【お口の渇き解消】唾液を増やす簡単トレーニング4選!
唾液の少なさでお悩みのかた、唾液を増やす方法を探している方に朗報です。
唾液を増やすために特別なことは必要ありません。
空いた時間にサクッと出来る簡単なトレーニング方法があります。
今回紹介するのはテレビを観ながら、家事をしながらなど、「ながら」でも出来るか簡単な物ばかり。
唾液の少なさで悩んでいる方はぜひ試してみてください!
唾液が少ないとどうなってしまうのか知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
⇒ドライマウス(口腔乾燥症)はなぜ危険?原因とその対処法を解説
①大唾液腺クルクルマッサージ
大唾液腺とは、両耳の前と両顎の下にある唾液をつくる組織のことです。
そこを皮膚の上からマッサージするように、優しくクルクルと指を動かすことで唾液の分泌が期待できます。
特に食事の前におこなうとより効果的です。
何かを食べる前に1セットおこなうことを習慣にしてみてください!
- 耳の前あたりを5本の指で押さえてクルクルと動かします
- 次に頬の下あたりを5本の指で押さえてクルクルと動かします
- 最後に顎の下のラインに沿ってクルクルと動かします
大唾液腺クルクルマッサージは、後ろから前に指を動かすのが大切です。
あくまでもゆっくり動かすことを意識しましょう
また力を入れすぎると首などの筋を傷める危険性があります。力は入れすぎないで優しくおこないましょうね!
②「あ・い・う・べ」体操
「あ・い・う・べ」体操は福岡市にある「みらいクリニック」の内科医・今井一彰先生が考案されたものです。
- 「あ~」と声を出し、口を大きく開く
- 「い~」と声を出し、口を横に大きく引く
- 「う~」と声を出し、口を突き出す
- 「べ~」と声を出し、舌を大きく出す
- これを1セットとして何回も繰り返す
「あ・い・う・べ」体操は、ひとつひとつの動きを意識することが大事です。
声を出しながらゆっくりとおこなってください。
回数についてですが、考案者の今井先生は1セットを1日30回行うことを目安としています。
30回行うのが大変な方は、最低でも朝食前と夕食前に1日3セットおこなうようにしてみてください。
それでも充分唾液増加の効果は期待できます。
③歯ブラシで舌とおしくらまんじゅう
歯ブラシのヘッドで舌を押し、舌で歯ブラシを押し返します。
いわゆる、おしくらまんじゅうを歯ブラシと舌でおこなうのです。
唾液の分泌だけでなく、舌の筋力アップも期待できるトレーニングになります。
- 歯ブラシを舌の中央部に当てて下に押します。
- 舌を上に挙げるようにして歯ブラシを押し返します。
- その状態をキープしながら心の中で10秒数えます。
- 次は歯ブラシを舌の右側に押し当て、舌で反対方向に押し返し10秒キープ
- 最後は歯ブラシを舌の左側に押し当て、舌で反対方向に押し返し10秒キープ
「舌とおしくらまんじゅう」は舌の筋力を鍛えることで飲食する力をアップさせることができます。
さらに活舌を良くする効果も期待できます。
唾液が増えることで食事を美味しく、お喋りもハキハキ、身体も元気になりましょう!
④小唾液腺ナデナデマッサージ
舌を使って、口の中をナデナデマッサージをおこないます。
- 舌先で上顎の内側の粘膜をナデナデとマッサージ。
- 飴玉を口に入れている時のように、舌で両頬の内側を片方ずつナデナデとマッサージ。
- 舌先で上唇と下唇の間をマッサージ
- これらを1回あたり10秒かけてゆっくりと動かしてください。
舌が歯に触れた時にザラッとした感じがないかを確認してみてください。
もしザラッと感じたらそれは「細菌」のかたまりです。
歯磨きできちんと汚れを落とせていない証拠ですので、日頃の歯磨きを見直してみましょう!
まとめ
唾液を増やすトレーニングを4種類ご紹介させて頂きました。
どれも空いた時間に簡単に出来るものばかりです。
これらのトレーニングは一度やったらOKというわけではなく、継続しておこなうことが大事です。
4つ全部とは言いません、1つだけでも良いので、ぜひ習慣にしてみてください。
小樽歯科衛生士専門学校卒業
フリーランスの歯科衛生士として、ホワイトニングサロンオーナーとして独立。
2023.3〜歯科衛生士常駐のセルフホワイトニングサロン開業
・ホワイトニングサロンKiratt札幌店オーナー
・歯科衛生士歴3年目
・ホワイトニングコーディネーター資格あり