結婚式で受付・余興などをお願いした友人への「お礼」の渡し方

結婚式で受付・余興・スピーチ・司会などの役割を依頼したゲストへ、感謝の気持ちを込めて贈る「お礼」

そんなお礼はいつ・誰が・どのタイミングで渡したら良いのか今日はお話ししていきます。

お礼は誰がいつ渡す?

何かの役割を依頼した友人へのお礼の渡し方は

  1. 結婚式の当日に渡す
  2. 新郎新婦または親から渡す

これらが基本です。

しかし、役割ごとに渡すタイミングには違いがあるようです。

受付

よろしく願いしますという意味も込めて、受付が始まる前に渡すのがベター。

披露宴の受付が始まる前は、新郎新婦は準備で忙しい為両家それぞれの親から渡すのが良いでしょう。

余興・スピーチ

余興やスピーチの場合は披露宴終了後新郎新婦から渡すのがベターです。

司会

披露宴開始前か終了後親か新郎新婦から渡しましょう。

披露宴が始まる前は新郎新婦から渡すのは難しいと思いますが、終了後であれば新郎新婦から直接渡せるでしょう。

親から渡すのは失礼なのでは?と思われる方もいるかと思います。

もちろんお二人から渡せるのであればベストだと思いますが、結婚式当日の新郎新婦は忙しいものです。

忙しくて渡し忘れてしまった!なんて事がないように、親にお願いする人は多いようです。

親からでなくとも、新郎新婦の兄弟姉妹など親以外の親族から渡す方もいるようです。

無理に自分たちで渡さなくても失礼には当たらないので大丈夫ですよ。

また、何らかの事情で当日に御礼を渡せない場合は、後日できるだけ早くおふたりから直接渡しましょう。

事前準備

ここからは事前に準備しておくと良いポイントを紹介していきます。

お礼リストを作る

親から渡してもらう場合も多いので渡し忘れを防ぐためにもお礼を贈る人のリストを作っておくと良いでしょう。

リストを作るときのポイントとしては、

  1. 友人の名前
  2. 金額
  3. いつ誰が渡すか

などをリスト化しておくと良いでしょう。

ご祝儀袋やポチ袋の用意

渡す人や金額が決まったら実際に渡す物の準備をしていきます。

お金を渡すときは、ご祝儀袋や、ポチ袋に入れるのがマナーです。

準備する袋は金額によって違います。

数万円以上渡すとき

「水引き」や「のし」がついた「ご祝儀袋」

1万円以下のとき

「水引き」や「のし」が印刷してある「略式のご祝儀袋」

3000円〜5000円のとき

ひとまわり小さい「ポチ袋」で良いでしょう

ご祝儀袋は水引きの結び方が「結び切り・あわじ結び」「のしあり」のものを選びましょう。

表書きは「寿」や「御礼」と書き、役割を依頼した側の名字を書きます。

新札を用意

お礼として渡すお金は新札を入れるのがマナーです。

中にしわくちゃなお金が入っているとちょっと残念ですよね。

新札への交換は銀行でできます。一日に交換できる枚数には制限がある場合もありますので、日にちに余裕を持って準備するようにしましょう。

余分に用意しておく

結婚式では、当日になって「余興に参加してくれる人が1人増えた」など予定になかったお礼が必要になる場合もあります。

新札やご祝儀袋・ポチ袋は少し多めに用意しておくと安心です。

その際、表書きを書くための筆ペンなども準備しておくと良いですよ。

ゲストに喜ばれるポイント

お礼を渡す時に大切なのは何と言っても感謝の言葉です。

渡す時には必ず感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。

お二人から渡す場合は

「素敵な余興をどうもありがとう!おかげでとっても盛り上がったよ!」

親から渡してもらう場合も

「朝早くから受付をしてくれてどうもありがとうございます」

など、役割を引き受けてくれた友人にしっかりと感謝を伝えましょう。

他にもメッセージカードなんかを用意しておくと喜ばれるかと思います。

感謝の言葉を伝えるのはもちろん、メッセージカードなど、形に残るようにするのも嬉しいポイント。

お二人が直接渡せない場合でもメッセージカードや手紙を添えておくとしっかりお二人の感謝の気持ちが届くでしょう。

まとめ

おふたりの結婚式のために役割を引き受けてくれた友人たちにしっかり感謝の気持ちが伝わるようにしたいですね。

せっかく引き受けてくれた友人たちへのお礼を渡しそびれないためにも、事前準備やリストをしっかり時間に余裕を持って準備しておくのも大切なポイントになってきます。

大切な友人たちの力も借りながら素敵な式にしていきたいですね。