結婚式当日に行う親族紹介式でやりがちなミスとその対策を紹介します

大事な娘さん、息子さんの結婚が決まり大喜びのお父さんお母さん。

ですが当日の親族紹介式については何か考えていますか?もしかすると親族紹介式って何?と焦っている方はいないでしょうか。

親族紹介式とは結婚式当日に両家の家族や親族だけで集まり、お互いの紹介をしながら挨拶をするという大事な行事です。

大事なお子さんの結婚式です、不備がないようにあらかじめ親族紹介式についてしっかりと学んでおきましょう。

親族紹介式とは?

両家の家族や親族でお互いの紹介をしながら挨拶をすることを親族紹介式と言います。

親族紹介式はだいたい15分〜20分程度でおこなうのが一般的です。

一般的には挙式の前に行いますが、会場によっては挙式と披露宴の合間に行うところもあるので、事前に確認しておきましょう。

また親族紹介方法は大きく分けて2パターンあります。

  1. 両家の親御様が親族を紹介するパターン
  2. 自己紹介というパターン

どちらのパターンなのか事前に新郎新婦に確認しておくと、当日慌てなくて良いですね。

親族紹介の順番

新郎家から行うのが一般的です。

まずお父様、お母様、ご兄弟の順番で紹介します。

続いてお祖父様、お祖母様、その後近しい親族から紹介します。(昔はご両親の後にお祖父様、お祖母様でしたが、最近はほとんどがご兄弟を先に紹介します。)

親族に配偶者がいる場合は、その親族を紹介するタイミングで行います。

新郎側が全て終わったら、次は新婦側の紹介になります。

親御様が紹介される場合の親族紹介の例文

それでは、〇〇家(新婦側)の皆さまに、〇〇家(新郎側)の紹介をさせていただきます。

新郎の父〇〇でございます。続いて新郎の母〇〇です。

新郎の兄の〇〇です。その隣が義理の姉になります〇〇です。

新郎の妹の〇〇です。

新郎の姪の〇〇です。

以上でございます。

〇〇家(新婦側)の皆様、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

(すべて敬称略)

親族紹介でやってしまいがちなミス

緊張のあまりご親族のお名前をど忘れしてしまう

嘘でしょ?と思われるかもしれませんが、これが最も多い失敗パターンです。

不安な方は間柄と名前を書いたメモを準備しておきましょう。

また普段は〇〇さんと読んでいても、C親族紹介の際は敬称略なので、気をつけましょう。

普段あだ名で呼んでいるから、本名なんだっけ?なんてことにもならないように!

新郎の祖母を「母の…」奥様を「妻の…」と紹介してしまう

親族紹介の際は新郎さんとの関係で紹介しなくてはいけないのに、お父様との関係で紹介してしまうミスです。

新郎の祖母を「母の…」奥様を「妻の…」といった感じです。

正しくは「新郎の祖母の…」「新郎の母の…」です。

ご自身のお兄様の場合は
「(誤)新郎の伯父にあたります」「(正)新郎の伯父にあたります〇〇です」

お兄様に配偶者がいる場合は
「(誤)その妻の」「(正)新郎の祖母の〇〇です」

このように紹介してください。

もし間違えたとしても慌てずに「失礼いたしました」と言い直せば大丈夫です!

自身の紹介を飛ばしてしまう

紹介することに気を取られて、ご自身の紹介を飛ばしてしまうお父様もいらっしゃいます。

〇〇家の紹介をさせていただきます。新郎の父〇〇です。どうぞよろしくお願いいたします。続いて新郎母の〇〇です。

といったように事前にシミュレーションしておきましょう。

親族紹介式の進行役を決めていない

「それでは新郎〇〇家から紹介させていただきます」

といった進行を誰がするのかを決めておらず、グダグダになってしまうのもあるあるです。

新郎がするのか新郎の父がするのか、当日までに決めておきたいですね。

自信がない場合は式場のスタッフに頼むという方法もあります。

その場合前もってお願いしておき、出席者のフルネームと新郎新婦との間柄を記したメモを渡しておきましょう。

まとめ

新しい家族と良い関係を築いていくために必要な儀式です。

今回紹介したやりがちなミスを事前に対策しておきましょう。

親族紹介式をそつなくこなして、お子さんの結婚式を楽しみたいですね!