なぜ白くなるの?ホワイトニングの原理、方法を徹底解説!

みなさんは歯のホワイトニングをした事がありますか?

近頃、美容業界が盛り上がっていますよね、エステや脱毛をするのは女性だけでは無く、男性も普通に通う時代になり、歯のホワイトニングも男性のお客様が増えております。

ですので、ホワイトニングをした事がなくても、言葉は聞いた事があると言う方がほとんどだと思います。

では、歯のホワイトニングがなぜ白くなるのか知っていますか?

今日は歯のホワイトニングについて詳しくご説明していきますね。

ホワイトニング(漂白)とは?

ホワイトニングとは、薬剤により歯を白くするための施術の事を言います。

歯の黄ばみや、変色にはいくつか原因がありますが、着色やステイン、汚れなどにより変色している場合は、歯科医院で行うクリーニングで汚れを落とし改善することができます。

タバコや、コーヒー、赤ワインなどの着色汚れを落とすのはこれにあたります。

しかしクリーニングでは元々の歯の色が白くなることはありません。

汚れや着色ではなく、元々歯の色が黄色っぽい方はクリーニングでは白くなりませんが、内面から白くするタイプのホワイトニングで白い歯に近づける事ができます。

それが、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングです。

歯科医院で行うオフィスホワイトニング

短期間で白い歯が手に入ることができるホワイトニング方法です。

高濃度の薬剤(過酸化水素や過酸化尿素)と特殊な光を使います。

過酸化水素は2.5%〜3.5%のものが消毒剤として使用されています。(オキシドール)

少し難しいお話にはなりますが、過酸化水素は身体に存在する酵素によって分解され、フリーラジカルというものが発生します。

フリーラジカルには強い酸化力があり、細菌の構成成分に効果があります。

また漂白作用、脱臭作用があり、歯のホワイトニングに応用されています。

過酸化水素からフリーラジカルを多く発生させる為に、歯科医院では、光を当ててホワイトニングを実施します。

歯の表面に薬剤を塗布することにより、その成分が歯に浸透すると、色素を分解していきます。

これは化学反応によるものです。

更に、光を当てると色素を分解する化学反応が強まります。

これがホワイトニングで歯が白くなる原理です。

短期間で白くなると言うメリットがありますが、デメリットもあります。

ホワイトニング剤の濃度が高いと薬剤が歯の神経に強い刺激を与える為知覚過敏になりやすいといわれています。

個人差がありますので痛みが無い方もいれば人我慢できない方がいるかもしれません。

自宅で行うホームホワイトニング

自宅でできるホームホワイトニングですが、こちらも先ほどと同じ薬剤にはなりますが、オフィスホワイトニングと違って薬剤の濃度は低めになっています。

そして光も当てない為、時間がかかります。

しかし、一度歯科医院でマウスピースの型を取り作成してもらえば、自分のタイミングでいつでもできるというメリットがあります。

お仕事などで忙しく歯科医院に通えないと言う方には人気があります。

そしてゆっくり時間をかけて白くすることで色持ちが良い(後戻りまでの期間が長い)、透明感のある自然な仕上がりになりやすいです。

ホームホワイトニングのデメリットですが、時間をかけて白くするのでイベント事や予定が迫っている方には向きません。

また、マウスピースの装着時間が、1日30分〜長いもので就寝中ずっとなど、歯科医院によって様々ですがら気持ち悪さや話づらさがあります。

マウスピースをはめている間は飲食もできません。それが満足するまで毎日続きますので、自分で行うのが面倒な方には不向きといえるでしょう。

更に、ホームホワイトニングした直後は色を吸収しやすい為、数十分から数時間、飲食を我慢する必要があり、喫煙もさけた方が良いでしょう。

ホワイトニングで白くできる歯について

歯科医院や薬剤により、時間や薬剤の濃度は様々です。

ホワイトニングで白くできる歯ですが、自分の歯であれば基本的に白くすることができます。

(歯の質や年齢、歯の病気などにより、個人差はあります)

ホワイトニングで白くならない歯は、詰め物や被せ物、人工物などです。

神経が無い歯も普通のホワイトニングでは白くなりませんが、歯科医師が行うウォーキングブリーチという方法ならホワイトニング効果が期待できます。

近頃、歯科医院だけではなく、サロンでセルフホワイトニングするお店が増えています。

サロンで行うホワイトニングの場合、着色や茶渋などの汚れなら、白くすることが可能ですが、歯そのものを白くすることが出来ません。

それはサロンや市販品で使用できるホワイトニング剤や成分には制限があり、法律で定められているからです。

ホワイトニングにかかる費用や値段はサロンの方が圧倒的に安いのでご自身の歯の悩みによって使い分けましょう。

まとめ

清潔感や見た目の良さで人気のホワイトニングですが、なぜ白くなるのか、メリットデメリットがわからなければ不安ですよね。

歯科衛生士としては、これらを理解し、ご自身の歯のお悩みと向き合った上でホワイトニングする事をおすすめします。

当サロンでは医療級レベルで白くなるオリジナルのホワイトニング剤を使用しております。

詳しくお聞きになりたい方は無料カウンセリングもしておりますのでお気軽にご相談下さい。

ブログ監修:川畑 リサ

大阪歯科学院歯科衛生士専門学校卒業

一般歯科、小児、矯正、口腔外科、訪問歯科等を経験し、現在、フリーランスの歯科衛生士として、歯科医院に勤務しながらセルフホワイトニングサロン開業中。

歯科衛生士歴21年目

2022.7〜歯科衛生士常駐のセルフホワイトニングサロン開業

・ホワイトニングコーディネーター・歯科食育士・トリートメントコーディネーター資格あり

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