結婚式の余興は必要?3つのアイデアと余興なしの場合のメリットとデメリット

結婚式の余興は、披露宴や二次会を盛り上げるために行われますが、必ずしも必要ではありません。余興の有無は新郎新婦の希望により異なります。
本記事では、結婚式の余興の基礎知識や3つのアイデア、そして余興がない場合の時間の使い方を紹介します。結婚式は余興があってもなくても楽しめるものです。自分たちに合った方法を選び、特別な一日を過ごしましょう。
結婚式の余興について

結婚式の余興は、披露宴や二次会でゲストや新郎新婦が、特技を披露して場を盛り上げることを指します。余興にはさまざまな形式がありますが、代表的なものとしては歌や楽器の演奏が挙げられます。これらのパフォーマンスは、新郎新婦やゲストにとって特別な思い出となることが多いです。
余興の内容に関しては、特に厳密なルールは存在しません。通常、決められた時間内であれば、披露する人が自由に内容を選べます。しかしゲストには、新郎新婦の親族や会社関係者も含まれるため、内容には一定の配慮が必要です。そのため、親しみやすい歌や楽しいゲームなど、全員が楽しめる内容が好まれます。
人気のある余興
歌や楽器の演奏だけでなく、ダンスや新郎新婦に関するクイズなども人気があります。余興の時間は、ゲスト同士の交流を深める機会ともなります。特に、ゲストが新郎新婦に対する愛情や友情を表現する場面は、結婚式全体の感動を一層深めるものです。
また、最近ではプロのパフォーマーを呼ぶケースも増えています。プロのマジシャンやバンド、ダンサーなどがパフォーマンスを行うことで、より一層の盛り上がれます。しかし、プロに頼るだけでなく、ゲスト自身が参加することで得られる親しみやすい雰囲気も大切にしたいものです。
結婚式の余興は、新郎新婦の新たな門出を祝う特別なひとときを彩る重要な要素です。ゲストと共に笑い合い、楽しむことで、一生の思い出に残る結婚式になります。新郎新婦やゲスト全員が楽しめるような心温まる余興を考えることが、成功の鍵と言えるでしょう。
結婚式の余興のアイディア3選

結婚式の代表的な余興は以下の3つが挙げられます。
- クイズ
- 歌
- ダンス
- ビデオメッセージ
それぞれ順番に解説します。
披露宴の定番!クイズ
結婚式の余興と言えば、クイズ形式が定番の一つです。クイズの内容にルールはありませんが、せっかく新郎新婦のお祝いに集まっているので、新郎新婦にまつわるクイズがおすすめです。これは、新郎新婦の意外な一面をゲストに知ってもらう良い機会になりますし、場の雰囲気を一層和やかにします。
例として、新郎新婦の出会いやデートのエピソード、趣味、特技、幼少期の写真に関するクイズなどが挙げられます。「新郎の学生の頃の部活は?」や「新婦の好きな映画は?」といった質問をすることで、ゲストも楽しみながら新郎新婦のことをもっと知ることができます。
また、新郎新婦だけでなくゲストに関するクイズも取り入れると、さらに盛り上がります。ゲストに関するクイズを出題する際は、できるだけ多くのゲストが共感できる内容にすることがポイントです。例えば、「この中で一番遠くから来たゲストは誰でしょう?」や「新婦の親友は誰でしょう?」といった質問は、多くの人が楽しめるでしょう。
クイズの進行は、司会者や友人が担当するとスムーズです。クイズの合間に新郎新婦やゲストとのエピソードを交えながら進めると、より一層楽しさが増します。また、クイズの正解者には小さなプレゼントを用意すると、ゲストの参加意欲も高まります。プレゼントは、結婚式のテーマや新郎新婦の趣味に合わせたものだと、より一層喜ばれるでしょう。
結婚式の余興を歌で盛り上げる

結婚式の余興で歌やダンスを披露することは、非常に人気のある余興の一つです。新郎新婦の友人や会社の同僚などが、一人もしくは複数で歌やダンスを披露し、場を盛り上げます。新郎新婦にとっても、ゲストにとっても忘れられない思い出となるでしょう。
歌やダンスを得意とする人であれば、一人で披露するのも素敵ですが、やはり一人では荷が重いと感じることもあるでしょう。その場合、何名かに声をかけてグループでパフォーマンスをするのもおすすめです。グループでのパフォーマンスは、一人一人の負担を軽減するだけでなく、より一層の盛り上がりを演出します。
歌を普通に歌うのももちろん盛り上がりますが、せっかくのお祝いの席なので、時間がある人に限定されますが、何名かでゴスペルを披露するとさらに盛り上がります。新郎新婦に隠れてこっそり練習していたと分かれば、サプライズにもなり新郎新婦もさらに喜ぶことでしょう。
ダンスならさらに余興が盛り上がること間違いなし
ダンスも盛り上がる余興の一つです。ダンスは歌とは違い、さらに練習が必要となります。何名かでダンスをする場合は、選曲からダンスの練習を日程を合わせて行う必要があります。ダンスを披露する場合は、その時に流行っている曲で、アップテンポの楽しい曲を選ぶと、新郎新婦も他のゲストも楽しめます。
余興で感動する時間を演出するなら、ビデオメッセージもおすすめ

