圧を当てる

    シャワーやウォーターピックで水圧を当てて臭い玉を取る方法もあります。

    なかなか喉を見ながら行うのは難しいと思いますので、水圧を当てて臭い玉を取るよりうがいをする事をおすすめします。

    目で見える臭い玉は自分で取れる可能性があります。しかし、無理に取ろうとすると扁桃腺を傷つけてしまう恐れがありますので、自分で臭い玉を取るのは控えるのが良さそうです。

    どうしても気になる場合は耳鼻咽喉科でも処置をしてもらえるので、耳鼻咽喉科の先生に取ってもらいましょう。

    臭い玉は本来病気ではないため、無理に取る必要はありません。気長に自然に取れるのを待つのがいいでしょう。

    臭い玉を安全に取る方法

    先ほど、自分で取るのはよくないと説明しました。ですが、喉を傷つけずに取る方法がありますので、ここでは臭い玉が取れる方法を3つご紹介します。

    1. うがいをする
    2. 意識的に鼻呼吸にする
    3. 食事の時によく噛んで食べる
    4. 耳鼻咽喉科で取る

    うがいをする

    水でうがいするのもいいですが、炎症や風邪で喉が腫れているときにはうがい薬を利用するのも有効です。うがい薬の殺菌効果で口臭や、喉の炎症にも効果があります。

    そして、水でうがいをするときには「あー」と声に出しながらうがいをすると臭い玉が取れやすくなります。

    意識的に鼻呼吸をする

    普段、口呼吸をしている人は要注意です。口呼吸には多くのデメリットが潜んでいるのをご存知でしょうか。

    <口呼吸をするデメリット>

    1. 風邪をひきやすくなる
    2. 虫歯や歯周病になりやすい
    3. 顔がたるんでしまう
    4. アレルギーになりやすい

    以上のことからも、多くのデメリットがあるため口呼吸を普段からしている人は、少しずつ鼻呼吸に戻すようにしてみましょう。

    鼻呼吸に戻すためには、寝る前にドラッグストアなどに売っている”鼻呼吸テープ”も有効です。口にテープを貼って寝ることで、自然と口呼吸をして眠れるようにする便利なグッズです。

    他にも鼻呼吸に変えるためには口の周りの筋肉を鍛えるのも効果があります。あいうべ体操などを取り入れるといいでしょう。

    <口呼吸をしている人の特徴>

    • 無意識のうちに口が半開きになっている
    • 歯並びが悪い
    • いびきや歯ぎしりをする
    • 唇が乾燥する
    • 朝起きたときに喉が痛い
    あいうべ体操

    【あいうべ体操のやり方】 

    毎食後、食事のあとに10回を1セットとし、1日3セットを目指しましょう。(1日30回を目標)

    声は出しても出さなくても効果は変わりません。

    あいうべ体操を地道に継続すると口の周りの筋肉や舌が鍛えられ、鼻呼吸に変えることが期待できます。さらにこの体操に取り組むことで、顔のたるみやしわの改善、脳の血流をアップなど多くのメリットがあります。

    口臭予防だけでなく、美容効果も高いのでぜひチャレンジしてみてください。

    食事の時によく噛んで食べる

    食事の時に1口30回以上を目標に噛んで食べましょう。よく噛んで食べることにより、口の中の自浄作用がある唾液増えてがお口の中をキレイにする効果が期待できます。

    さらに唾液を増やすことで口臭予防にも効果があります。

    耳鼻咽喉科で取る

    臭い玉は病気ではありませんが、口臭に結びつくから確実に除去したい!と考える方には耳鼻咽喉科に相談してみましょう。

    専用の機器で臭い玉を洗い流したり、吸引したりする方法が用いられます。さらに医師に相談することによって臭い玉が起きる原因や、自分が臭い玉が形成されやすいかの相談もできるので、臭い玉に悩んでいる方には一番おすすめの方法です。

    まとめ

    今回は喉からの口臭の”臭い玉”にスポットを当ててご紹介しました。

    臭い玉が出来やすい人や臭い玉を取る方法を解説しましたが、どれも特別な方法ではなく簡単に日常生活に取り入れられるものばかりです。

    口の中を健康的に保ち、唾液の分泌や口呼吸の改善が大切だということが分かりました。特に口呼吸はデメリットばかりでメリットがないので、口呼吸が習慣となっている方はぜひ鼻呼吸に変えるために”あいうべ体操”にチャレンジしてみてください。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • ホワイトニング前に知っておきたい!歯が黄ばむ食べ物・飲み物

    ホワイトニング前に知っておきたい!歯が黄ばむ食べ物・飲み物

    白く輝く歯を手に入れるためには、食事や飲み物にも注意が必要です。歯が黄ばむ原因となる食べ物や飲み物は意外にも多く、その影響は大きいものがあります。この記事では、歯の美白を望むなら避けたい、歯が黄ばむ食べ物や飲み物について紹介し、着色するものを口にした後の対処方法もお伝えします。

    歯の色が変わる原因

    歯は見た目の印象に大きく影響します。誰しも美しく白い歯に憧れますが、なぜ歯は黄ばんでしまうのでしょうか?ここでは歯の色が変わってしまう原因について簡単に解説します。

    歯の色が変わる原因として以下のことが考えられます。

    1. 加齢による歯の色の変化
    2. 歯髄の影響
    3. 食べ物と飲み物の影響

    1. 加齢による歯の色の変化

    歯が黄色くなる原因のひとつに加齢があげられます。

    エナメル質は半透明で、年齢を重ねるうちに薄くなっていくことが原因のひとつです。エナメル質の内側にある象牙質は年齢とともに少しずつ厚みを増し、象牙質を覆っているエナメル質から透けて見えることが原因とされています。

    象牙質も年々茶色っぽく変化していくことから、エナメル質から象牙質が透けて見えるために歯の色が変化するとされています。

    加齢による歯の色の変化にはホワイトニングが効果的です。

    加齢による黄ばみについては以下の記事で詳しく解説しています。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/tooth-yellowing/”]

    2. 歯髄の影響

    歯の色が変わる原因の一つとして歯髄の影響も考えられます。

    歯髄とは象牙質の内側にあり、血管や神経、リンパ管を含んだ組織です。歯髄の外側にある象牙質を作ったり、象牙質にある象牙細管を通じて栄養などを運んだりする役割があります。

