結婚式の見積もり費用を安くするコツ!

結婚式場でもらえる結婚式費用の見積もり。
予算を考えながら決めていったはずが、最終見積もりで金額が大幅アップ!なんてこともあるようです。
今回は見積もりが増えてしまう原因と、費用アップを防ぐコツをご紹介していこうと思います。
見積もり費用アップでよくある原因
結婚式の見積もり書にはたくさんの項目がありますが、その中でも見積もり金額がアップしやすい項目があります。
①ゲスト数で変化する項目
ゲスト1人につき○円と計算されている項目は、ゲストが増えるともちろん、料金も増えます。
例えば
お料理やドリンク
お料理やドリンクはもちろんゲストの人数分かかるため、ゲスト数で変化してきます。
ウエディングケーキ
ウェディングケーキは、食べられる生ケーキと食べられないイミテーションケーキがあります。
生ケーキにして、ゲスト全員にふるまうなら、人数に合うサイズが必要になってきますので、ケーキのサイズアップが必要になった場合は、さらに費用がかかります。
引き出物類
引き出物やプチギフトも、ゲスト人数によって、用意する個数が変化します。
見落としやすい引き出物用の袋も人数分必要になってきます。
ペーパーアイテム
招待状、メニューカード、席札、席次表も人数分必要なアイテムです。
席料やチェアカバー
席料がゲスト人数×値段で計算される会場の場合は、ゲストが増えると席料もアップ。
また、椅子が増えるのでチェアカバー代も上乗せされます。
テーブル、テーブルカバー、装花
ゲストが1人2人増えるのではなく、大幅に増える場合、テーブルの数を増やさないといけないこともあります。
テーブルを増やせば、その分テーブルコーディネートの料金が追加でかかります。
②ランクアップする項目
式場と打ち合わせが進んでいくと、こだわりたいポイントが出てくるものですよね。
最初の見積もりでは、衣裳や料理などのランクが低めに設定されていることが多いです。
内容に満足できない場合は、追加料金を払ってランクアップをすることになります。
例えば
お料理、ドリンク、引き出物
おもてなしに関することはゲストこだわりたいポイントですよね。
料理の品数を増やしたり、より高価な引き出物を選んだり、ランクアップされる方が多い項目です。
衣裳
衣裳は多くの花嫁のこだわりポイント。
最初のプラン内で着たいドレスがなかったから、もっと上のプランのドレスを選ぶ方は多いです。
装花
装花は元のプランでは物足りないことも多いようです。
会場のコーディネートを考えて花の種類を変更すると料金が上がる場合もあります。
③打ち合わせが進むと追加になりやすい項目
待合室のウェルカムドリンク
結婚式や披露宴が始まる前のウェルカムドリンクは、ゲストのおもてなしのために追加されることが多いようです。
式場によっては初めからプランに含まれている場合もあるので、プランナーに確認すると良いでしょう。
親族の衣装レンタル、美容、着付け料
親族が留袖(とめそで)をレンタルしたり、会場で着付けを頼むことになった場合は、その料金が追加されます。
演出
演出は、追加になりやすい代表的な項目。
例えば、プロジェクターなど「映像機器」、カラオケやピアノなど「音響機器」、両親へ贈るための花束、「結婚証明書」や「フラワーシャワー」など、演出に必要なアイテムへの追加料金。
あとは、演出を追加した場合、「ケーキ入刀代」のような、演出自体にかかる料金が加算されることもあります。
式場によって異なるので、プランナーに確認し、演出の内容が決まり次第、見積もりに反映させてもらうようにしましょう。
プロによるビデオ撮影
プロによる撮影はやはり一味違うもの。
実際に映像を見せてもらって追加する方も多いようです。
④当日・後日に追加になりやすい項目
フリードリンク外の追加ドリンク
式当日、ゲストがフリープラン以外で追加のドリンクを頼んだ場合は、料金が別に発生します。
プラン外の注文を受け付けるかどうかをあらかじめ決めておくと良いでしょう。
写真の焼き増し
