共働きにおすすすめ!結婚後の家計管理の必要性と家計管理術

独身時代と結婚後もお金の使い方が変わらない方もいますが、結婚後にお金の使い方や管理方法が変わる場合が多いです。これから結婚を控えている方にとって、結婚後のお金の管理について不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、結婚生活をするうえで、お金の管理が必要な理由と一般的な生活費の目安、共働きにおすすめの家計管理術を分かりやすく解説します。
結婚後もお金の管理方法を知ってやりくり上手を目指しましょう。
結婚生活においてお金の管理が必要な理由

結婚生活において、お金の管理は避けて通れない重要なテーマです。結婚すると、生活費や家賃、家電の購入費用など、独身時代に比べて支出が増える場面が多くなります。特に住宅を購入する場合、初期費用や住宅ローンの支払いが大きな負担となるため、事前の計画が欠かせません。
さらに、一戸建てを選んだ場合には、年月が経つにつれリフォームや修繕費、家電の買い替えなどの追加費用が発生します。急な大きな出費に備えるためにも、貯蓄などで将来のために備えておくことが大切です。
最近では、共働きの夫婦が増えているため、二人の収入を上手に活かして、効率的に貯金を増やすこともおすすめです。そのため、結婚を機に家計管理を始めることは、絶好のタイミングです。今後の二人の生活のために一度お金について話し合いの時間を確保してみましょう。
一般的な生活費の目安
総務省統計局のデータによると1世帯当たり 287,963円(2人以上の世帯)という数字のデータがあります。
引用元:総務省統計局 家計調査(二人以上の世帯) 令和6年9月分 2024年11月8日公表
上記の総務省統計局の家計調査のデータを参考に表に簡単にまとめました。

表を見てもわかるように、減少しているものもあれば増加している費目もあります。家庭によっても支出の内容は異なりますので、目安として考えてみてください。
おすすめの家計管理5選

賢くお金を使うには家計管理が欠かせません。なるべく簡単にできる家計管理をご紹介しますので、あまり手間をかけたくない方は参考にしてみてください。
おすすめの家計管理は以下の5つです。
- 項目別で管理する
- 一つの口座で管理する
- 財布を一つにして管理する
- どちらか一方が家計を管理する
- どちらかの収入を生活費、どちらかの収入を貯蓄に回す
順番に解説します。
項目別で管理する
おすすめの家計管理方法として、「項目別管理」を解説します。この方法は、家賃は夫、食費は妻など、生活に必要な家計の支出を項目別で分担して担当するシンプルな管理術です。
「項目別管理」は、お金をきちんと分けて管理するのが面倒な方にもおすすめです。最初に担当さえ決めてしまえば、特に金額などを報告し合う必要もないので、手軽に取り入れられます。
この方法を導入する際には、夫婦間での話し合いが欠かせません。収入の差やそれぞれの負担感を考慮し、無理のない分担を決めることが大切です。例えば、収入が多い方が家賃や光熱費など大きな金額の項目を担当し、収入が少ない方は食費や日用品など負担が軽めの項目を担当するようにすると、公平感が保てます。
夫婦それぞれがお金を出し合って管理する

夫婦で均等にお金を管理したいと考えている方には、共同でお金を管理する方法がおすすめです。この方法は、毎月あらかじめ決めておいた金額を共同の口座か財布に入金し、そこから支払う方法です。
家計が公平になるため、どちらか一方がお金を多く出していると感じることが少なく、バランス良くお金を管理できます。ただし、この家計管理はどちらかの収入がかなり低い場合は、負担が大きくなる可能性も考えられます。自分たちの収入に応じて柔軟に管理することを心がけましょう。
細かく管理したい方は、家計簿などで数字を記録するのも良いです。しかし、家計簿を記録するのが面倒な方は、キャッシュレス決済の利用がおすすめです。キャッシュレス決済を使えば、支出が自動的にアプリに記録され、手軽に確認できます。
ただし、キャッシュレス決済には使い過ぎてしまうリスクがあるため、注意が必要です。予算をあらかじめ設定し、定期的に支出を確認することが重要です。予算内で収めるように心がけることで、無駄遣いを防ぎ、安定した家計を維持できます。
どちらか一方が家計を管理する
夫婦のどちらかお金の管理が得意な人が家計管理を担当する方法ですが、この方法を取り入れている方も多いのではないでしょうか。
どちらか一方が家計管理を行い、収入から生活費やその他の支払いを行い、一定額のお小遣いを渡す流れが一般的です。家計管理を始めるとどうしても節約志向になり、自分の好きなものにお金が使えないことでストレスがたまり、思わずお金を消費してしまう失敗もよくあります。
そのため、家計に影響のない範囲で決められた金額内であれば好きに使って良いというルールなど、あまりストレスをためない方法を取り入れることがおすすめです。
どちらかの収入を生活費、どちらかの収入を貯蓄に回す
共働きで安定した収入がある夫婦の場合、どちらかの収入を生活費にして、もう片方の収入分を貯蓄する方法もおすすめです。この方法の大きなメリットは、毎月確実に一定額を貯蓄できることです。特に、将来の大きな出費に備えたい夫婦や、長期的な目標を持つ夫婦にとって、計画的な貯蓄につながります。
また、毎月のお給料内で生活費をやりくりすると、自然と予算を意識できるので、使いすぎを防げるメリットもあります。収入の範囲以内の支出を心がけることで、節約の習慣が身につきます。
生活費が急増する場合や予想外の出費が発生した際に、事前に計画を立てておくことも大切です。
また、マネーフォワードなどのアプリを口座と連携させておくと、自動で家計管理ができるアイテムもあります。手軽に家計簿を取り入れてみたい方におすすめです。
結婚を機に家計管理を始めた人の口コミ

実際に結婚した人はどのように管理しているのか気になる方も多いと思います。ここでは、結婚後にどのように家計管理をしているのか口コミを調べてみました。
結婚してからお互いの収入はオープンで、お財布も一緒にして家計管理も共同で行ってる。夫もお小遣い制賛成派で文句1つ言わず、結婚してからの方が節約を心掛けるようになってくれた🫶まじで家庭的な男👦🏻 ゆー@3m🧸🌻🎀 (@Yuuu8kuma)
なぜ経理が予算を立てるのか、よく分かってなかったけど、予算を立てて家計管理してみて分かった。予算立てないと、お金の管理は難しい😓
結婚して10年近く経つけどやっとまともに家計管理をしてみる。使った金額メモするだけで、節約になるわ😆 (@Riko_1765110)
株クラ界隈で結婚されている方に聞きたいのですが、家計管理はどうされてますか?
夫婦のお財布は別々で、必要な分だけ出し合う?
それとも合算して家のお金として管理?
ちょっと聞きたくなったので質問させてください🙇私は給与の全額を家の銀行口座に入れて妻が管理し、小遣いをもらっていますろん@Re:ゼロから始める投資生活 (@rontsuku0420)
家計管理は無理の範囲で継続することが大切
家計管理は何より継続が大切です。自分に合わない手間のかかる管理を選んでしまうと、結局家計のお金の流れが分からなくなってしまいます。将来の自分たちのために今からできる簡単な家計管理を取り入れ、日々のお金の流れを可視化してみましょう。
ただし、夫婦間でお金の価値観が違う場合もあるので、家計管理を始める際にはお互いの考えをきちんと話し合うことが大切です。夫婦が快適に暮らすために家計管理の第一歩を踏み出してみませんか。