    虫歯などの細菌などが歯髄内に入り込むと、細菌をやっつけるためにリンパ球などを働かせるために血液量が増加します。歯の根元の歯髄の血管は細く、歯に流入する血液より流出する血液量が多いと歯髄は壊死してしまいます。死んだ組織が褐色に変わり、歯の色を変えてしまうことがあります。

    神経の治療をしたときも細管内に血液の成分が入り込んでしまうことで変色の原因となる場合があります。

    歯髄の健康状態が悪いとエナメル質に変色の影響を与えることがあるため、定期的な歯科医師による検診や適切な治療を受けることが大切です。

    3. 食べ物と飲み物の影響

    私たちが毎日何気なく食べるものや飲み物も歯の色を変える原因となります。ここでは、どんな食べ物や飲み物が歯の着色に影響するのかを考えていきましょう。

    歯に着色する食べ物

    歯の着色汚れには、歯を覆っている”ペクリン”という薄い膜が関係しています。

    ペクリンは歯のエナメル質を保護したり、歯の再石灰化を促す働きを持っていますが、細菌や食べかす、食品の色素を付着させる働きもあります。

    そのため、ペクリンにステインがつくことで歯に着色してしまいます。

    歯の着色を促す食べ物には以下の2つの原因があります。

    • 色の濃い食べ物
    • 酸性度の高い食べ物

    歯に着色する食べ物は色の濃い食べ物が歯に着色しやすく、さらに酸性度が高いものは着色を促す原因となります。

    色の濃い調味料

    ソース・ケチャップ・醤油・トマトソース

    色の濃い食べ物

    カレー・キムチ・ビーツ、色鮮やかな飴、ガム、かき氷など。

    他にもチェリー、ブルーベリーなど色の濃いベリー系の果物も着色しやすい食べ物です。

    色鮮やかな飴やかき氷などを食べた後に舌に色がついてしまった経験があると思いますが、舌に色がついてしまうように歯にも着色してしまいます。

    歯に着色する飲み物

    歯に着色しやすい飲みの物は以下のものがあげられます。

    歯に着色しやすい飲み物

    1. 緑茶・紅茶・ウーロン茶

    普段、お茶や紅茶の入ったマグカップなどに茶渋がつくことがありますよね。食器に茶渋がつくように歯にも同じように着色します。

    緑茶・紅茶・ウーロン茶にはポリフェノール(タンニン)が含まれており、その成分が着色を促すため、選ぶ時にポリフェノールが少ないもの選ぶといいでしょう。

    2. コーヒー・赤ワイン

    コーヒーの色そのものが歯につくわけではなく、コーヒーや赤ワインに含まれるポリフェノールという成分が着色の原因となります。

    ポリフェールの歯の表面の薄い膜のペクリンが結合することにより、歯に色素沈着(ステイン)してしまいます。このステインが増えることで歯は黄色くなっていきます。

    ペクリンとポリフェノールは歯の内側に染み込むため、普通の歯磨きでは落とすのは難しいです。

    赤ワインにもコーヒーと同じく、ポリフェノールが含まれており、コーヒーと同じような着色する可能性があります。

    コーヒーや赤ワインなどよく摂取する方は、歯の着色が起こりやすいです。歯の黄ばみが気になる方はホワイトニングで着色汚れを落とすことを検討してみましょう。

    酸性度の高い食べ物

    つぎに酸性度の高い食べ物は以下のとおりです。

    1. お酢
    2. スポーツドリンク
    3. 炭酸飲料
    4. 白ワイン
    5. 柑橘系のフルーツ
    6. レモン汁

    酸性系の食べ物は体にいいとされていますが、歯にとってはちょっと厄介なものです。酸性が高い食べ物は歯のエナメル質を溶かしてしまい、歯の表面下の象牙質が見えてしまい、歯が黄色く見えてしまいます。

    そして意外なのが白ワインです。じつは白ワインは赤ワインよりも酸性度が高くグレープフルーツと同じくらい酸性度が高い飲み物なのです。

    それでも着色する食べ物や飲み物を口にしたい場合は?

    歯磨きをする女性

    着色しやすい食べ物や飲み物を紹介しましたが、私たちがよく口にするものばかりで、食べれないと思うとなんだか寂しいですよね。そこでどうしても食べたい!という場合の対処方法についてもまとめました。

    1. ストローを使う
    2. うがいをする
    3. ガムを噛む
    4. 30分してから歯を磨く

    1. ストローを使う

    熱い飲み物には使えませんが、色の濃い飲み物を飲むときにはストローを使って歯の表面につかないようにしましょう。

    2. うがいをしてキシリトール100%のガムを噛む

    歯に着色しやすい飲み物を飲んだ場合に毎回歯を磨くのはなかなか難しいです。歯に着色しやすい色の濃い飲み物を飲んだ場合はお水で口をゆすぐことで、濃度が薄まりある程度は着色しにくくなるでしょう。

    そして、うがいの後にガムを噛むことで酸性の高い食べ物を食べた後に、お口の中を中和することができます。キシリトール100%のガムを噛むことで虫歯予防にもなるので一石二鳥です。

    3. 30分してから歯を磨く

    食事や飲み物で糖分を摂取すると口の中が酸性に傾きます。その状態で歯を磨くと象牙質を傷つけてしまう恐れがあります。そのため食後30分で唾液による働きによって酸性に傾いた口の中が元に戻り、象牙質が再び固くなった状態で歯磨きをするのが望ましいです。

    時間がない時はなかなか難しいかもしれませんが、健康な歯で美味しいものを長く食べるため、毎日の意識的なケアが大切です。

    歯を白く保つための食品

    歯を白く保つためにおすすめの食品は以下のとおりです。

    1. にんじん・りんご
    2. ナッツ類
    3. チーズなどの乳製品
    4. キシリトールガム

    1. 水

    水を食後に飲むと歯の着色を防いでくれるので、食後に水を飲むように心がけましょう。特に今回記事で紹介した着色しやすい食べ物や、飲み物の後に水を飲むのも効果的です。炭酸水は酸性の飲み物になるため、無糖だからといって水代わりに頻繁には飲まないようにしましょう。

