ホワイトニングの持ちを良くするには食後のアフターケアが大事!
こんにちは、Kiratt柏店です。
当サロンでホワイトニングをしていただいたお客様からよく聞かれるのは「ホワイトニングした歯はいつまで持ちますか」と言う質問です。
結論から言うと個人差がございます。
残念ながらホワイトニングで手に入れた歯の白さは永久ではありません。
前回のお手入れから1〜2ヶ月メンテナンスをしてなくても白い歯をキープできている方もいれば、着色してしまってお色が戻っている方もいらっしゃいます。
せっかく手に入れは白い歯はできるだけ長持ちさせたいですよね。
歯の着色の主な原因は普段の飲食です。
基本的には、水以外のものは全て着色します。
着色をまったくせずに生活するのは不可能ですので、いかに着色を防ぐのかが重要になってきます。
そこで、今回はホワイトニングの持ちをよくするための食後のアフターケアについてお話しします。
着色の主な原因
先ほど水以外の飲食物はすべて着色すると言いました。
その中でも特に歯を着色させやすい食べ物は、2種類あります。
着色性食品
1つが、色の濃い食べ物。
- ソース
- ケチャップやトマトソース
- 醤油
- 赤ワイン
- コーヒー
- カレー
- キムチ
- かき氷
- 緑黄色野菜
食べた時に舌に色が付いてしまいそうな食品は、歯にも着色します。
これらは「着色性食品」と呼ばれます。
着色補助食品
続いて酸性の食品です。
- 炭酸飲料
- アルコール
- お酢
- スポーツドリンク
- 柑橘系の果物
これらは「着色補助食品」と呼ばれ、口にすると口腔内が酸性になり歯の表面を溶かします。
その状態で色素があるものを口にすると歯の内側にまで色素が取り込まれてしまい歯に色が着きやすくなってしまいます。
「着色補助食品」自体には着色作用がないものの、先ほど紹介した「着色性食品」と一緒に食べてしまうと本来以上に歯への着色を促してしまうというわけです。
ホワイトニングの持ちをよくするための食後のアフターケア
食べた後は口をゆすぐ
これらの食べ物を口にする時は、「着色性食品」と「着色補助食品」を同時に摂らないよう組み合わせに気をつけるか、食べた後に水で口をゆすぐようにしましょう。
食後に水で口をゆすぐことで、酸性になった口の中を中和してくれたり、着色の原因となる物質を洗い流してくれます。
また、コーヒーや炭酸飲料などを飲むときには、歯に付かないようにストローを使うのも対策のひとつです。
歯磨きは食後30分
食後に口をゆすぐのがいいなら、「歯磨きの方がいいのではないか」と思った方もいるでしょう。
歯磨きをする方がより着色物質を洗い流せるのですが、注意点があります。
歯磨きをする場合は、食後30分にしましょう。
理由としては、食べてすぐ歯磨きをすると歯を傷つけてしまう恐れがあるからです。
食べたものにより口の中が酸性にかたむくと、歯の表面からカルシウムイオンなどのミネラルが溶け出します。この状態のことを「脱灰」と言います。
唾液で口腔内が再び中和されると、溶け出したミネラルが歯の表面に戻る「再石灰化」が起こります。
食後すぐに歯を磨くと、脱灰してもろくなった歯の表面を傷つけやすくしてしまいます。
なので、食後すぐには口をゆすぐだけにし、30分後の「再石灰化」が起こった状態での歯ブラシをオススメします。
キシリトールガムを噛む
歯の「再石灰化」に付いて触れましたが、これを促進する方法があります。
それはキシリトールのガムを噛むことです。
ガムを噛むことで唾液の分泌量を増やし、食後に酸性になりがちな口腔内を素早く中和することがでます。
唾液の分泌量が増やすことは歯の「再石灰化」を促進するだけでなく、着色の原因物質を洗い流すことにもつながります。
また、キシリトールガム自体に歯の「再石灰化」を増強する作用があるとも言われています。
注意点は、「キシリトール配合」と書いてある市販のガムに、砂糖などの甘味料が含まれることがあります。購入する際には、砂糖不使用のキシリトール100%のものを選びましょう。
歯をコーティングできるアイテムを使う
歯磨き粉や歯のトリートメントの中には歯のコーティング作用が含まれる物があります。
歯の表面をツルツルにすることで汚れが着きづらい歯にします。
薬局などで数百円〜数千円で買うことができます。
買う際には、以下のような成分が入っているものを選びましょう。
ポリリン酸ナトリウム
歯の表面の着色を浮かせ、歯ブラシの際に汚れを取りやすくします。
ヒドロキシアパタイト
歯の表面を滑らかにし汚れを付着しにくくする成分です。
ポリエチレングリコール400
タバコのヤニを除去してくれます
当サロンで取り扱っている「美歯口シリーズ」の歯のトリートメントにも、歯のエナメル質を修復するホタテ貝殻由来の成分であるヒドロキシアパタイトや、コラーゲンが配合されています。
歯の細かい凹凸まで浸透し、ステイン汚れを付着しにくくします。
こういったものを使うことで着色を防ぎホワイトニングの持ちを良くしてくれます。
まとめ
ホワイトニングには1回、5000円〜数万円かかります。
白くなった歯をできるだけ長持ちさせて、ホワイトニングに行く回数を減らすことでお財布にも優しく白い歯をキープすることができます。
そのためには、食後のアフターケアをして、なるべく歯に着色をしないようにすることが重要です。
色の濃い食品の「着色性食品」は特に黄ばみの原因となりますし、口の中を酸性にしてしまう「着色補助食品」と一緒に食べることで着色をより促進します。
食後には水で口をゆすぎ、着色の原因物質を洗い流しましょう。
食後すぐに歯を磨いてしまうと、脱灰した歯の表面を傷つけてしまうことがあるので、歯の「再石灰化」のために歯磨きは食後30分後にするか、キシリトールガムを噛んで唾液を出し「再石灰化」のスピードを早めてからにしましょう。
さらに、歯磨きの際には歯のコーティング作用のある歯磨き粉やトリートメントを使うと歯に汚れが付きにくい歯にすることができます。
Kiratt柏店では、専属のアドバイザーや歯科衛生士が在籍しています。オーラルケアに付いてご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。