婚約指輪と結婚指輪ってどう違うの?意味合いや相場について解説します

プロポーズを決心した時に最初に準備するものが、指輪だと思います。
その時に
「あれ?プロポーズに使うのは婚約指輪だっけ?結婚指輪だっけ?」
「そもそも婚約指輪と結婚指輪って何が違うの?」
と思われる方は意外に多いです。
今回の記事では、婚約指輪と結婚指輪の意味合いや由来、値段の違いやデザインの違いなどを徹底的に解説します!
婚約指輪とは
プロポーズの際に男性から女性へと贈る婚約の証が婚約指輪です。
また明治時代より日本では結納品のひとつとしても用いられています。
もともと婚約指輪の風習は、欧米の指輪交換の風習が戦後日本で広まったものだと言われています。
婚約指輪は固い絆を表すダイヤモンドが使われているものが多いです。最近では女性の誕生石を使ったリングを贈るのも一般的になっています。
また結婚指輪とセットで一緒に使えるようにと、同じブランドのセットリングを買われる方も多いです。
結婚指輪とは
結婚した夫婦が揃ってつける指輪のことです。
結婚式で新郎新婦が指輪交換をするのはこの結婚指輪になります。
こちらもヨーロッパから伝わり欧米でも定着していた結婚指輪交換が、戦後日本で広まったのが由来です。
ところでなぜ結婚指輪は左手の薬指にはめるか知っていますか?
それは古代エジプトの言い伝えが関係しているんです。
古代エジプトでは古くから「左薬指の血管は直接心臓までつながっている」と信じられてきました。
また当時は心臓に「心」があると考えられていた時代です。
また古代ローマでは結婚という儀式が始まった時に、指輪を取り交わす風習があります。
なので古代エジプトの「左手の薬指は心臓(ハート)につながっている指」という考えと、古代ローマの指輪を取り交わす風習が日本に流れてきて今の形になったと言われています。
婚約指輪と結婚指輪はそれぞれいつ購入すればいいの?
婚約指輪はプロポーズの際に渡すものなので、その時までにあれば良いのですが、注意点があります。
指輪はすぐに出来上がるものではないので、余裕を持って準備しておくことです。
オーダーで作成する場合は2〜3ヶ月ほど、既製品だとしても、最低1ヶ月は余裕をみておきましょう。
ブランドによっては既製品でも数ヶ月かかる場合もあるので、納期はあらかじめ各ショップで確認しておくことをおすすめします。
結婚指輪も同様に早めに準備しておきましょう。結婚式の約半年ほど前には購入しておくのが一般的です。
ご両親への顔合わせ時などでも使用するのであれば、もう少し早くても良いかもしれませんね。
婚約指輪と結婚指輪の付け方
婚約指輪と結婚指輪には付け方の順番があります。
婚約指輪は結婚式までは左手の薬指にはめます。
結婚式当日は右手の薬指に。そして挙式で結婚指輪を交換し、お互いの薬指にはめるんです。
結婚式が終わると結婚指輪をはめた薬指の上に、婚約指輪をはめます。
婚約指輪と結婚指輪の相場
とある結婚情報誌が実施したアンケートによると、
婚約指輪の平均額:35.9万円
結婚指輪の平均額:2本で24.3万円
だそうです。
また婚約指輪のダイヤの大きさの平均は0.2〜0.3カラットで、値段の平均は34万円です。
もちろんどのような指輪を購入されるかは自由なので、今回のデータは参考程度に留めておきましょう!
後悔しないための指輪の選び方
最後に後悔しない指輪の選び方を簡単に解説していきます。
3つのポイントに分けているので、参考にしてみてください!
①ぴったりのサイズを選ぶ
指のサイズは体型の変化によって左右されます。
だからと言って、ダイエットする予定だからときつめのサイズを購入したりするのはやめましょう。
結婚式当日に最も美しく見えるのは、当然ジャストサイズです。
②ショップスタッフにサイズを測ってもらう
①のぴったりサイズの指輪を購入するには、ショップスタッフに指のサイズを測ってもらう必要があります。
自分で正確な指輪のサイズを測るのは、誤差が生じるため、おすすめしません。
③試着を必ず行う
どれだけ時間がかかったとしても必ず試着はするようにしましょう。
同じ号数でも指輪によって微妙にサイズが異なる場合があるので、号数が同じだから大丈夫という考えは危険です。
見ているだけと実際にはめてみるとでは印象が違ってくることもあります。
かならず試着した上で購入を決めるようにしましょう!
さいごに
いかがでしたか?
今回の記事で婚約指輪と結婚指輪の違いや、どういった指輪を買うのかの参考にはなったでしょうか?
次回の記事では年代別のおすすめの指輪ブランドやデザインについて解説予定なので、お楽しみに!