    2. りんご

    歯を磨く働きがある繊維質が豊富に含まれているので、生で食べることで歯の表面の汚れをとる働きがあります。特にりんごは歯周病の原因となる細菌の繁殖を抑える効果があります。

    3. ナッツ類

    アーモンドやカシューナッツ、くるみといったナッツ類は歯ごたえがあるため、よく噛むことで歯の表面の汚れが取れるため、白い歯を保つにはよい食材です。

    ナッツ類はカルシウムやマグネシウムを豊富に含んでいるため、虫歯予防の働きもあります。カシューナッツには虫歯の原因のバクテリアに効く特性があります。

    4. チーズや牛乳などの乳製品

    乳製品はエナメル質を強化し、カルシウムとリン酸が含まれているので歯を白く保つためにぴったりの食材です。

    チーズは口内をアルカリ性にする働きをします。チーズを食べると酸性化を防ぎ、虫歯になりづらい事が分かっています。そして歯の再石灰化を手助けしてくれるため、チーズを食べると歯の健康にメリットが多いのでおやつ代わりに食べるのも良さそうです。

    5. キシリトールガム

    キシリトールを噛むことにより、唾液が分泌することで口内が中和され、エナメル質の再石灰化を促進させることができます。粘着性のある歯垢がキシリトールを摂取することで、歯垢が落ちやすくなります。そしてキシリトールガムは虫歯のもととなる酸を作り出すことができなくなる作用があるため、虫歯予防にぴったりのアイテムです。

    キシリトールガムを噛むことで唾液が増えて口臭予防になり、歯垢も落ちやすくなり、虫歯も予防もできる優れものです!毎日の食事の後にキシリトールガムを取り入れると、お口の健康も維持できそうですね。

    まとめ

    歯の色が変わる原因や、歯が黄ばむ食べ物・飲み物についてご紹介しました。

    【歯が着色しやすい食べ物や飲み物】

    1. ケチャップ・ソース・醤油
    2. 緑茶・紅茶・コーヒー・赤ワイン・白ワイン

    【酸性度が高い食べ物】

    1. お酢
    2. スポーツドリンク・炭酸飲料
    3. 白ワイン
    4. 柑橘系のフルーツ

    歯に着色しやすい食べ物や飲み物、そして酸性度の高い食べ物ですが、どの食べ物も私たちが日常的によく口にしているものばかりです。

    歯をキレイに保つためにまったく口にしないというのは現実的ではありません。そのため、歯に対してこういう作用があるということを知っておき、口にしたときは水を飲んだり、うがいをしたりと簡単に出来ることを生活に取り入れてみましょう。

     

     

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • 口臭って年齢が関係する!?効果のある口臭対策

    口臭って年齢が関係する!?効果のある口臭対策

    口臭は年齢に関係なく誰でももっているものです。

    しかし、年齢と口臭には密接な関連があり、加齢に伴って口臭が増加していく傾向にあります。この記事では、年齢と口臭の関連性について探り、口臭の主な原因、そして年齢に応じた口臭予防について解説します。

    年齢と口臭の関係や原因を知り、適切な口臭ケアをスタートさせましょう。

    年齢と口臭の関係  

    年齢と口臭には深い関係があります。では、なぜ加齢とともに口臭が変化してしまうのでしょうか。ここでは加齢と口臭の関係や主な原因について考えていきます。

    加齢と口臭の関係性について

    年齢と口臭についての関係性について調べてみました。調査した結果、口臭は年齢とともに多くなる傾向が認められることが分かりました。

    加齢に伴う口臭の主な原因とメカニズム

    では、なぜ口臭が加齢とともに増えてしまうのでしょうか。加齢に伴い口臭が増える原因は以下の通りです。

    1. 歯周病の人の割合が増える
    2. 虫歯で歯がなくなり、入れ歯の人の割合が増えるため
    3. 唾液の分泌が少なくなるため
    4. 口腔内の清掃不足

    1. 歯周病の人の割合が増える

    歯周病は国民病とも言われており、年代別にみても年齢が上がるにつれて歯周病の人数が増加する傾向にあります。

    30代以上では3人に2人の割合が歯周病とも言われています。

    そして、歯周病が進行すると歯を失ってしまう恐ろしい疾患ですが、初期症状ではほとんど自覚症状がないため、自分でも気づかない間に進行していく恐ろしい特徴を持っています。

    2. 入れ歯の人の割合が増える

    入れ歯は65歳以上から急激に増加します。早い人では40代から入れ歯になる方もいます。40代から入れ歯になる人がいるのは結構ショッキングですね。

    入れ歯=歯を失うということですが、歯を失う一番の原因はやはり歯周病です。歯周病は痛みなどが現れにくいことから、歯周病の自覚症状もなく気付いた頃には進行していたということがあります。

    歯を失う原因の第一位である歯周病は、早期発見することにより歯を失うまで重症化するリスクを減らすことができます。歯周病は自分でも気付かない疾患であることから、定期的に歯科医院で自分の歯の状況を歯科医師や歯科衛生士に見てもらうことが、自分の歯を守ることに繋がります。

    3. 唾液の分泌が少なくなる

    年齢が上がると唾液の分泌が減少する場合があります。こういった症状は乾燥口口渇といわれています。

    唾液の減少として考えられる原因としては、加齢により唾液腺の働きが低下し、その影響により唾液の分泌量が減ります。

    そのため、口の中の水分が減り乾燥状態になってしまいます。

    他には薬を服用していてその薬の副作用によって唾液が減少する場合があります。さらに年齢が上がるとあまり水分を摂る習慣が減ってきてしまい、口渇の症状が現れやすくなります。

    4. 口腔内の清掃不足

    介護などを必要とする方などは、周囲に歯磨きをする人がいないとお口の中をキレイにすることがさらに難しくなります。

    そのため磨き残しや食べ残しがお口の中に長時間残ってしまうことで、口腔内の状態が悪化し、結果的に口臭へと繋がります。

    口臭の主な原因

    口臭はどんな原因があるの?

