ホワイトニングの種類とメリットデメリット!自分にあった白い歯へ
- ホワイトニングってどんな種類があるの?
- たくさんあってどれを選んだらいいかわからない…
- それぞれのメリットとデメリットが知りたい!
こういった疑問にお応えしていきます。
白い歯は清潔感があり、見た目の自信にも繋がります。
歯のクリーニングや歯を白くする歯磨き粉、歯に貼るテープなどを使用して白くなる方もいれば黄ばみが取れない方もおり、個人差があります。
いくら歯磨きをしても白くならない!という方も、ホワイトニングを行うことで黄ばみを解消することができます。
歯のホワイトニングでは薬剤を使用して歯を漂白し、白くしていきます。
薬剤を使用することにより、飲食物などによって付着した表面の汚れだけでなく内側から白くすることができます。
では、ホワイトニングをするにはどのような方法があるのでしょうか。
今回の記事ではホワイトニングの種類とそれぞれのメリット、デメリットをお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
記事は5分で読み終わります。
ホワイトニングについて
ホワイトニングの方法には大きく分けると、歯科医院で施術する方法と自分で施術する方法があります。
それぞれの比較の前にホワイトニング全般にかかわるデメリットをお伝えします。
①料金が高い
ホワイトニングは自由診療のため、健康保険の対象外となります。
そのため3割負担ではなく全額自己負担となるので自分でおこなうより歯科医院で施術をおこなう方が比較的高額になります。
自分でホワイトニング用の歯磨き粉や歯の消しゴム、マニキュア、シートなどを購入してケアした場合の費用は数百円~数千円程度で収まるでしょう。
しかし、この場合の効果は一時的なものが多く、長期間の期待はあまりもてません。
しっかりケアしたいと歯科医院での施術となると数千円~高いと10万円ほどかかる所もあり、歯科医院によってさまざまです。
②知覚過敏が起こる可能性がある
歯に薬剤をつけるので、状態によっては歯にしみる事があります。
歯は表面からエナメル質→象牙質→神経の順に層なっています。
エナメル質が薄くなっていたり象牙質が表面に露出していたりするとそこに薬剤がしみて知覚過敏が起こります。
施術後痛みを感じても数時間で収まりますが、虫歯や歯周病、歯の削れやヒビなどがあると、それが原因で痛みが起こりやすくなります。
施術を行う前にお口の健康状態はどうなのかを把握しておくためにも歯科医院にてクリーニングを行っておくことをおすすめします。
③効果に個人差がある
そもそも人の歯の性質は生まれながらにして一人ひとり異なりますし、生活習慣もバラバラです。
汚れがどの程度なのか、歯並びの状態などにもよりますが白くなる具合にはどうしても個人差がでてきます。
そのため、思い通りの真っ白な歯になる方もいれば理想に届かない方もいます。
④効果は永久ではない
これはどんなホワイトニングでも共通していえることです。
一度ホワイトニングによって白くなったとしても、飲食物による汚れや加齢による黄ばみからは逃れられません。
施術方法によって持続効果の差はありますが、白い歯を保つ為には定期的なメンテナンスが必要となります。
ホワイトニングの種類とメリット・デメリット
ホワイトニングには自分で市販品を試す以外に4つの方法があります。
それぞれの特徴をメリット・デメリットと共にお伝えしていきます。
①オフィスホワイトニング
歯科医院にて、歯科医師や歯科衛生士の手によって施術を行う方法です。
ホワイトニングの施術前に歯のクリーニングや汚れ防止コーティングを行うところもあり、自分の口の中の状態を確認してから行うので手厚く安心感もあります。
ホワイトニングで使用する薬剤も医師でしか扱えない強い薬剤を使用することができます。
LEDライトと共に施術を行うためホワイトニング方法の中でも即効性があり、早く歯を白くしたい方に向いています。
デメリットとしては、持続効果が3~6か月ほどと医療機関で行うケアの中では戻りが速いことです。
金額も1回3万~7万円、場所によってはそれ以上するところもあり、このあと紹介するホームホワイトニングよりも高めです。
