結婚式の準備で喧嘩する人が多い?喧嘩の原因と喧嘩を防ぐ方法

結婚式を挙げると決めたものの、結婚式の準備で喧嘩する人が多い現実があります。
せっかくの結婚式を控えているのに、気まずい気持ちのまま迎えたくはありません。結婚式を控えるカップルの7割以上が、結婚式の準備で喧嘩を経験しているアンケート結果もあります。
当記事では結婚式の準備で喧嘩になる原因と喧嘩を防ぐ対策を解説します。晴れの日を後悔しないために、気持ちよく結婚式の準備に取り掛かりましょう。
結婚式の準備で喧嘩になる原因

結婚の準備で喧嘩になる原因は以下のとおりです。
- 新郎が結婚式の準備を手伝ってくれない
- 結婚式の予算などお金の価値観が合わない
- 親とのコミュニケーション
それぞれ順番に解説します。
新郎が結婚式の準備を手伝ってくれない場合
新郎が仕事で多忙な場合、二人のスケジュールが合わず、一方に大きな負担をかけることで、責任やストレスを与えてしまい、衝突してしまう恐れがあります。
仕事は大切ですが、結婚式は自分たちにとって一生に一度の大切な日です。任せっきりにするのではなく、協力し合う姿勢が重要です。どうしてもスケジュールが合わない場合は、役割を決めてお互いの都合の良い日に動いてもらうことも良いでしょう。
どうしても仕事が立て込んでいて、準備が難しい場合は、担当のウエディングプランナーに相談するのも効果的です。新婦に準備を任せっきりの場合、感謝の気持ちを伝えることも大切です。結婚式は二人で行うものです。どちらかが全てを背負って無理に行うのではなく、二人が協力し合って当日を迎えましょう。
分担をきちんと平等に分けることは難しくても、お互い歩み寄りの姿勢が何より大切です。
結婚式の予算などお金の価値観が合わない

結婚式には大きな金額が必要になります。お互い初めての結婚式を迎えるにあたり、自分の予想以上に金額が高くなる場合も考えられます。
結婚式はこだわればこだわるほど金額が高額になるものです。例えば新婦のドレスも芸能人のプロデュースのものや、有名なメーカーのものを選ぶと高額になりがちです。
また、お色直しなど多くの衣装を着る場合、さらに金額が高額になります。ドレスもレンタルやオーダーメイドなど、式場などによって異なります。ウェディングドレスをレンタルよりオーダーメイドにすることで、さらに金額が高くなることも考慮しましょう。
どちらか一方があまりお金をかけたくない場合、価値観の相違が生じ、考えを伝えることで喧嘩に発展する場合もあるため、じっくり話し合うことが必要です。
結婚すると、引越しやマイホームの購入、子どもの誕生など、お金が動く機会が多くなります。お金の価値観が全く合わない場合は、お互いの考えを理解し、歩み寄ることが今後の関係を構築する上では欠かせません。
親とのコミュニケーション
結婚式は二人のものですが、結婚式には両家の親や親族などが出席する場合があり、結婚式の場所や結婚式の方法など、人によっては結婚式の希望を伝えてくる可能性があります。
その際に、親の意見が自分たちの考えと違う場合、直接意見を伝えられず、結果的に二人が衝突してしまう恐れがあります。
親の意見を全く無視することもできないため、二人で解決が難しい場合は第三者に間に入ってもらうのも効果的です。ウエディングプランナーに親の意見と自分たちの意見を伝えて、どこまでが妥協できないかなどを正直に伝えることで、ウエディングプランナーに相談することなどが挙げられます。
結婚後の長い付き合いを考え、慎重に行動することが大切です。
結婚式の準備で喧嘩を防ぐ方法
結婚後の準備で喧嘩にならないための対策をまとめました。結婚式の準備をする際の参考にしてみてください。
結婚式の準備で喧嘩にならないための対策は以下のとおりです。
- 事前に結婚式の予算を決めておく
- 準備に必要なものやタスクを事前に話し合っておく
- 相手の価値観も受け入れる
- 適度に気分転換を取り入れる
順番に解説します。
事前に結婚式の予算を決めておく