    口臭を引き起こす原因を5つにまとめてみました。

    1. 口内の細菌
    2. においの強い食べ物
    3. 喫煙
    4. 消化器官や胃腸の不調
    5. ストレス

    1. 口内の細菌

    口臭の最も一般的な原因は口腔内にいる細菌です。歯磨きやフロスなどの不足などにより、口腔内のケアがきちんとされていないと、細菌が口に残った食べかすや歯垢を分解する時に揮発性の硫黄化合物を生成します。

    この生成された成分が口臭の原因とされています。

    口臭の原因の成分について詳しく知りたい方は以下の記事で詳しく解説しています。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/cause-breath/”]

    2. においの強い食べ物

    においの強い食べ物が口臭に結びつくのは誰しも経験があり、みなさんご存知かと思います。

    にんにくや、ニラなどにおいの強い食べ物を食べると口臭の原因となります。翌日に人と接する機会がある時や、口臭対策をしたいときは、こういったにおいの強い食べ物を控えて予定がない日に食べるなど、食べる日を調整をすることで食べ物による口臭を防ぐことができます。

    3. 喫煙

    タバコに含まれる化学物質が口臭の原因になります。対策としては禁煙が一番ではありますが、禁煙が難しい場合は喫煙後に歯を磨いたりマウスウォッシュなどで口臭対策ができます。

    タバコを吸う人は、ニコチンやタールの特有のにおいがします。歯にタールが付着することにより、歯が黒くなったり、歯周病の進行にもタバコの喫煙が大きく影響します。

    そのため口臭や歯周病などには大きな影響を与える原因のひとつといえます。

    4. 消化器官や胃腸の不調

    唾液は口臭を抑制する働きがあります。唾液がきちんと分泌されていればあまり口臭は気になりませんが、逆流性食道炎や胃腸などの調子が悪い状態の場合は口臭を引き起こす場合があります。

    5. ストレス

    ストレスが溜まっていたり、緊張状態が続いていたりする場合も唾液が減少するため、口臭を引き起こします。ストレスなどで自律神経が崩れ、交感神経が優位になると唾液の分泌が減ってしまい、口が乾燥状態になります。

    リラックスした状態になると副交感神経が優位になり、唾液が増えるので口臭が抑制されます。そのため、ストレスが溜まったときは、リラックスする時間を確保したり、趣味や自分が楽しめる時間などを大切にすることが口臭対策になります。

    このことからも口臭は口腔環境やストレスなど、体の状態から精神面まで幅広い部分の影響を受けることが分かります。

    年齢に応じた口臭対策

    では年齢によって口臭対策はどんなことに取り組めばいいのでしょうか。3つの年代に分けて表にしました。

    年代別の口臭対策

    上記の表からも分かるようにどの年代にも共通して大切なのは定期的な歯科検診です。

    歯が痛くないから随分歯医者に行っていないとか、面倒だから歯医者に行くのを先延ばしにしている方も多いと思いますが、長く自分の歯で美味しいものを食べ、笑顔で過ごすため、そして何より自分の歯を虫歯や歯周病から守ることが何よりも大切になってきます。

    そして、虫歯や歯周病の治療をすることは口腔環境を整えるになりますので、口臭対策にも繋がっていきます。

    積極的に歯科の定期検診を受診し、健康的な口内環境を維持していきましょう。

    口臭予防と健康な口内環境の維持

    年齢別の口臭対策が分かったところで、口臭予防と口内環境を維持する方法について簡単に紹介していきます。

    1. 朝起きたとき、食後、寝る前に歯磨きをする
    2. 歯間ブラシやフロスを使い、歯間汚れも落とす
    3. 唾液マッサージやガムなどを噛んで唾液を増やす

    歯ブラシとフロスや歯間ブラシと併用することで、8割以上のプラークを除去できることから、積極的に歯磨きの時間にフロスや歯間ブラシを取り入れてみましょう。

    そして、唾液を増やすことも口臭予防には効果的です。唾液には口臭を抑制する役割があります。私たちの体には口臭を予防する機能が備わっているので、大いに活用していきましょう。

    口の中が乾燥していると思ったときには唾液を簡単に増やすことができます。ガムや飴を食べたりすることでも増えますし、唾液マッサージもおすすめです。

    とても簡単なマッサージですので、顔を洗った時や歯磨きの時など、ちょっとした時間に取り入れてみてください。

    唾液を増やすためのマッサージについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ唾液を増やして口臭予防にチャレンジしてみましょう。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/breath-care-massage/”]

    まとめ

    この記事では、年齢と口臭の関連性に焦点を当て、口臭を予防し対策する方法について詳しく説明しました。年齢による変化を理解し、適切なケアを行うことで、健康な口臭を維持できます。

    口臭は自分の精神や健康状態を示す指標となるものです。口臭の対策には様々な方法がありますが、一番大切なことは定期的な歯科検診と健康的な毎日を過ごすことです。

    歯周病には自覚症状がないため、定期的に医師に診てもらうこと。そして生活習慣を整え、ストレスと上手に向き合うことを心がけていきましょう。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • 【保存版】ホワイトニングは歯医者とサロンでここが違う!メリット・デメリット徹底比較

    【保存版】ホワイトニングは歯医者とサロンでここが違う!メリット・デメリット徹底比較

    最近は芸能人やスポーツ選手など歯が白い人が多く、白い歯の人を見るのが当たり前になっています。

    美意識の高い人の中では当たり前のホワイトニングですが、まずホワイトニングを始める際に迷うのが歯医者でホワイトニングをするのか、それともホワイトニングサロンでするかを迷う方も多いと思います。

    そこでこの記事では、歯医者とホワイトニング専門サロンの違いや、メリット・デメリット、ホワイトニング後の変化について分かりやすく解説していきます。

    ホワイトニングとは何か?

    歯の表面やエナメル質の色調を明るくするための治療、もしくは美容プロセスのことを指します。

    日常で歯についた着色汚れを落とし、より白い歯を目指すことを目的としています。芸能人でもほとんどの人がホワイトニングをしているため、歯が白い人を見るのが当たり前にになってきており、ホワイトニングをする人も増加しています。

    歯科医院とホワイトニング専門サロンの違いは?

    ホワイトニングをする際に、歯科医院とホワイトニング専門サロンの違いについて比較してみました!

