結婚指輪を美しく保つ！日頃できるお手入れ方法を紹介

結婚指輪は結婚した証として購入しますが、できれば美しく保ちたいもの。しかし、結婚指輪の正しいお手入れ方法を知らない人は多いことでしょう。

本記事では、結婚指輪のお手入れの重要性と素材別のお手入れのポイント、保管方法まで幅広く解説します。

記事を読めば結婚指輪を美しく保つ方法がわかります。ぜひ大切な指輪を長く楽しむためにも参考にしてみてください。

結婚指輪のお手入れの重要性

結婚指輪は夫婦であることを象徴するアイテムで、日頃から身につける機会が多いため、定期的なお手入れが必要です。指輪には汗や皮脂が付着したり、傷がついたりします。指輪の素材によっては変色につながり、本来の美しい状態からかけ離れてしまう場合もあります。

日常的なお手入れは簡単にできますので、ぜひ定期的に取り入れてみましょう。

日常的なお手入れ方法

日常的なお手入れ方法としては、柔らかいクロスなどで力を入れずに優しく指輪を拭くことがポイントです。指輪を拭くことで、皮脂や汚れを落とすことが可能です。また研磨剤入りのクロスを使うと指輪を傷つけてしまう恐れがありますので、研磨剤入りのものは避けるようにしましょう。

くもりや汚れが気になってきたとき

結婚指輪のくもりや汚れが気になってきた場合のお手入れ方法を紹介します。指輪のくもりや汚れを落とす手順は以下のとおりです。

1. コップ1杯程度のぬるま湯に中性洗剤を数滴入れて、指輪をつける
2. 柔らかいブラシで汚れの気になる部分を磨く。
3. 水で洗って中性洗剤を落とす

中性洗剤以外の洗剤を使うとかえって指輪を傷つける恐れがあるため、他の洗剤を使うのは避けてください。ブラシで指輪を磨くときは、柔らかいブラシを選ぶことが重要です。硬いブラシを選ぶと逆に指輪を傷つける原因となります。ブラシ選びに迷ったら子ども用のやわらかめのブラシや化粧用のブラシ、絵筆などが最適です。

ただし、ブラシを使う部分は石がある爪の部分や刻印のある部分だけにしましょう。他の部分もブラシで磨くと傷がつく可能性があるためです。ブラシは最小限の場所に限定し、極力使わないようにするのが良いでしょう。

水洗いに適さない素材もあるので注意

水洗いで指輪をきれいにする方法をご紹介しましたが、一部の素材は水洗いに適さないものもあるため、水洗いを行う際には慎重に行いましょう。

水洗いに適さない素材は以下のとおりです。

1. エメラルド
2. パール・真珠
3. オパール

水洗いができるかどうかは購入したお店に確認しておくと安心です。指輪を購入する際に自分でできるメンテナンス方法についても確認しておきましょう。水洗いに適さない素材や、水洗いができるか不明な場合は、乾拭きでお手入れするのがおすすめです。

素材別のお手入れポイント

結婚指輪にはさまざまな素材が使われていますが、素材によってお手入れ方法についても理解が必要です。ここからは素材ごとの特徴とお手入れのポイントについて詳しく解説します。

結婚指輪に使用される主な素材は以下のとおりです。

1. プラチナ
2. ゴールド
3. チタン

プラチナ

プラチナの基本的なお手入れは、柔らかいクロスで乾拭きする方法です。ただし、クロスを使用する際にはプラチナに対応しているクロスであるかどうかの確認が大切です。また、研磨剤を含むものを選ぶと傷つけてしまうリスクがあるため、研磨剤不使用のものを選んでください。大切な指輪を傷つけないためにもクロス選びと磨きすぎには注意しましょう。

どうしても汚れが気になる場合は、先ほどご紹介した水洗いも可能です。

ゴールド

プラチナの次に定番となっているのがゴールドの素材です。ゴールドは私たち日本人の肌になじみやすく、使用する金属によって違う色合いが楽しめる点も魅力です。ホワイトゴールドやピンクゴールド、イエローホワイトなどゴールドといっても多くの種類から選べるので、自分に合った色を見つけてみましょう。

ゴールドも基本的には柔らかいクロスで乾拭きするだけで十分です。ただし、ピンクゴールドは銅の配合が多い特性から、汗によって変色しやすいためこまめに拭き取ることが求められます。

ゴールドは肌なじみや色合いから人気のある素材ですが、プラチナと比べると入浴や温泉などで外す必要があるため、購入する際には十分に素材の特性を理解したうえで選ぶようにしましょう。

プロによるメンテナンスの必要性

日頃の指輪のお手入れは乾拭きで十分ですが、結婚5周年や10周年など節目の年に定期的に指輪を購入したお店でメンテナンスしてもらうのもおすすめです。石が取れかけていないか、変形していないか、指のサイズに変わりはないかなど、細かな点までチェックしてもらえます。また、指輪についた傷も目立たなくしてくれるので、また美しい状態の指輪を楽しめる点もプロのメンテナンスの魅力です。

頻繁ではなくていいものの、定期的にプロによるメンテナンスを受けることで、長期間指輪を楽しめるのでおすすめです。

指輪の保管方法と注意点

大切な指輪を長く使うためにも適切に保管することが大切です。結婚指輪の保管方法と注意点について解説します。

指輪の保管方法

指輪は購入した箱や柔らかい素材の袋、ジュエリーボックスなどに入れて保管しましょう。ジュエリー同士がぶつかると傷つく原因となりますので、ジュエリーがぶつからないようにして保管することをおすすめします。

また熱や湿気に弱い素材もあるため、直射日光や湿気がある場所での保管はなるべく避けて保管するようにしましょう。

注意点

指輪を毎日つけっぱなしの人は、食器を洗うときの洗剤やお風呂のボディーソープや石鹸などで、指輪が抜けやすくなるので、紛失には注意しましょう。

指輪をつけたまま力仕事をすると指輪が変形する原因になる場合があります。必要に応じて指輪を外すことで、大切な指輪が変形するのを予防できます。ただし、指輪を外すことも紛失につながるリスクが高くなるため、指輪を外す場合は必ず保管場所を決めて、紛失には十分に気をつけましょう。

まとめ

結婚指輪の日常的なお手入れ方法や注意点などについて紹介しました。日頃の指輪のお手入れは柔らかな布で乾拭きするだけで十分です。くもりや汚れが気になる場合は水洗いできる場合もありますが、素材によっては向かない場合もあるので、詳しくは購入店で確認することをおすすめします。

また、購入店でプロのメンテナンスを受けることで、再び美しい輝きを取り戻すことも可能です。

結婚指輪は自分たちの結婚生活を共に過ごし、一緒に時を刻むアイテムです。傷は自分たちの思い出が刻まれているものなので、必ずしも悪いものではありませんが、気になる点があればぜひ一度メンテナンスしてみましょう。