簡単に歯を白くする方法
歯科医院でのホワイトニングのほかにも、歯を白くする方法はあります。ここでは、セルフで簡単に歯を白くする方法を紹介します。
ホワイトニング用の歯磨き粉
市販の歯磨き粉の中にはホワイトニング用のものがあるのをご存じでしょうか。
ホワイトニング用の歯磨き粉を使うと、歯科医院に行かなくても歯を白くすることができます。いつもの歯磨き粉をホワイトニング用のものにかえるだけですむので、簡単にチャレンジできるのも魅力です。
一般的な歯磨き粉よりも少し値段は高くなりますが、本格的なホワイトニングをするのと比較すると、かなり費用は抑えられます。費用をかけずに歯を白くする方法を探している方にとってもニーズにマッチした方法といえるでしょう。
就寝前の歯磨きを変えるだけの簡単かつリーズナブルな方法なので、気軽にホワイトニングケアをはじめたい方にぴったりです。
歯の消しゴム
歯についた汚れを落とす歯の消しゴムもあります。この消しゴムを使うと、歯に付いた着色汚れをセルフで落とすことができます。
使い方は簡単で、白くしたい部分をやさしく擦るだけです。即効性があるので、歯の汚れが気になるときに使うと、簡単に悩みを解消できます。
ただし、研磨剤が入っているので、強く擦ったり、磨きすぎたりすると歯に傷がつくので注意してください。着色汚れが気になるときに、気になる部分をやさしく擦って汚れを落とすのが正しい使用方法です。
歯のホワイトニングマニキュア
簡単に歯を白くする方法として、歯のホワイトニングマニキュアも使えます。通常、マニキュアは爪に塗るものですが、実は歯を白くするために塗る歯のマニキュアもあるんですよ。
使い方は簡単で、歯をきれいに磨いた後に歯の水分を拭き取り、1本ずつマニキュアを塗っていくだけです。
厚塗りすると乾くのに時間がかかるため、薄く塗っていくのがポイント。薄く均一に塗れば10秒ほどで乾きます。薄く塗り過ぎて効果が実感できない場合は、乾いた後に重ね塗りしても構いません。
歯にマニキュアを塗るだけなので、手軽に歯を白くでき、即効性があるのがメリットです。ただし、マニキュアなので持続力が低いのがデメリットといえます。また、上手く塗れないと、ムラになったり、剥がれやすくなったりする点を心に留めておきましょう。
重曹
掃除や洗濯などにも活用される重曹は、歯を白くするのにも使えます。
使用方法は簡単で、歯ブラシに歯磨き粉を付けて、そこに重曹を振り、ブラッシングするだけです。
重曹は安いので、手軽にチャレンジできるのがメリットです。常備している家庭だと、わざわざ購入する手間がかからないのも良いですよね。
ただし、人によってはあまり効果が実感できないこともあります。また、強く磨くと歯を傷つけることもあるので、やさしく磨くようにしてください。
電動歯ブラシ
歯の表面に付く食べ物や飲み物による着色汚れをステインと呼びますが、通常の歯磨きではステインは落とせません。
電動歯ブラシの中にはステイン除去機能が付いたものもあるので、そのようなものを選ぶと着色汚れを落として歯を白くすることができます。
歯の着色汚れで悩んでいるなら、歯ブラシをステイン除去機能の付いた電動歯ブラシに替えてみるのもひとつの方法です。
毎日の簡単習慣!歯を白く保つには
せっかく歯を白くしたのなら、できるだけ白い状態をキープしたいものですよね。汚れが落ちたのに「すぐに黄色くなってしまった」ということを避けるために、以下のことを心がけましょう。
歯の白さを保つためには
歯の白さを保つためには、歯に着色汚れがつかないような生活を送ることが大事です。
そのためには、まず歯の着色汚れの原因となる食べ物や飲み物を避けることです。
ポリフェノールが含まれた食べ物や飲み物を摂取すると、歯にステインが付着しやすくなります。白い歯を保つためには、コーヒーや紅茶、緑茶、赤ワインやチョコレートなどポリフェノールが含まれたもの、またカレーなど色が濃い飲食物は控えると良いでしょう。
もしもこれらの飲食物を口にした場合は、食後口の中を水でゆすぐようにして、ステインが歯に付着するのを予防しましょう。
また、喫煙するとタバコのヤニが歯に付くため、歯が茶色くなってしまいます。歯の白さを保ちたいなら禁煙するのもひとつの方法です。
やりすぎには注意
歯を白くするために強く磨きすぎると、歯の表面のエナメル質に傷がつきます。エナメル質に傷がつくと、かえって食べ物や飲み物によるステインが付きやすくなるので注意が必要です。
また、歯を磨きすぎると、エナメル質が削れてしまい、知覚過敏を引き起こす要因となることもあります。
歯を磨くときは、歯に傷をつけないようにやさしくていねいに磨きましょう。着色汚れを無理やり落とそうとすると歯にダメージを与えるので注意してください。
まとめ
歯科医院に行かなくても、セルフケアで歯を白くすることはできます。この記事で紹介した方法はどれも簡単にできるものなので、自分に向いていると思えるものを実践してみてください。
歯が白くなると、気分が明るくなりますし、清潔感が出て周りの人への印象も良くなります。歯が白くなったからといって油断すると、まだ黄ばんでしまうこともあるので、白い歯を保つように努力しましょう。