    項目 歯科医院 ホワイトニングサロン
    専門性 医師が立ち会うため安心 美容的な部分のため歯の健康状態までは出来ない店もある。
    使用される薬剤 高濃度の薬剤を使用 歯科医院よりは穏やか
    効果 1回で大きな効果 徐々に効果が現れる
    (人によっては効果が早い場合もあり)
    金額 高め リーズナブル

    歯科医院とホワイトニングサロンで比較してみると、それぞれメリット・デメリットがあることが分かります。

    歯の健康状態に不安がある方や医師に相談しながら施術を受けたい方は歯科医院で、美容目的で気軽に歯を白くしたい方はホワイトニングサロンなど、メリット・デメリットを踏まえたうえで、自分に合うと思ったものを選ぶのがいいでしょう。

    両者のメリット・デメリットはこの記事で後ほど詳しく解説しています。

    • 歯科医院のホワイトニング(オフィスホワイトニング)のメリット・デメリットを先に読みたい方はこちら
    • ホワイトニング専門サロンのメリット・デメリットを先に読みたい方はこちら

    歯科医院のホワイトニングの特徴

    歯科医院のホワイトニング

    歯科医院で行うホワイトニングはオフィスホワイトニングと言われます。通常、オフィスホワイトニングでは濃度の高い過酸化水素製剤が使われますが、薬機法で医院以外の販売は禁止されているため、歯科医院のみで受けることができる施術となります。

    専用の薬剤を歯の表面に塗り、レーザーやLEDなどの特定の波長の光を歯に照射します。

    歯医者でのホワイトニングの流れ

    1. カウンセリング
    2. クリーニング
    3. 専用のホワイトニング剤を塗り、光を照射する
    4. ホワイトニング剤を除去する
    5. 歯の色の確認

    1.カウセリング

    歯医者でもサロンでも施術する前に行うことの共通はカウンセリングです。ホワイトニングは健康な歯の状態で施術するのが前提のため、現在の歯の状態がホワイトニングが行える状態かを歯科衛生士や歯科医師がチェックします。

    そして、歯の色の見本のシェードガイドを見ながら自分の歯の色をどうするのかを医師と相談しながら決めます。

    ※歯医者によっては記録のためにホワイトニング前と後の歯を写真に撮る場合があります。

    2.クリーニング

    ホワイトニングの効果を得るためには、歯垢や歯石がない状態にする必要があります。医師の判断で必要となった場合は、歯のクリーニングを行います。

    3.専用のホワイトニング剤を塗り、光を照射する

    歯の表面に専用のホワイトニング剤を塗布し、光を照射します。

    4.ホワイトニング剤を除去する

    歯に塗った薬剤を取り除きます。

    3〜4の工程を繰り返します。

    5.歯の色がどこまで白くなったかを確認します。

    シェードガイド(歯の色の見本)を元に、どれくらい白くなったかを確認して終了となります。

    所要時間としては30分から1時間ほどになります。(時間は場合によっては変わる場合があります)

    オフィスホワイトニング メリット

    1. 歯科医院でしか扱えない過酸化水素を使って着色汚れを分解する施術が受けられる。
    2. 歯科医師が施術を行うため、安全にホワイトニングをすることができる。
    3. 施術前に歯に虫歯や歯周病などの症状があった場合も治療してもらえる。

    歯科医院の最大のメリットは医師がいるため、治療もホワイトニングも両方受けられることです。ホワイトニング前に歯に問題が生じた場合には治療を優先することになりますが、歯に関してのプロのため安心して自分の歯を任せられます。

    オフィスホワイトニング デメリット

    1. 歯科医院で行うため、通院が必要になります。
    2. ホワイトニングサロンに比べると料金が高め。
    3. ホワイトニングに施術後に一時的に歯の感度が増加し、人によっては歯がしみる症状が起きる場合があります。

    歯がしみたりするのは個人差がありますので、必ず歯がしみるわけではありません。

    歯がしみる症状が出た場合は、一時的なことで時間が経てば症状は収まってくるのが一般的です。

    歯医者でホワイトニングをして歯がしみたり、痛みがある場合は歯科医師に相談できるため、ホワイトニング後も安心です。

    ホワイトニングサロンの特徴

    ホワイトニングサロンの特徴は歯の美白に特化しており、美容目的で歯を白くしたい人向けのお店です。

    高濃度のジェルや専用の光を用いることが一般的です。歯医者に行くのはハードルが高いと考える人も訪れるようです。

    ホワイトニングサロンでは完全予約制を取り入れており、人の目が気にならないよう工夫されているため、自分のペースで施術を受けたい方にもおすすめです。

    また歯医者に比べてリーズナブルな料金で提供しているお店もあるため、歯科医院よりは継続して通いやすいでしょう。

    ※ただし、料金がいくら安くてもホワイトニングの内容がしっかりしていなければ意味がありません。信頼できるサロン選びが大切です。

    サロンでのホワイトニングの流れ

    専門サロンでのホワイトニングの流れをまとめました。

    1. カウンセリング
    2. 歯磨き
    3. マウスオープナーを装着
    4. ホワイトニング溶液を歯の表面に塗布
    5. LED照射
    6. 歯磨き・トリートメント

    1.カウンセリング

    初めて来店する場合には色を確認してすぐに施術を始めるのではなく、丁寧なカウンセリングがあります。カウンセリングシートには細かい項目があり、あなたの歯の状態に合ったホワイトニングを専門のスタッフがアドバイスしてくれます。

    施術前にはスタッフから施術の内容について説明があります。問題がなければ同意書に署名して施術スタートになります。

    2. 歯磨き

    自分でいつも通りの歯磨きをします。

    3. マウスオープナーを装着

    LEDを照射しやすいようにマウスオープナーを装着します。ホワイトニング溶液が付きやすいように歯の表面にある水分を拭き取ります。

    4. ホワイトニング溶液を歯の表面に塗布

    ホワイトニング専用の溶液を歯の表面に塗ります。

    5.LED照射

    10〜15分照射します。

    ※Kirattでは1回の施術で2〜3回LED照射を行うため、2〜5の過程を繰り返します。

    照射時間などはお店によって多少異なります。

    6. 歯磨き

    最後に歯磨きをして終了です!