結婚式の余興として動画を流すのもおすすめです。新郎新婦の会社の人や友人、親族などに事前にビデオメッセージをもらい、披露宴や二次会で流すことで、新郎新婦へのサプライズとなります。会場も大変盛り上がる余興の一つと言えます。
動画では、新郎新婦の親しい人たちが登場し、二人の思い出やエピソードを語ります。エピソードにより、ゲストも新郎新婦の人となりを深く知ることができ、感動的な時間を共有できます。特に、幼少期の写真や成長の過程を振り返る映像、友人や家族からの心温まるメッセージは、涙を誘うことも多いです。
動画作成には多少の手間がかかりますが、価値は十分にあります。プロの映像制作サービスを利用することも一つの手ですが、友人や家族が手作りで作成することで、より心のこもった作品となります。
また、動画に新郎新婦に関わる親しい人たちが登場するため、新郎新婦の人柄や、感動を与える時間となるでしょう。
結婚式の余興はなしで良いの?

結婚式=余興と考えている方も少なくありません。ですが、余興の有無は新郎新婦の自由ですので、余興が必要ないと考えている方には、なくても構いません。
ただし、余興がない場合のメリットやデメリットが存在しますので、十分理解してから選択するようにしましょう。
結婚式の余興がない場合のメリット
結婚式の余興がない場合のメリットは以下のとおりです。
- ゆっくり食事が楽しめる
- ゲストに負担をかけない
- 新郎新婦がゲストとの時間を楽しめる
- 時間のスケジュールがしやすい
結婚式で余興がない場合の最大の魅力は時間的に余裕ができることです。余興する時間がなくなるため、その分ゲストや新郎新婦はゆっくり食事を楽しめます。さらに、余興がない分、新郎新婦が各テーブルを周り、ゲストと交流する時間を取るのもおすすめです。
さらに、余興をする場合、誰かに余興を任せる必要があります。新郎新婦のゲストの中から頼めそうな人を選出する必要があるため、ゲストに負担をかけたくないと考える方には、大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、余興の準備やリハーサルにかかる手間や時間も省けるため、全体のスケジュールがスムーズに進行します。新郎新婦やプランナーにとっても、計画の手間が軽減されることで、他の部分に集中することが可能になります。
結婚式で余興を行わないという選択は、新郎新婦やゲストにとって多くのメリットがあります。リラックスした雰囲気の中で交流を深め、心温まるひとときを過ごせるでしょう。
結婚式の余興がない場合のデメリット

結婚式の余興がない場合もデメリット
- 間延びする可能性がある
- 余興があって当たり前と考えるゲストいる可能性がある
余興がなくてゆっくり過ごせる反面、間延びしてしまう可能性が考えられます。そのため、余興の代わりに工夫を凝らすことで、間延びした印象を防ぐことが可能です。新郎新婦が各テーブルを周るテーブルラウンドや、スイーツビュッフェ、新郎新婦が結婚するまでをまとめたムービーを流すなど、工夫をすることで、間延びした印象を防ぐことが可能です。
余興があって当たり前と考えるゲストもいるかもしれません。そこでゲストが参加できるものを取り入れる工夫をしてみましょう。例えば、新婦のお色直しのドレスの色当てクイズやケーキ入刀、ビールサーバーを背負ってゲストを周るのも盛り上がります。
さまざまな工夫により、余興なしでも間延びした印象を防ぎ、充実した時間を提供できます。
最近では、ゲストに負担をかけたくないという理由から、余興なしを選ぶ新郎新婦も増えています。余興の有無はそれぞれにメリットとデメリットがあり、自分たちの望む形を選ぶことが重要です。
まとめ

結婚式や二次会での余興の役割やおすすめの余興のアイデア、余興のなしの場合について紹介しました。
余興は結婚式や二次会で場を盛り上げる重要な要素で、新郎新婦の晴れの日を祝うためのものです。歌やダンス、クイズなどの余興を通じて、ゲストも新郎新婦も一緒に楽しみ、思い出に残る時間を過ごしましょう。
また、余興は新郎新婦の親族や会社の人も同席するため、内容には考慮すべきです。余興の有無に関わらず、ぜひ楽しい時間を過ごしてください。