少人数ウェディングの費用相場は?メリット・デメリット

最近家族中心の結婚式が注目されていますが、費用はどのくらいなのでしょうか?

今回は人数別の費用の相場やメリット・デメリットについてもご紹介していこうと思います。

人数別費用相場

「少人数結婚式」とは、2名~30名ぐらいの人数で挙げる結婚式・披露宴のことです。

人数別の費用相場を見ていきましょう。

●新郎新婦の2人

国内のリゾート地や神社での挙式の場合、挙式料は10万から20万が目安。

海外のリゾート地だと、滞在費を含めて100万近く使うカップルもいるようです。

●10名程

10名規模の結婚式は、家族のみの結婚式が多いようです。

挙式費用、披露宴費用、装花、お礼のプチギフトなどの費用がかかり、平均費用は100万円前後の場合が多いようです。

●20名程

平均の費用は150万円程。ゲストが増えた分飲食費用が増えますが、ご祝儀が増えたりするので、トータルでは10名規模よりも自己負担分が下がる傾向にあるようです。

●30名程

費用の平均は200万円前後。人数が多くなるにつれて、食事会スタイルから披露宴スタイルに近づいていく傾向にあるようです。

少人数ウェディングでは100万円台~200万円台で結婚式を挙げている方が多いようです。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によると、大人数ウエディングでの全体平均費用は327万1000円とのことなので、少人数だと費用は抑えられるようです。

その理由として、結婚式にかかるお金には2種類ある為。

1つは、ゲストの人数に関係なく発生する「固定費」。

そしてもう1つが、料理や引出物などのようにゲストの人数で変わる「変動費」。

家族中心の結婚式ではゲスト人数が少ないので「変動費」がぐっと抑えられる為、費用が安くなるんですね。

少人数ウェディングのメリット・デメリット

●少人数ウェディングのメリット

①新郎新婦とゲストの距離が近い

少人数だからこそ、ゲスト全員とお話しすることができます。しっかりコミュニケーションが取れるので感謝や想いを全員に伝えることができます。

②アットホーム

大人数だと、新郎新婦も緊張しがちになってしまうでしょうが、気心が知れたご家族やご友人が中心の結婚式ならリラックスして式を挙げられるのではないでしょうか。

③結婚式準備の負担を軽減できる

結婚式では、招待状の発送、席次表・席札などの作成、引出物・引菓子の選択、などゲストに関わるさまざまな準備があります。

ペーパーアイテムなどの一人ずつ準備が必要なアイテムもゲストの人数が少ないと、用意する数も少なくなり、普段は軽減できるでしょう。

●少人数ウェディングのデメリット

①会場が限られる可能性がある

結婚式場の中には○○名以上で利用可など人数に条件があったりするところもあります。

式場内に広さが違う会場が複数ある場合、会場毎に目安の人数が決まっていることも多いです。

ゲスト数に対して会場が広すぎると、どこか寂しい雰囲気になってしまうことも。

少人数でも対応可能な式場や、貸切できるレストランを選ぶなど、人数に合った会場を選ぶと良いでしょう。

②自己負担費用が多くなる場合もある

先程お伝えしたように、結婚式には「固定費」と「変動費」があります。

ゲスト数が少ない分、変動費は抑えられますが、人数に関わらず発生する固定費は一定の費用発生します。

そこで、ゲスト数が少ないとご祝儀の総額も少なめになります。

一般的に結婚式では、結婚式・披露宴にかかる総額から、ご祝儀の総額を引いたものが新郎新婦の自己負担額になります。

そこで、少人数結婚式に対応したプランを提供している式場もあるので、事前にしっかり見積もりやシミュレーションをして、予算を考えておくのが費用を抑えるポイントになってきます。

少人数ならではの演出

ゲストとの距離が近いため、参加型の演出がおすすめです。

結婚指輪をリボンに通してリレーする「リングリレー」や、ゲストにリングボーイやフラッグボーイをお願いするのも良いですね。

ゲストひとりひとりに合わせたプチギフトや引き出物を用意するのも魅力的です。

他にも大人数だと皆に同じ引き出物を用意することが多いですが、少人数ウェディングでは、ゲストひとりひとりに合わせたプチギフトや引き出物を用意したりするのもおすすめです。

まとめ

大人数のウェディングも魅力的ですが、少人数ウェディングならではのアットホームさも大きな魅力。

最近では少人数ウェディングプランを提供する式場も増えています。自分たちに合ったプランをしっかり比較検討し、費用のシミュレーションを行うことが大切です。