結婚式の前撮りと後撮りの違いが知りたい!メリットとデメリットを紹介

結婚式をするとは決めたけど、前撮りや後撮りの違いが知りたいという方も少なくありません。

本記事では、前撮りと後撮りの基礎知識やメリットとデメリットを分かりやすく解説しています。前撮りと後撮りは結婚式の前か後に撮影するかによって呼び方が異なります

前撮りや後撮りは自分たちの結婚を美しい思い出として形に残すものです。前撮りと後撮りを検討している方は参考にしてみてください。

前撮りと後撮りの基礎知識

結婚式とは別に写真を撮影する方法には『前撮り』と『後撮り』の2種類があります。この2つの違いや特徴を見ていきましょう。

結婚式の前撮りや後撮りって何?

結婚式とは違う日にウエディングドレスや和装など、自分の希望する衣装で外やスタジオなどでプロのカメラマンに撮影してもらうものです

前撮りとは結婚式の前に撮影するもの

前撮りは主に、結婚式の前に新郎新婦の都合の良い日に結婚の記念として写真を撮影するのが一般的です。

最近では外で撮影を希望する方も増えています。自分たちの思い出の場所や、季節に応じた美しい場所で撮影することで、スタジオ撮影とは違った自然な写真を思い出として形に残せることが魅力です。

一方で、スタジオの撮影では照明器具など、自分たちをより美しい状態で写真に残すことが可能です。

後撮りは結婚式の後に撮影するもの

後撮りは結婚式の後に撮影することから、後撮りと呼ばれています。撮影の流れなどは前撮りと同じで、内容なども変わりません。

前撮りも後撮りもどちらもメリットとデメリットがあり、どちらにするかを決める必要があります。自分たちの都合や考え方によって最適な選択をすることが大切です。

結婚式の前撮りのメリット

結婚式の前撮りのメリットはいくつかあります。

  1. 結婚式当日には撮れない写真が残せる
  2. 事前に結婚式の雰囲気が味わえる
  3. 自分たちの思い出の場所や好きな場所で撮影できる
  4. 撮った写真を結婚式に使用できる

結婚式の前撮りは、結婚式当日には撮れない写真が残せることが大きなメリットです。結婚式当日は、式の段取りがあり自分たちをじっくり撮影する時間の確保は難しい傾向にあります。挙式や披露宴の際にプロのカメラマンにお願いして写真を撮ってもらうのは可能です。

一方で挙式や披露宴の写真は、結婚式の思い出として残りますが、前撮りの写真とは異なります。

前撮りの写真の場合、自分たちの好きな服装や場所、小物など結婚式とは違った演出が楽しめるのが魅力です

また、前撮りで撮った写真を大きく引き伸ばして、披露宴会場の入り口に置いたり、写真を披露宴の演出に利用したりできます。

結婚式の前撮りのデメリット

前撮りのデメリットは以下のとおりです。

  1. 前撮りの撮影の時間を確保する必要がある
  2. 結婚式とは別に料金が発生する

前撮りをするために時間を確保する必要があることがデメリットの一つです。前撮りを結婚式の近い時期に行うことで、準備と並行する必要があり、さらに忙しくなる可能性があります。

あらかじめ前撮りをしたいと考えている場合には、結婚式の時期と前撮りの時期をずらして早めに前撮りだけ行うか、結婚式が終わった後にゆっくりと撮影できる後撮りを検討するのも良い方法です。

自分たちの都合や考えなどを考慮して、最適な時期を選びましょう。また、ロケーション撮影などを希望する場合には、自分たちが撮りたい季節や時期を考慮することも大切です。

桜の咲く時期や紅葉など、タイミングを合わせる必要がある写真を撮りたい場合には、早めに前撮りを検討し、相談するのがおすすめです

自分たちの希望を伝えることで、自分たちに最適な季節に撮影できます。ロケーション撮影を希望する場合、カメラマンに相談すると撮影時期におすすめな日程の提案なども相談できます。