    サロンでのホワイトニングのメリット

    1. 歯科医院よりリーズナブルな料金でホワイトニングできる。
    2. 美容目的で通いやすい。
    3. 完全予約制のお店が多いため、ゆったりと施術が受けられる。

    今まで、鏡を見るたびに歯の黄ばみを気にしていた人も、ホワイトニングの施術を受け、白くて美しい歯を手にすることで、鏡を見るのが楽しくなったり、前向きな気持ちになる方が多いです。

    ホワイトニングによって自信がつき、前向きになれるのは大きなメリットです。人は会話をする時に相手の口元に目が行きがちです。そのため自分の歯に自信を持つことによって、人とのコミュニケーションにもプラスの影響を与えることができます。

    サロンでのホワイトニングのデメリット

    1. 定期的にホワイトニングサロンに通わないと色が元に戻ってしまう。
    2. 虫歯や歯周病など歯に関する治療が必要となった場合は、歯科医院に通う必要がある。
    3. 歯がしみにくい施術ではありますが、人によってはしみる人もいる。

    サロンでホワイトニングをしてせっかく白く美しい歯を手に入れても、残念ながら長期間白い歯が維持できるわけではありません。そのため、定期的にホワイトニングに通う必要が出てきます。

    美容室やエステに通うような間隔でホワイトニングに通う人も増えてきています。定期的にホワイトニングサロンに通うことで、美しい白い歯を維持することができます。

    サロンの施術でも歯がしみにくい施術をしているサロンはありますが、個人差がありますので、万が一しみる症状が出た場合にはサロンのスタッフに相談するようにしましょう。

    セルフホワイトニングと歯科医院の施術の違いについて以下の記事で詳しくまとめています。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/aboutself/”]

    ホワイトニング後の変化

    ホワイトニング後の変化
    1. 歯が白くなることで外見に自信が持てて笑顔が増える。
    2. 歯が白くなることで、外見の印象も明るく爽やかな印象を与えることができる。
    3. 周囲からも歯がキレイと褒められる。

    ホワイトニングをして白い歯を手に入れると、外見のイメージが変わるため明るく前向きな気持ちになれたり、笑顔が増えるなど、精神的な気持ちの変化が大きいようです。

    そして何より鏡を見るのが楽しくなったり、歯がキレイになったことによりファッションや他の部分にも気を配れるようになります。今まで以上に磨きのかかった自分と出会えること間違いなしです。

    以下の記事ではKirattでのホワイトニングの施術を実際に受けた方の感想をまとめています。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/review/”]

    よくある質問(FAQ)

    Q1. 歯医者とホワイトニングサロンの違いは何ですか?

    歯医者では医師が施術を行い、高濃度の薬剤を使用できるため、短期間で白さを実感できます。

    一方、ホワイトニングサロンは美容目的が中心で、刺激の少ない薬剤を使用するため、通いやすく価格もリーズナブルです。

    Q2. サロンのホワイトニングでも歯は本当に白くなりますか?

    はい。歯の表面の着色(ステイン)を落とす効果があり、回数を重ねることで自然な白さに近づきます。

    ただし、歯の内部まで漂白する効果は歯医者のホワイトニングの方が高いです。

    Q3. ホワイトニングの効果はどのくらい持続しますか?

    歯医者でのホワイトニングは平均で3〜6ヶ月程度、サロンの場合は1〜3ヶ月程度が目安です。

    生活習慣(コーヒー・ワイン・喫煙など)によっても変わります。

    Q4. サロンのホワイトニングは安全ですか?

    基本的に医薬品ではない穏やかな薬剤を使用しており、安全性は高いです。

    ただし、虫歯・歯周病・知覚過敏がある場合は、事前に歯医者で診察を受けてから行うのがおすすめです。

    Q5. どちらが後悔しにくいですか?

    目的によって異なります。

    「確実に白くしたい・歯の健康も見てもらいたい」なら歯医者、

    「気軽に通いたい・コストを抑えたい」ならサロンがおすすめです。

    不安な方は、まず無料カウンセリングを受けて比較してみましょう。

    まとめ

    今回は歯医者と専門サロンでのホワイトニングの違いについて比較し、さらにホワイトニングの流れやメリット・デメリットについて紹介しました。

    どちらを選択するかは何を優先するかによりますが、医師による施術や診察を受けたい方は歯医者でのホワイトニングがおすすめですし、リーズナブルな料金で継続的に通いたい方はホワイトニングサロンをおすすめします。

    自分にあったホワイトニングをして、美しく白い歯を手に入れましょう。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。

  • 口臭の原因は大きく3つ|セルフチェック方法と正しい改善法を解説

    口臭の原因は大きく3つ|セルフチェック方法と正しい改善法を解説

    口臭は、人とのコミュニケーションが円滑になり、今の健康状態を把握できるバロメーターです。

    この記事では口臭が私たちに与える影響と意味、そして口臭の原因である3つの成分、そして口臭予防についてもご紹介していきます。

    口臭予防することは精神的・身体的・社交的に大きなメリットをもたらします。

    この記事を読んで口臭対策の一歩を踏み出しましょう。

    口臭の影響と意味

    誰にでもある口臭が私たちに与える影響や、口臭が存在する意味についてまとめました。口臭の影響と意味を知って口臭予防につなげていきましょう。

    口臭の影響

    口臭が私たちに与える影響は以下の3つが考えられます。

    1. 社交的な場面での影響
    2. 自己意識への影響
    3. 人間関係の影響

    上記の3つの影響からも分かるように、口臭は私たちが誰かと接する場面で大きな影響を及ぼします。

    自分が口臭を気にするあまり、他人との近距離の接触や会話が難しくなり、相手に自分の口臭が気付かれてしまうのではと不安に思い、コミュニケーションにも影響を及ぼす場合があります。

    日本人は欧米人と比べると人と近距離で接する機会が少ないため(ハグなど)、自分の発する臭いに対しての意識が薄いという評価があります。

    とはいえ、あまり自分の臭いを気にしすぎるのもよくありません。第三者が気にしていないのに、自分の口臭を気にする口臭症(口臭恐怖症)などもあるため、深く考えすぎずに適度な口臭予防を取り入れて自分の口臭と上手く付き合うのが望ましいですね。

