受付を頼まれたら?結婚式の受付の役割とスムーズに対応するポイント

  • 結婚式の受付を頼まれたけど、事前に準備しておくことはあるのか知りたい
  • スムーズに受付を行うコツがあれば知りたい
  • 結婚式の受付は具体的に何をするのか知りたい

このような悩みをお持ちではありませんか?

結婚式の「受付」を頼まれることはよくありますが、実際に受付を頼まれると役に立ちたいと思う反面、何をすれば良いのか不安に思う人は多いことでしょう。

結婚式の受付は、新郎新婦が信頼する友人や同僚に依頼するものです。ゲストと最初に接する大切な役割であり、式をスムーズに進めるためにも欠かせません。

本記事では、結婚式の受付の基本的な役割と、事前に準備しておくもの、受付をスムーズに行うためのポイントを解説します。

記事を読めば、受付を頼まれても柔軟に対応できます。ぜひ記事を参考にしてみてください。

受付の基本的な役割

結婚式の受付では、限られた時間内にゲストの出欠確認やご祝儀の受け取り、席次表の配布など多くのことをスムーズに行うことが求められます。また受付を引き受ける以上、新郎新婦の親しい人として見られるため、丁寧かつ誠実に行う必要があります。

自分を選んでくれた新郎新婦のためにも、しっかりと受付をこなしましょう。

受付の主な仕事は以下のことが挙げられます。

  1. ゲストの出欠確認
  2. ご祝儀の受け取り
  3. 芳名帳の記入案内
  4. プログラムや席次表の配布
  5. ゲストへの案内

受付を頼まれる人は、新郎新婦の親しい友人や同僚が一般的です。受付を頼まれるということは、あなたのことを信頼している証でもあります。また、受付は新郎新婦の大切なゲストを迎える役目があるので、人と接することが苦ではない人や、責任感が強い人が適任と言えるでしょう。

新郎新婦の親しい人からそれぞれ同じ人数を選出することが多い傾向にあります。

受付を頼まれたら準備しておくこと

受付を依頼した新郎新婦から、受付の詳細について伝えられる場合があります。受付を頼まれた場合、他のゲストより早く会場に行く必要があります。他のゲストより早めに会場に到着することが重要です。内容によっては何か持ち物が必要となる場合があります。

結婚式の受付を頼まれた場合、以下の点を事前に確認しておくことをおすすめします。

  1. 受付の開始時間と終了時間を確認する
  2. 受付場所の確認(ホテルのロビーや会場前など)
  3. 服装のマナー(フォーマルな装いが基本)
  4. 新郎新婦や親族の名前の確認

上記のこと以外にも何か不明な点などがあれば、早めに新郎新婦に確認するようにしましょう。当日になって何か困ったことがあれば、会場のスタッフに相談すると迅速に対応してもらえます。

受付では、筆記用具やメモを持参すると便利です。受付の終了時間などを設定されていることが多いため、可能であれば腕時計またはスマホなどを使って時間をこまめに確認しましょう。

当日の受付をスムーズにこなすポイント

結婚式当日の受付をこなすポイントについて解説します。

結婚式の受付を頼まれたら?当日の流れと注意点

結婚式の受付を頼まれた場合、当日はスムーズな進行をサポートする役割を担います。新郎新婦やゲストに安心して式を楽しんでもらうためにも、指定された集合時間より早めに会場に到着することが大切です。

早めに到着するメリット

受付の準備や流れを確認でき、気持ちに余裕を持って行動できます。会場スタッフからの説明を受けたり、芳名帳やご祝儀の管理方法を把握したりする時間を確保できるため、慌てずに受付業務を進めることが可能です。

また、ゲストが到着する前に、受付台の配置や必要な備品(ペン、受付リスト、ご祝儀袋の保管ボックスなど)を確認しておくと、受付の対応がスムーズになります。受付は結婚式の「最初の顔」となる大切な役割なので、余裕をもって準備し、ゲストを笑顔で迎えましょう。

受付開始前の準備

受付は1人で行うのではなく、新郎新婦の親しい友人や同僚が複数名で協力して行うことが一般的です。受付を依頼された場合は、集合時間より5〜10分ほど早めに到着しましょう。一緒に受付を担当する人にもきちんと挨拶し、時間に余裕をもってゲストを迎えてください。

受付開始前には以下のことを確認しておきましょう。

  1. 一緒に受付をする人と挨拶をする
  2. 受付台の設営を確認する(芳名帳・ご祝儀入れ・プログラムの配置)
  3. 自分が担当する内容を確認する
  4. 受付の流れを確認する
  5. スタッフや会場担当者と挨拶し、連携を取る
  6. 受付で預かったご祝儀を誰に渡すのかを確認する

複数名で受付を行う場合、誰がどの部分を担当するのかを受付開始前までに決めておくとスムーズに受付できます。芳名帳、ご祝儀、席次表などの工程に対し、1人ずつ配置しておくことで、それぞれが自分の役割に集中できます。一緒に受付を担当している人たちと会話を楽しむのは悪いことではありませんが、あまり会話に夢中になって大声で話さないように注意することも大切です。

受付中のスムーズな対応方法

  1. 笑顔で丁寧な挨拶をする
  2. ご祝儀を受け取る際は両手で受け取る
  3. 迷っているゲストには適切な案内をする

受付中はゲストに積極的に笑顔で挨拶を行い、受付に促しましょう。ご祝儀を受け取る場合は、必ず両手で受け取り、指定の場所にきちんと保管してください。

会場内で迷っているゲストを見かけたら、こちらから声を掛けて、案内するようにしましょう。万が一自分たちが案内できない場所や、対応できないことをお願いされた場合は、会場のスタッフに相談するのがおすすめです。

受付はご祝儀や芳名帳だけでなく、ゲストが結婚式前の時間に快適に過ごせるように気配りすることが大切です。

受付が終わった後にするべきこと

受付の終了時間になったら、受け取ったご祝儀を管理します。新郎新婦の親族や会場担当者に渡すことが多いのですが、新郎新婦の考えによって異なるため、必ずご祝儀を誰に渡すのかを確認しておくことが大切です。最後まで責任を持って行うためにも、ご祝儀は必ず指定の人に確実に渡しましょう。

新郎新婦や親族に受付が終わったことを報告し、その後は他のゲストと一緒に結婚式を楽しんでください。場合によっては新郎新婦からお礼を渡される場合もあります。

受付を頼まれた際の注意点とマナー

受付を頼まれた場合は、いくつかの注意点と守るべきマナーがあります。

受付をする際には以下のことに注意しましょう。

  1. ご祝儀の金額や中身を確認しない
  2. 遅刻や途中で抜けることは避ける
  3. 他のゲストと私語が多くならないようにする

受付でのご祝儀の金額の確認を行うのはマナー違反です。受付を引き受けたからには、当日は遅刻をしないように早めに自宅を出発するようにしてください。受付中には、他のゲストと会話をしすぎないようにしましょう。どうしても合間に少し会話をしたい場合には、あまり大きな声で話さないように注意してください。

まとめ

結婚式で受付を頼まれた場合の事前の準備や当日の受付の流れ、マナーを紹介しました。受付は結婚式に訪れたゲストが最初に訪れる場所で、スムーズな進行に欠かせません。

事前に受付の場所や時間を確認し、当日は時間に余裕を持って会場に到着しましょう。受付では常に笑顔とマナーを意識し、ゲストが会場までスムーズに行動できるように心がけてください。

受付ではご祝儀を扱うため、紛失しないようにしっかりと管理することが求められます。ゲスト一人ひとりに対して、丁寧に対応すればスムーズな結婚式が実現できるでしょう。