結婚式の後撮りのメリット

結婚式の後撮りのメリットは以下のとおりです。

  1. 結婚式で残せなかった写真を撮影できる
  2. 結婚式が終わっているので時間的に余裕がある

結婚式の後撮りのメリットは、前撮りのメリットと似ていますが、結婚式が終わっていることが大きく異なります。

結婚式で撮った写真に心残りがある場合や、撮り直したいものがある場合に、後撮りで写真を撮り直すことも可能です。結婚式の後に写真を撮影できるのは大きな魅力です。

ただし、写真を撮り直せることがメリットではありますが、挙式の様子など全てを撮り直せるわけではないことは理解しておきましょう。

また、結婚式が終わっている後撮りは、時間や気持ちにも余裕があり、後撮りに集中できるのもメリットの一つです。結婚式が終わると、ウエディングドレスや和装、カラードレスなど結婚の衣装を着る機会はありません。

ですが、後撮りをすることで、もう一度結婚式の気分を味わえるのも素敵です。結婚式では緊張などでドレスや着物をじっくり味わえなかった方も、後撮りで結婚式当日とは違い、衣装をじっくり楽しめます

前撮りか後撮りかどちらが自分たちに最適かどうかじっくり検討して、特別な時間を形に残してください。

結婚式の後撮りのデメリット

結婚式の後撮りのデメリットは以下のとおりです。

  1. 結婚式以外にお金がかかる
  2. 撮影する時間を確保する必要がある

結婚式の後撮りをするデメリットは、結婚式の他にも後撮りに料金がかかることと、撮影するために時間を確保する必要があることが挙げられます。

後撮りは結婚式の後に撮影するもので、基本的にいつ撮影するかなどは決まっていません。一方で、いつでも良いとはいえ、後撮りをしたいと考えている場合は、なるべく早めに後撮りの日程を決めることをおすすめします

後撮りの予定を決めずに時間だけが過ぎるのを防ぐためです。

特に予定がない場合には、結婚式の日程の近い日にちで考えておくと、スムーズに後撮りが行えるでしょう。

後撮りには料金は発生しますが、美しい思い出を残せる素敵な魅力があります。メリットとデメリットを考慮して、自分たちの希望する選択をしましょう。

前撮りや後撮りに関するよくある質問

前撮りや後撮りに関するよくある質問をまとめました。今から前撮りや後撮りを検討している方は参考にしてみてください。

どこで撮影するの?

撮影場所は大きく分けてスタジオかロケーション撮影があります。スタジオ撮影の場合は、ウェディングを撮影しているスタジオを訪れて撮影するのが一般的です。

スタジオで撮影する場合は、季節や気候に影響されにくい点が大きなメリットです。またスタジオでプロが使う照明を使って美しく撮影してもらえる点も魅力的です。

ロケーションの場合は、自分たちの好きな場所や思い出の場所、季節を感じられる写真や絶景など、自分たちの好きな雰囲気で撮影できるのがメリットです。

季節にこだわりたい場合は、ある程度タイミングを合わせることが必要になる可能性もあります。また外で撮影するロケーション撮影は気候にも大きく影響され、撮影日に雨など悪天候になる可能性も考えられます。

どちらもそれぞれ魅力のある撮影方法なので、自分たちの残したい写真やスケジュール、料金など総合的に考えて最適な選択をしましょう。

前撮りと後撮りの相場は?

前撮りの相場はは10〜15万円ほどが一般的です。一方で、衣装を変えたり遠い場所での撮影などをする場合はさらに値段が高くなる傾向にあります。

後撮りは平均20万円前後といわれています。とはいえ、スタジオ撮影やロケーション撮影など写真の撮影の種類などによっても金額は異なるため、あくまで目安として考えてください。

前撮りも後撮りもさほど料金には差がないことが分かります。自分たちのスケジュールなどを優先して決めるのが良いでしょう。

まとめ


結婚式の前撮りと後撮りの違いやメリットとデメリットについて紹介しました。

前撮りも後撮りも結婚式とは別に料金はかかりますが、一生に一度きりの思い出を形に残せる素敵なイベントの一つです。

最近では自分たちの好きな場所で撮るロケーション撮影が人気です。自然の中で自分たちの普段のリラックスした状態を残せるのも前撮りや後撮りの特徴になります。また好きな季節を選択し、その季節の生み出す美しい自然とともに撮影できるのもロケーション撮影の特徴です。