強い薬剤を使用することから施術後24時間以内は酸性の食事や、カレーやコーヒーなど着色しやすい食べ物は控えるようになどの食事制限もあります。
また、胎児や母乳への影響の心配から妊娠中や授乳中は施術を行えない歯科医院もあります。
②ホームホワイトニング
歯科医院でマウスピースを作成し、処方された薬剤を使って自宅などで自分の手でケアする方法です。
1日1時間~2時間ほど、もしくは寝ている間にマウスピースに薬剤を付けて装着するだけなので生活の合間に自分の時間に合わせてケアを行うことができます。
金額もオフィスホワイトニングよりおさえる事ができ、効果を実感するまでの費用として2万5千円~5万円程度となります。
また、自分で歯の白さを確認しながら行えるので白さのレベルを自分の好みにしやすいです。
効果の持続が6~12ヶ月ほどと長いです。
ゆっくりと自分のペースで白くしていきたい方に向いています。
一度マウスピースを作ってしまえば、その後は薬剤が無くなったらその都度買い足すことでずっと自宅でホワイトニングすることができます。
デメリットとしては、効果を実感するまでに時間がかかる事です。
オフィスホワイトニングよりも薬剤の成分がマイルドになるため、ゆっくりと白くなっていきます。
毎日使用したとしても効果を実感するまで2週間ほどはかかる場合が多いです。
こちらもケアの期間中は食事制限がかかることがあり、妊娠中・授乳中は行えないケースがあります。
③デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行う方法です。
歯科医院での医師や歯科衛生士による施術で短期間で歯を白くし、ホームケアで維持しつつ白さを深めていきます。
2つのアプローチにより即効性や持続性が高く、12ヶ月以上の効果の持続が期待でき、医師のもとで行う施術の中では一番効果が長続きしやすいです。
デメリットとしては、両方の施術の費用が掛かってくることから5万~15万円、ずっと継続していくとなるとそれよりもさらに高額になることです。
他は同じように食事制限などがありますが、高くても徹底的に確実に歯を白くしたいという方に向いています。
④セルフホワイトニング
最後は歯科医院などの医療機関ではなく、美容サロンやホワイトニング専門店で行う方法です。
店舗のスタッフから施術方法や器具の取り扱い方を聞き、自分の手で全て作業します。
1回の施術費用が2千円~8千円程度と比較的リーズナブルで手軽にケアができると人気が高まってきています。
そのため手軽にホワイトニングを試してみたい方に向いています。
痛みや食事制限も特になく施術でき、妊娠・授乳中でも行えますが、自己責任でという形になっています。
デメリットとしては、ケアは全て自分の手で行うことから色ムラが出る事があります。
また、サロンの場合は歯科医師や衛生士ではなく、一般のスタッフさんである場合がほとんどです。
お口の中の健康状態をあらかじめ知ることは難しく、使用する薬剤も強いものは取り扱えないため効果を感じにくく、理想の白さに近づくまでには回数が必要になる可能性が高いです。
ただ場所によっては歯科衛生士が在中していたり、施術の前にカウンセリングを行ってお口の中の状態を詳しく確認をしているところもあります。
気になるサロンがあったらカウンセリングなどは行っているのか問い合わせてみましょう。
不安や悩み、疑問などは事前に相談して解消してお口ことがおすすめです。
まとめ
以上がホワイトニングの施術方法の紹介とそれぞれのメリット、デメリットとなります。
ホワイトニングは永久に持続するものではないのでどれも色戻りは付き物です。
施術方法によって白くなる速さは変わってきます。
ゆっくりと時間をかけて白くしていきたいのか、結婚式など期限までに白くしたいかなどの理由に合わせて、自分に合った施術方法を選択して行うようにしましょう!
石川県歯科衛生士専門学校卒業
フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。
また歯科衛生士の新しい働き方として、個人のSNSを起点に、キャリアアップを目指す歯科衛生士さんの応援やサポートをしている。
2022年2月〜Kiratt広報としてオーラルケア知識などのYoutube配信と広報活動。
2022年5月〜Kiratt 金沢鞍月店にて独立。