結婚式では多くのお金が必要となります。二人のお金に関する感覚のズレによって、意見の衝突を避けるために事前に話し合っておくことが必要です。
結婚式にかかる金額の相場や、自分たちがこだわりたい部分や、どのくらいの予算なら負担なく結婚式ができかどうかなど、具体的な数字出して検討することが大切です。
事前にお金について話し合うことで、不要な喧嘩を防ぎスムーズな結婚式の準備ができるでしょう。結婚式の準備で忙しくなる前に、予算や価値観について話し合うことをおすすめします。
準備に必要なものやタスクを事前に話し合っておく

初めての結婚式では、準備全体のタスクを把握することが大切です。結婚式の準備に必要なタスクを全てリストアップしましょう。
リストアップしたタスクをもとに、期限を設定することがおすすめです。期限はあらかじめ余裕をもたせることが大切です。ウエディングプランナーから指示された期限があれば、期限より数日早めに考えるのも効果的です。期限が曖昧なタスクも、前もって期限を決めておくことで、準備が後回しになることを防げます。
タスクをリストアップし、どのくらいのタスクなら自分がこなせそうかをある程度考えておきましょう。事前に自分の限界のタスクの量を設定することで、早い段階で人に頼ることやウエディングプランナーに相談するなど対処もできます。
大切なのは、どのくらいの期間でどのくらいのタスクをこなす必要があるか全体像を把握することです。タスクを曖昧な状態にしておくと、終わっていないタスクの発覚や、自分では対処できない事態になりかねません。
直前に慌てることで気持ちに余裕がなくなり、喧嘩になる可能性も高まります。あらかじめ準備に必要な時間や役割分担などを考えておくことで、無理なく結婚式の準備ができます。不必要な喧嘩を防いで、気持ちよく結婚式の準備ができるように心がけましょう。
相手の価値観も受け入れる
結婚式の準備を通じて、今まで知らなかった相手の価値観が明らかになる場合もあります。相手のことを完璧に理解して結婚する人は少ないです。結婚後は、多かれ少なかれ今まで知らなかった部分を知ることになります。
自分の考えや意見を通すことばかりに意識が行ってしまうと、相手にストレスを与え喧嘩に発展するリスクが高まります。自分の意見を伝えることは大切ですが、ときには相手の価値観を受け入れる気持ちの余裕を持ちましょう。
そして、どうしても受け入れられないことや納得できないことが生じた場合には、感情的にならずに理由や自分が納得できる方法を冷静に伝えることが大切です。結婚を決めた二人とはいえ、まだまだ相手の知らない部分がたくさんあります。自分とは違う意見があった場合にも、互いに認め合い譲り合う気持ちを忘れないでください。
適度に気分転換を取り入れる

結婚式の準備で喧嘩しないためには、適度に気分転換を取り入れることも大切です。例えば友達の美味しいランチを食べに行ったり、カフェに出かけたり、普段より少し足を伸ばしてお出かけデートを楽しむなど、結婚式の準備から一旦離れることもおすすめです。
日常から離れることでリフレッシュした時間を過ごしましょう。また気分転換に自分の時間を確保したり、趣味に没頭したり、スポーツをすることもおすすめです。自分のストレス発散方法を上手に取り入れて、今という時間を大切にしてください。
まとめ

万が一、結婚式の準備で喧嘩してしまった場合には、なるべく早めに謝罪することが大切です。相手が悪いと思ったとしても、あまり喧嘩の状態を長引かせる状態はよくありません。
難しいかもしれませんが、喧嘩のあとはなるべく冷静になるように心がけましょう。そして、自分から謝ることで仲直りのきっかけを作ることも大切です。
大切な決め事をする際に考え方が違うことは仕方ありません。自分と相手の考えの違いを受け入れ、お互いに納得した状態で準備を進めましょう。
結婚式の準備で協力し合い、結婚式当日はかけがえのない時間を過ごしてください。