歯を抜いたらしばらくはホワイトニングNG！どのくらい期間を空けるべき？

親知らずを抜歯する予定の方、虫歯治療で歯をく予定の方で、ホワイトニングがしたいとお考えの方もいると思います。

「ホワイトニングをしたいけど、歯を抜いたらすぐには無理だよね？」

「どれくらい期間を開けたらいいんだろう？」

このようにお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は抜歯する予定の方に向けて、「歯を抜いてからどれくらい経てばホワイトニングをしても良いのか」「抜歯の後気をつけること」を解説していきます！

歯を抜いたらしばらくはホワイトニングNG

ホワイトニングを行う際には過酸化水素と呼ばれる強力な薬剤を使用するため、抜歯後一定期間の時間を空ける必要があります。

当然ですが、歯を抜いたあとの傷口が剥き出しの状態ではひどい痛みを伴う可能性があるからです。

それではどれくらい空けるべきなのでしょうか？

抜歯後、最低でも2週間は空けるべき

抜歯後どうしてもすぐにホワイトニングをしたい場合は、最低でも2週間は空けるようにしてください。

ホワイトニングの際は歯に薬剤を塗り光を当てますが、口内の血行がいつもよりよくなります。

そのため少しの傷でも血が出てしまい、抜歯部分から再度出血してしまう恐れがあります。

後ほど説明しますが、抜歯後2週間程度で傷の穴が塞がるので、それ以降は安心してホワイトニング施術をお受けいただけます。

もちろんご不安な方は、もっと期間を開けてからの施術をおすすめいたします。

一般的には、歯を抜いた後の傷は1ヶ月経てばほぼ完治すると言われています。

抜歯の後はどのような状態なのか

抜歯は外科的処置のひとつです。

抜いた後は骨が剥き出しの状態になるので、粘膜のフタができるまでそっとしておかなければいけません。

抜歯後の状態は以下のようになります。

1. 【当日】歯を抜くと骨は剥き出しの状態に。骨から血が染み出します。
2. 【翌日】血が固まり、ぽっかりと開いた穴に血餅と呼ばれる栓ができてゼリー状に固まり、かさぶたの役割をします。
3. 【2週間】2週間ほどで傷の穴が塞がり、下の骨が少しずつ戻り始めます。
4. 【1か月】1か月経つと歯ぐきがしっかりしてきます。仮の骨ができ始めます。
5. 【半年後】半年後には抜歯前と比較すると形は若干変わりますが、硬い顎の骨が作られます。

抜歯の後に気をつけること

抜歯の後は傷口が安定するまでは、いつもより少しだけ気を使って生活しましょう。

抜歯後はゆっくりと時間をかけて治っていき、1か月も経てばほとんど症状がなくなります。

抜歯直後は30分しっかりとガーゼを噛んで止血

帰宅後も血が止まらない場合は、ガーゼを代用して止血しましょう。

麻酔が切れる前に鎮痛剤を飲みましょう

我慢せず、痛くなりそうなときは早めに薬を飲みましょう。

薬は医師の指示通りに服用してください

常用している薬がある場合は、あらかじめ伝えておきましょう。

口の中が不快でも、傷口を触ることやぶくぶくうがいはNG

骨が露出するとひどい痛みになることもあります。

そっと水を含んでお口を湿らせるというイメージですすぎましょう。

当日は激しい運動や飲酒は控えて

血行が良くなると出血しやすくなります。

湯船につからずシャワーで済ませましょう。

抜歯した当日は歯磨きをしなくてOK

翌日から傷口を避けがら、優しく歯磨きを始めましょう。

腫れていても冷やしすぎないように注意

血行が悪くなり傷の治りが遅くなります。

傷口に挟まりやすい食べ物は避けましょう

おかゆやスープなど軟らかい食べ物がお薦めです。

抜歯から数日は安静に過ごす

血行が良すぎると出血しやすくなるため、しばらく激しい運動は控えましょう。

抜歯した箇所は触らない

舌や指で抜歯した箇所に触れてしまうと、傷口が開き、治りが遅くなってしまう恐れがあります

まとめ

今回ご紹介した抜歯後の注意点を守ることで、痛みや腫れを軽減させることができます。

またホワイトニング希望の方も早く歯を白くしたいと焦る気持ちもわかりますが、歯を抜いた後にホワイトニングを行う場合は、最低でも2週間以上は空けるようにしましょう。

Kiratt札幌店では、歯科衛生士や専属のアドバイサーが在籍しており、抜歯後のお悩みやホワイトニングに関する不安などのご相談にも対応しています。

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