外国人はなぜ歯が白い?理由や歯に対する意識の違いを解説します。

今まで海外旅行に行ったり、映画を観たりして外国人の歯が白いと感じたことはありませんか?

逆に歯が黄色い外国人を見たことはありますか?

私は歯科の勉強をするまで、どうして外国人は歯が白いのだろうという疑問を持っていたことがありました。

今回は私と同じ疑問を持っている方に理解して頂くために、外国人と日本人の歯の違いについて詳しく解説していきます。

最後までご覧頂くと考え方や習慣が変わるかも!

エナメル質の厚さ

黄色人種である日本人は黒人や白人よりも歯のエナメル質が相対的に薄いことがあげられます。

先天的に薄い特性を持っており、統計学的にも証明されています。

エナメル質とは歯の1番外側にある表面の硬い層のことで、歯をガードしています。

エナメル質は白色で半透明という特色があり、薄いとその下にある象牙質が目立ちやすく、歯が黄色く見えます。

逆にエナメル質が厚い外国人は、歯が白く見えるのです。

食生活の違い

エナメル質は酸で溶けるのはみなさんご存知ですよね?

近年、日本人の食生活は欧米化し、野菜や海藻類といったアルカリ性の食品が減り、肉や魚、卵、穀類といった酸性よりの食品を多く摂取する傾向が見受けられます。

最近多くの人が好むコーヒーも酸性の飲料です。1日何度も飲用する方は警戒が必要と言えます。

酸性の食品を摂取し、食後に歯磨きをしないと、エナメル質に少しずつダメージが生じてしまいます。

このように日本人の食生活の欧米化も、歯が黄ばんでまう原因の1つと考えられます。

しかし、欧米の食文化では、食事と一緒に水を飲むことが一般的で、これによって歯に着色や食後の汚れが付着するのを防ぐ効果があります。

歯の丈夫さ

一般的に、欧米人の歯は、日本人の歯に比べて丈夫であると言われています。

これは、欧米人が肉や乳製品を多く摂取する食生活を送っているため、歯が強靭になる傾向があるためだと言われています。

歯科医療

アメリカでは歯医治療に保険が適用されず、治療費が高いとよく聞きます。

これは本当の話で、アメリカでは日本のような国民皆保険制度は存在せず、虫歯や歯周病の治療は全額自己負担となります。

そのため、予防的なケアが重要視されており、虫歯や歯周病にならないようにしっかりセルフケアをし、治療ではなく予防のために定期的に歯科医院を受診するようです。

日本では歯科治療が保険適用されるため、痛くなってからや、症状が出てから受診する人がまだまだ多いです。

日本とアメリカはまさに正反対ですね。

しっかり歯磨きをされている意識の高い人たちも、もちろんいますが、日本人は歯科に対する意識が低いと言われています。

1日1回も歯磨きをしない人や、歯間ブラシやフロスなんて使ったことがない人もまだまだいるのが現状です。

意識の違い

外国人の中でも特にアメリカは歯への美意識が高い国です。

日本では歯科医院でしか取り扱うことのできないような高濃度のホワイトニング用品が、アメリカのドラックストアやスーパーには当たり前のように並んでいます。

アメリカ人がいかにオーラルケアに高い関心を持っているかがわかりますね。

日本ではマスクの制限が無くなりホワイトニングの需要が増えてきてはいるものの、『お金をかけるほどではない』という考え方や、経済的な理由、まつ毛やコンタクトなど歯よりも、印象的な目元をつくる為にお金をかける人がまだまだ多いです。

しかし、アメリカ人は口元重視で歯は重要なパーツだと考えられています。

黄色や、ガタガタの歯並びを放置することはネガティブなイメージを持たれるのです。

そのため、歯が綺麗なのは当たり前のことで、黄色い歯は恥ずかしいことだと考える人が多数派であるようです。

日本人と同じアジア人で美容大国と呼ばれる韓国も歯科に対する意識は高いようです。

美容整形のイメージが高く、日本からも美容整形を受けに行く人がいるほど重要が高いですが、実は、歯列矯正やホワイトニングをする人も多いそうです。

歯科に対する知識も高く、セルフケアもしっかりできているようで、1日の歯磨き回数は、日本人と比べて多いです。

朝・晩2回歯磨きする人が多い日本と比べて、韓国では1日3〜4回歯磨きをするのが平均的です。

朝・昼・夜・間食に加え、外食時でも携帯用歯ブラシを持参して歯磨きするそうです。

毎日の積み重ねで将来残っている歯の本数も変わってくるでしょう。

まとめ

外国人の歯が白い理由には先天的なものと、後天的なものがあります。

それに加えて、意識の違いも大きいです。

今後、定期的な歯科の受診率が増え、デンタルフロスや歯間ブラシの使用率が増えれば、将来健康で美味しく食べることが可能になるほか、健康寿命も増えるでしょう。

先天的な理由は難しいですが、意識が少しでも変われば、白い歯に近づくこともできるはずです。

歯の黄ばみのお悩みがある方は以前の投稿をご覧下さい。

当店ではお口のお悩みを持った方のお話を聞きながらその方に合ったカウンセリングをおこなっております。

歯のホワイトニングにご興味がある方はKirattまでお気軽にお問い合わせ下さい。

ブログ監修:川畑 リサ

大阪歯科学院歯科衛生士専門学校卒業

一般歯科、小児、矯正、口腔外科、訪問歯科等を経験し、現在、フリーランスの歯科衛生士として、歯科医院に勤務しながらセルフホワイトニングサロン開業中。

歯科衛生士歴21年目

2022.7〜歯科衛生士常駐のセルフホワイトニングサロン開業

・ホワイトニングコーディネーター・歯科食育士・トリートメントコーディネーター資格あり

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