    口臭の意味

    ”口臭”という言葉の意味を簡単に説明すると、口臭とは口腔および呼気の嫌なにおいのこと(引用元:Wikipedia

    口臭なんて存在しないほうがいいのでは?と思ってしまう方もいるかもしれませんが、口臭は生活習慣や健康状態の影響を受けるもので、自分の健康状態やケアの指標を表す役割をもっています。

    口臭は消化器系やストレスの状態や口内環境が反映されやすい特性があります。

    そのため、最近ちょっと口臭が気になるなと感じた場合は、今の自分の体調や口内環境と向き合うことを知らせてくれるサインともいえます。そのため口臭のサインを見逃さないことが大切になります。

    口臭が気になり始めたら口内環境を整えて、ストレスや胃腸の調子、現在の生活習慣などを見直して健康的な生活を送ることを意識してみましょう。

    口臭の原因

    口元を手で隠している女性の画像

    まず一番お伝えしたいのが、24時間365日全く口臭のしない人などこの世には存在しないということです。

    赤ちゃんからお年寄りまで、口臭は誰にでも起こる生理現象です。

    口臭が起こる原因はさまざまですが大きく分けると2種類、生理的口臭病的口臭に分かれます。

    生理的口臭

    生理的口臭とは、普段日常生活を送っている中で発生する口臭のことをいいます。

    発生する原因は主に4つあります。

    ①口の中の乾燥

    口の中が乾燥すると細菌が増殖しやすくなります。

    寝て起きたときや、お腹が空いているときストレスを感じたり緊張したりしたときなどは唾液の分泌量が減るため口の中が乾燥しやすくなります

    それによって細菌が増殖し口臭が発生しやすくなりますが、この場合は唾液が分泌されればおさまるため一時的な口臭になります。

    ②ホルモンバランスの変化

    ホルモンバランスの変化によっても唾液の分泌量は大きく変わります。

    女性の場合はとくに生理・妊娠・出産・更年期などホルモンバランスの変化が起こりやすいため、どちらかというと男性よりも女性の方が口臭が強くなりやすい傾向にあります。

    唾液の分泌量が減ると食べ物の食べカスも洗い流せなくなるため、細菌がより増殖しやすくなり口臭が発生しやすい環境になります。

    ③嗜好物や飲食物

    ネギやニンニクなど、もともと臭いが強い食べ物はたくさん食べることで血液の中にも臭い成分が取りこまれ、次の日まで口臭が続いてしまうということもあります。

    またタバコやお酒などの嗜好品も唾液の分泌量を減らしてしまうため口臭の原因につながります。

    それと同時に歯茎の血流も悪くしてしまうため、歯周病にかかるリスクも高まってしまいます。

    嗜好物や飲食物による口臭も時間が経てばおさまりますが、口臭以外のリスクも考えるとできるたけタバコやお酒の摂取は控えることをおすすめします。

    ④舌苔(ぜったい)

    口臭にもっとも効果的なのが舌苔対策です。

    舌苔とは舌についた白っぽい汚れのことで、口の中の剥がれた粘膜や食べ物の食べカス、細菌などの塊です。

    この細菌が臭いを出す原因となります。

    どういうことかというと、細菌が舌についたタンパク質を分解するとガスが発生します。

    このガスが卵や魚が腐ったような生ゴミに近い臭いなどを発生させるため、口臭につながるというわけです。

    日本人の約6割の口臭患者がこの舌苔が原因で口臭を生じているといわれています。

    舌苔は舌磨きで簡単に落とすことができます。

    あなたは普段、舌磨きをしていますか?

    このあと詳しく説明していきますので、ぜひ今日から試してみてください。

    病的口臭

    病的口臭とは、何かしらの病気が原因で起こる口臭のことをいいます。

    • 虫歯や歯周病など→口の中のトラブル
    • 鼻や喉など→呼吸器系の病気
    • 胃や腸など→消化器系の病気

    などが原因の場合があります。

    病気が原因の場合は治療することで改善されるので、なるべく早く受診することをおすすめします。

    口臭の主な3種類の成分

    ここでは口臭について理解を深めるために口臭の原因となるものは何なのかをまとめてみました。


    口の中の細菌がタンパク質を分解して口臭を発生させます。口臭の主な成分は、口腔内の細菌や食べカスが口腔組織を分解する際に生成される揮発性有機化合物(VOCs)です。

    揮発性有機化合物は主に3種類からなり、口臭の主な原因となります。

    1. 硫化水素
    2. メチルメルカプタン
    3. ジメチルスルフィド

    1 硫化水素(H2S)

    口臭の原因の一つとして、硫化水素(H2S)が関与することがあります。硫化水素は、口腔内の細菌が食べカスやタンパク質を分解する際に生成される揮発性の化合物です。硫化水素自体が不快なにおいを持っており、腐敗した卵や腐敗物のような臭いを発します

    2 メチルメルカプタン

    硫黄を含む食品の消化中に生成される物質で、腐敗臭を持つ成分です。


    口臭の原因の一つとして、メチルメルカプタン(Methyl Mercaptan)が関与することがあります。メチルメルカプタンは、硫黄を含む有機化合物であり、腐敗した野菜や肉、魚などの不快な臭いを持っています。

    3 ジメチルスルフィド


    口臭の原因の一つとして、ジメチルスルフィド(Dimethyl Sulfide)が関与することがあります。ジメチルスルフィドは、硫黄を含む有機化合物であり、魚や海産物の不快な臭いを持つことで知られています。

    口臭のセルフチェック方法

    自分の手に息を吐きかけて口臭を確認している男性の画像

    ①唾液の臭いをチェックする

    清潔な指や綿棒で口の中の唾液を拭いとったり、歯と歯茎の間の溝などを擦ってみたりして臭いを嗅ぎます。

    唾液が臭うようであれば、口の中が乾燥して口臭が発生している可能性が高いので唾液の分泌を促しましょう。

    唾液腺のマッサージや唾液が出やすい食べ物を口にすることが効果的です。

    またコットンやティッシュで舌苔を拭き取って臭いを嗅いでみる方法も確認しやすいです。

    ②吐いた息の臭いを嗅ぐ

    コップやビニール袋に息を吐き入れて臭いを確認する方法もあります。

    息を溜め込めるものがあればいつでも簡単に確認することができ、臭いもわかりやすいです。

    起きた後すぐやお腹が空いているとき、食事をした後は生理的口臭が発生している可能性が高いため、これらのタイミングと重なっていない時にチェックするのがおすすめです。

    ③口臭チェッカーで確認する

    口臭チェッカーを使うとより明確に自分の口臭の強さがわかります。

    吐いた息から臭いレベルを具体的な数値や目盛りなどで確認することができます。

    自分でセルフチェックしてみたけどよく分からないという方は口臭チェッカーを試してみるといいでしょう。

    口臭チェッカーは市販で出回っているため誰でも手に入れることができますが、市販のものよりも歯科医院で使用している口臭チェッカーの方がもっと精度が高く確実です。

    正確に自分の口臭レベルを知りたい方は歯科医師に相談してみましょう。

    口臭予防をしてお口の中も健康的に!

