知らなきゃ危険!界面活性剤入り歯磨き粉を使うリスクとは!?
こんにちは、Kiratt柏店です。
もしあなたが毎日使っている歯磨き粉に、危険があるとしたらドキッとしませんか?
現に私も、知らずに何十年とそういったものを使っていました。
歯磨き粉は食べはしないものの、毎日口に入れるものです。そのため、絶対に安全でなくてはなりません。
今回お話しする「界面活性剤入りの歯磨き粉」には健康や環境へのリスクがあります。
本日、その危険性を知ることにより、あなたの健康や環境へのリスクを減らすことができます。
逆に、知らずにそのまま使い続けてしまうと、あなたの健康や生活を脅かすかもしれません。
今回は「界面活性剤入りの歯磨き粉」が危険な理由とその対処法についてご紹介します。
界面活性剤入りの歯磨き粉とは
歯磨き粉には、歯垢を取り除くための界面活性剤が含まれることがあります。
界面活性剤とは、水と油などの異なる物質を混ぜ合わせる役割を持つ化学物質です。
界面活性剤は歯磨き粉の泡立ちをよくするために添加されることがありますが、長い期間使うことによって健康や環境に悪い影響を及ぼすことがあります。
界面活性剤入りの歯磨き粉が危険な4つの理由
1.口内炎や味覚障害のリスク
界面活性剤は口のなかの粘膜にダメージをあたえると言われています。
界面活性剤は脂分を分解して汚れを落とす力が強いです。そのため食器用洗剤によく使われます。
食器用洗剤で手を洗うと、手の脂分が落ちて乾燥し手荒れになった経験はありませんか?
それを、お口の中で使うと、歯茎やほっぺた、舌の粘膜をはがします。それにより、歯肉炎や口内炎を悪化させます。
また界面活性剤の強い歯みがき粉は粘膜のダメージから味覚障害につながるとも言われています。
2.アレルギー反応を起こす危険性
界面活性剤は人工的につくられた化学物質であり、一部の人にはアレルギー反応を引き起こします。
界面活性剤が入っている歯みがき粉を使った場合、かゆみ、発疹、蕁麻疹などのアレルギー反応が起こることがあります。
また、皮膚を乾燥させることがあり、肌荒れの原因にもなります。
3.歯の表面を削り傷つける
界面活性剤が入っている歯磨き粉には、歯垢や汚れを落としやすくするために研磨剤が含まれています。
歯磨き粉に界面活性剤が含まれると、水と唾液が混ざった液体と、研磨剤との間に「界面」と呼ばれる境目ができます。
この界面で研磨剤が歯にこすりつけられて、摩擦力が作られてしまいます。また、界面活性剤によって、研磨剤が均一に分散され、歯磨き粉全体に行き渡るようになります。
これにより、歯の洗浄力は上がりますが、過度に強い摩擦力が加わることで、歯のエナメル質を削ってしまいます。
ひどい場合には、歯が傷ついたり、神経が露出したりする場合もあります。
これが知覚過敏の原因です。
4.環境への影響がある可能性がある
界面活性剤を含む歯磨き粉は、排水口を通して、地下水や海に流れでます。
界面活性剤は、水中で分解されにくく、長期間にわたって環境中に残留します。
これが水の中の生物の有害になります。たとえば、水に流れ出た界面活性剤は水中の表面張力を減少させます。
これにより、魚のエラを傷つけ、呼吸ができなくなってしまいます。
また、水中の酸素を消費するため、水中の酸素濃度を低下させるとも言われています。
これが生態系や、水質汚染の原因となります。
安全な歯磨き粉の選び方
成分表を確認する
成分表には、使用されている成分が記載されています。
界面活性剤が入っていない歯磨き粉を選ぶ場合は、成分表に「SLS(ラウリル硫酸ナトリウム)」、「SLES(ラウリル硫酸ナトリウム)」、「ALS(ラウリル硫酸ナトリウム)」といった表示がないか、確認しましょう。
これらの表示がある場合、界面活性剤が含まれています。
無添加/自然由来のものを選ぶ
無添加の歯磨き粉は、人工的に作られた添加物を一切使っていないため安心できます。
また、自然由来の歯磨き粉も、体に安全であるとされています。
例えばハーブやミント、カルシウムやキシリトールなどの天然成分を使っている歯磨き粉がオススメです。
界面活性剤入りの歯磨き粉の使い方
もし界面活性剤入りの歯磨き粉を使っている場合の適切な使用方法もお伝えします。
適量を使う
大人は豆粒ほど、小学生以下はごま粒ほどが適量です。
過剰な量を使うと、泡立ちが多くなり、すすぎにくくなるため、正しい量を守りましょう。
正しいブラッシング時間
歯磨きは2分間で行います。
タイマーや、タイマー機能がついている歯ブラシを使うと正しく時間が測れます。
また全ての歯や歯ぐきの表面を均等にブラッシングすることが重要です。
優しい力でのブラッシング
ブラッシングの際は、力を入れすぎず、優しく歯を磨きましょう。
強い圧力で磨くと歯ぐきや歯の表面を傷つけることがあります。
歯ブラシの持ち方は、ぐっとと握るのではなく、ペングリップと言って、えんぴつを持つ持ち方にすると力が入り過ぎないのでオススメです。
充分なすすぎ
歯磨き後は、しっかりとすすぎましょう。
水で口をゆすいで、歯磨き粉や歯垢をしっかりと洗い流します。
すすぎが不十分な場合、界面活性剤の成分が口内に残ってしまいます。
界面活性剤が入っている日用品
歯磨き粉以外にも私たちが使っている日用品に界面活性剤が使われている場合があります。
以下、ご紹介します。
- 洗剤:洗濯用洗剤、食器用洗剤、台所用洗剤
- ヘアケア商品:シャンプー・コンディショナー
- 石鹸類:ボディソープ、ハンドソープ
- 化粧品:ファンデーション、クレンジング剤、洗顔料
これらが一般的に界面活性剤が使われている日用品の例です。
安全な日用品を選ぶ時のポイントは、歯磨き粉と同じく、成分表を確認して「SLS(ラウリル硫酸ナトリウム)」、「SLES(ラウリル硫酸ナトリウム)」、「ALS(ラウリル硫酸ナトリウム)」といった表示がないか、また、成分が天然由来のものを積極的に選ぶようにしましょう。
または、製品には検査合格マークが表示されていることがあります。
検査合格マークというのは、例えば、日本では「JISマーク」や「厚生労働省認可マーク」が代表的な例です。
これらのマークが表示されている製品は、安全性の基準をクリアしている証になります。
まとめ
界面活性剤入りの歯磨き粉の危険性とその対処法、歯磨き粉以外にも気をつけたい日用品をご紹介しました。
毎日使うものですので、絶対に安全でなければなりません。
今回の記事を参考に、普段使っているものを見直してみたり、使い方を再確認してみてはいかがですか。
Kiratt柏店では、界面活性剤を含まない、自然由来の安心できる素材でできた歯磨き粉や、その他のオーラルケア商品を取り扱っております。
気になる方はお気軽にご相談くださいませ。