噛むだけじゃない?!それぞれの歯の役割と、健康な歯を守る方法

歯の位置と名前

まず、乳歯から説明します。

乳歯は、全部で20本あります。

個人差はありますが、歯が生え始める時期や順番はある程度決まっており、多くのお子様は下の真ん中の歯が1番に生え、だいたい2〜3年ほどで乳歯が全て生え揃います。

その後、6歳頃から永久歯への生え変わりが始まります。

永久歯は、全部で28本プラス親知らずと呼ばれる智歯があります。親知らずは元々無い方や生えてこない人もいます。

永久歯は大きく分けて『切歯』、『犬歯』、『臼歯』の3つの形状に分けられます。

切歯は1番真ん中とその隣、犬歯は3番目、臼歯は4番目から8番目(8番目は智歯です)

歯の特徴と役割

普段、何気に使っている歯ですが、歯は私たちが健康に生きていくためにとても大切な部分です。

食べ物を美味しく食べる手助けをしてくれ、言葉を上手く発する為にも必要で、それぞれにしっかり役割があります。

切歯は食べ物を噛み切る役割や言葉の発音、1番初めに目に入ることから審美的に重要な役割も担っています。

犬歯は先が鋭く、動物で言うところの牙の名残と言え、食べ物を切り裂く役割をします。

別名『糸切り歯』とも呼ばれます。

丁度前歯と奥歯の境目にあることから、噛み合わせの目印として上下の顎が正しく噛み合う様にガイドしてくれる役割もあります。

そして犬歯の最も大きな特徴は他の永久歯に比べて歯根が最も長く、頑丈に出来ているので、歯ぎしりの様な横から受ける力にも強く、寿命も長い歯です。

そして臼歯は食べ物をすり潰す役割です。

奥歯と言われる臼歯の中で6歳ごろに生えてくる6歳臼歯は永久歯の中で最も大きい歯です。

噛む力が強く、噛み合わせの時に重要な歯になります。

歯を守るために気をつけること

歯を守るために出来ることはたくさんあります。

乳歯のうちは自分でしっかり磨くことが不十分な年頃の為、ご両親やご家族のサポートがとても大切になってきます。

歯磨きはもちろんのこと、おやつのダラダラ食べや砂糖の量、与え方なども虫歯と大きく関係してきますので注意が必要です。

乳歯の奥歯の溝や歯と歯の間は特に虫歯になりやすいので毎日の仕上げ磨きに加え、デンタルフロスのご使用もおススメします。

欧米では歯磨きとデンタルフロスのセットは馴染みがありますが、日本ではまだまだ浸透しておらず、大人になって初めてデンタルフロスを使用したと言う方も少なくありません。

2歳頃から使用することで楽しんでケアすることができ、大人になってからも虫歯予防や歯周病予防に役立ちます。

噛み合わせや歯並びも歯を守るうえでとても重要です。

噛み合わせや歯並びが悪いと、過度な力がかかり歯の負担になったり、歯周病や虫歯の原因になる可能性が高くなります。

噛み合わせや歯並びを治す場合、治療を開始する適切な時期には個人差がありますので矯正歯科の受診をオススメします。

ご自宅でのセルフケアに加え、歯科医院での定期的なクリーニングも歯を守る上でとても重要です。

しっかり綺麗に磨けていても、ご自身で取りきれない汚れは必ずあります。

歯科医院を受診する事で細かい汚れを取り除き、磨けていない箇所や苦手な部分を知ることができます。

万が一、虫歯や歯肉炎になっていたとしても早期発見、早期治療が可能になります。

まとめ

どうでしたか?

あって当たり前だと思っている歯が、健康維持にはとても重要で守っていなければいけないと言うことがわかりましたか?

美味しいものを食べ、沢山話し、笑える様にしっかり健康な歯を守りましょう!

当サロンでは歯を白くするだけではなく、歯を守る為に出来ること🟰歯周病予防や虫歯予防、口臭予防もできますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

ブログ監修:川畑 リサ

大阪歯科学院歯科衛生士専門学校卒業

一般歯科、小児、矯正、口腔外科、訪問歯科等を経験し、現在、フリーランスの歯科衛生士として、歯科医院に勤務しながらセルフホワイトニングサロン開業中。

歯科衛生士歴21年目

2022.7〜歯科衛生士常駐のセルフホワイトニングサロン開業

・ホワイトニングコーディネーター・歯科食育士・トリートメントコーディネーター資格あり

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