当日に撮った集合写真やスナップ写真の焼き増しは、「思っていたより渡す人が多くなった」といった理由で、式が終わってから追加になりやすい項目です。
⑤見積もりから漏れやすいもの
子ども用の料理、アレルギー対応メニュー
子どものゲストや、食物アレルギーがあるゲストのために用意した個別メニューは、初めの見積もりにはのっていない場合がほとんどです。
乾杯用のスパークリングワイン
乾杯用のスパークリングワインは、当初の見積もりに入れ忘れがち。フリードリンクには含まれないことが多いです。
衣裳小物代
ドレス代は見積もりに含まれていても、小物代は含まれていないこともあります。打ち合わせの際、プランナーに確認しておきましょう。
和装の場合の着付け料
和装を選んだ場合は着付け料が別にかかることもあります。
持ち込み料
衣裳を外部から持ちこむ場合は、持ち込み料がかかることもあります。
受付、マイクなどの装花
テーブル以外の装花は見落としがちなポイントです。
メイクリハーサル
メイクのリハーサルをしたい場合、プランによってはリハーサル料が追加でかかることもあります。
お引上げ料
「お引上げ料」とは、披露宴のあとにヘアメイクを元に戻すのにかかる料金のことです。
ヘアメイク代に含まれている場合もあるので、プランナーに確認しましょう。
介添料(かいぞえりょう)
介添料は、花嫁のお世話係である介添えの人に払う費用のことです。
サービス料
「サービス料」は、主にゲストをサポートするスタッフの人件費。
ちなみにサービス料は「飲食代や席料の10%」で計算されることが多いですが、式場によって計算方法は異なります。
節約のコツ
①ペーパーアイテムを自分で作る
招待状、席札、席次表などのペーパーアイテムは、節約しやすく、自作する方も多いです。
自分の好み、こだわりを詰められるのもオススメのポイントです。
②結婚式ムービーを自分で作る
オープニングムービーやエンディングムービー、自己紹介ムービーやゲストとの思い出のムービーなど、結婚式ではムービーを使った演出は人気です。
式場や外部の業者に制作を頼むと費用がかさみますが、自分たちで作ってしまえばかなりの節約になります。
③司会者を友人に頼む
司会者を友人や親族にお願いすると、式場が手配する司会者にお願いするよりも費用を抑えられることが多いようです。
④式の時期・日取り・時間帯を工夫
結婚式の費用は、いつ式を挙げるかによって大きく変わります。
- 真冬や真夏
- 「仏滅」や「赤口」など縁起が悪いとされる日
- 平日
- 夕方から夜にかけての時間帯
- 挙式まで3ヶ月など直近の日取り
などの日取りは選ぶ人が少ない傾向にある為、式場によっては料金が安くなる場合もあります。
⑤ほかの式場の見積もりを持っていって交渉
結婚式の見積もり額は、交渉することで安くしてもらえる場合もあります。
価格交渉をする場合は、他の式場で貰った見積もりを持っていくと具体的に話を進めやすいようです。
ただし、結婚式の価格交渉は、契約前にやっておきましょう。
契約を交わしてしまえば、その見積もりに納得した、ということになるもの。
そのため、それ以降の交渉は難しくなります。
⑥ドレス小物・下着類を自分で用意
ウェディングドレスを着る花嫁は、ドレスとあわせて身に着けるアイテムがあります。
例えば
- ベールやグローブなどのドレス小物
- ティアラなどのヘッドドレス
- ブライダルインナーやパニエなどの下着類
ベールやブライダルインナーは、式場手配だと数万円で買い取りが必要なこともありますが、ネットで探せば、数千円のものも出てきます。
通販サイトで売っていることもあれば、先輩花嫁が使い終わったものをフリマサイトやネットオークションに出品していることもあります。
まとめ
今回は結婚式の見積もり書の金額がアップしやすい項目と節約のポイントについてお話していきました。
結婚式にはたくさんのお金がかかりますよね。
プロにお任せする所や、自分たちで準備して節約できるかも!というように予算と相談しながら素敵な結婚式になりますように、ぜひ参考にしてみてください。