    口臭の原因となる成分が分かったところで、私たちはどんな口臭予防に取り組めばいいのでしょうか。効果のある口臭予防を簡単にまとめました。

    1. 口腔ケア
    2. 健康的な食生活
    3. ストレスの軽減

    1 口腔ケア

    口腔内のケアは口臭対策には欠かせません。毎日の食後と寝る前の歯磨きはもちろんのこと、舌にできる舌苔のケアも行いましょう。

    虫歯や歯周病なども口臭の原因となります。虫歯や歯周病は治療を優先し、歯垢や歯石の除去も定期的に歯科医院でのクリーニングをすることで口腔内の状態を保ち、歯科医師に口内の状態を診てもらい、口腔内の問題を早期発見することですぐに対応ができるので、定期的な歯科医院の受診は口腔ケアにとってはメリットが多いといえるでしょう。

    2 健康的な食生活

    においの強い食べ物も口臭には影響します。にんにく、ニラ、玉ねぎなどのにおいが強い食べ物は口臭となってにおいの原因となるため、人と会う場面などの口臭対策をしたい時には摂取を控えるようにすることで口臭予防となります。

    さらに、喫煙やお酒も口臭の原因となります。どうしても喫煙したい場合は歯磨きをする、お酒も適度に制限するなど、自分に合った対策をしていきましょう。

    3 ストレスの軽減

    ストレスの軽減は口臭の予防するうえでも大切な要因のひとつです。

    ストレスが増えることによって、唾液の減少、食生活の乱れ、睡眠不足、自律神経の乱れなどが生じて口臭が増える原因となります。

    ストレスや緊張状態が続くと唾液の分泌が減り、口臭が気になるようになります。そのため、簡単にできる唾液マッサージを取り入れたり、リラックスする時間を意識的に確保することで、自律神経が整い、副交感神経が優位になることにより、唾液の分泌が増えて口臭予防へと繋がります。

    このことから規則正しく健康的な生活を送ることが口臭予防に効果があります。ストレス社会の現代はなかなかストレスを溜めないようにするのは難しいですが、たまには自分のためにゆっくりする時間や趣味に没頭するなど、自分に合った気分転換を取り入れるなど無理のない範囲で取り組んでみましょう。

    口臭予防には歯磨きなど口腔内をキレイに保つことが大切ですが、唾液もお口の中をキレイにする自浄作用がありますので、唾液を増やすことで口臭予防の効果が期待できます。

    唾液の増やし方について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

    [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/breath-care-massage/”]

    口臭に関するよくある質問

    Q.口臭は歯科で治療できますか?どんな治療がありますか?

    歯科での診察・治療で改善できるケースは多いです。

    歯周病・虫歯治療:病的口臭の原因となっている病気を治療
    プロのクリーニング:プラーク・歯石を除去して細菌数を減らす
    口臭測定(オーラルモニタリング):原因に応じた具体的な改善アドバイス

    慢性的な口臭や自己ケアでは改善が難しいときは、歯科受診がおすすめです。

    Q.市販の口臭チェッカーって信頼できますか?

    参考にはなりますが、正確な診断にはなりません。

    市販の口臭チェッカーは主に硫化水素などのガス濃度を検知する簡易的な装置です。

    ただし、呼気の湿度や食べ物の影響、測定タイミングなどで誤差が大きくなることも。

    本格的な検査をしたい場合は歯科医院でのガスクロマトグラフィーやオーラルクロマでの測定が推奨されます。

    Q.子どもでも口臭はありますか?

    はい、子どもでも口臭が出ることがあります。

    詳しくはこちらの記事をご覧ください。 [nlink url=”https://kiratt.jp/blog/child-breath-care/”]

    Q.マスク生活で「自分の口臭」が気になるようになったのですが…

    マスク内で呼気がこもり、ニオイに敏感になった可能性があります。

    実際の口臭よりも「マスク内のこもったニオイ」への過敏反応というケースも。

    とはいえ、舌苔や歯周病があると実際に口臭が強まることもあるため、セルフケアと定期検診で確認を。

    口臭ケアに効果的な食べ物や飲み物はありますか?

    一部の食品は一時的に口臭を和らげる効果があります。

    • 緑茶(カテキンによる抗菌作用)
    • リンゴ(繊維質と酸で口内を清潔に)
    • ヨーグルト(乳酸菌による口腔内環境の改善)

    ただし根本治療にはならないため、日常のケアと併用することが大切です。

    まとめ:歯磨きで口内をキレイに保ち健康的に過ごすのが大切

    口臭対策としては、歯磨きやフロスによる歯の清掃、舌ブラシによる舌の清掃、定期的な歯科医の診察が重要です。歯磨きや定期的な検診で口腔内の細菌数を減少させ、硫化水素の生成を抑制することができます。

    また、健康的な食事や十分な水分摂取も口臭の予防に役立ちます。

    今回紹介した口臭対策以外にもタブレットや口臭用スプレーなども一時的な効果はありますが、根本的な対策にはなりません。口臭は口腔内ケアや生活習慣が現れやすいため、対策を継続することが大切です。

    精神的・身体的・社交的に大きな影響を及ぼす口臭ですが、自分の今の健康状態を知らせるサインということを認識し、健康的に過ごしましょう。

    歯科衛生士:山辺 彩香

    石川県歯科衛生士専門学校 卒業

    フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。

    また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。

    2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。

    2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。