結婚式のご祝儀に〈渋沢栄一〉の新紙幣は使わない方が良いという噂はホント??

結婚式で贈るご祝儀。

そんな結婚式のご祝儀で、新しく1万円札の顔となった渋沢栄一の新紙幣を使うのは縁起が悪いとの噂が流れているのをご存知でしょうか??

なぜ使わないほうが良いとの噂が流れているのでしょうか?

新紙幣を使わないほうが良いと言われている理由

2024年7月3日から新札の発行が始まりました。

この新しい1万円札ですが、結婚式のご祝儀に使うのはマナー違反である、と噂が流れています。

その理由として、新1万円札の顔となった渋沢栄一の女性関係と関係しているようです。

「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一は、1931年に亡くなるまでの91年の生涯で、2人の女性と結婚し7男4女と多くの子どもを授かりました。

しかし、愛人を妻と同居させ、妻以外の女性との間にも子どもがいるなどのエピソードも流れています。

このように、女性関係に関して良くないイメージがあるため、新郎新婦の門出を祝う結婚式のご祝儀にはふさわしくないと噂されるようになりました。

結局新紙幣は使わないほうがいいの?

結果からお伝えすると、マナー違反にはなりません。

一般的に、結婚式のご祝儀には新札を使ったほうが良いとされています。新郎新婦のこれからの新しい人生に、新しいお札を贈ることでお祝いの気持ちを伝えることができるのはとても素敵なことです。

しかしながら、実際にマナー違反と感じる人がいるのも事実です。

今現在、渋沢栄一の新紙幣をご祝儀に使うのはマナー違反と感じる方は約3割程いるようです。

ですが、これからお札はどんどん新札に置き換わっていきます。

「渋沢栄一」の女性関係に問題があるため、というこの噂がウソかホントかは分かりませんが、その理由だけで「渋沢栄一」の新1万円札が使えないのはナンセンスでしょう。

まとめ

実際に、「渋沢栄一」の新紙幣をご祝儀で使うのは嫌だと感じる人もいるということは理解しておくと良いかと思います。

新郎新婦はゲストの気持ちを、ゲストは新郎新婦の気持ちをお互いに尊重して、噂や行きすぎたマナーに惑わされず新しい夫婦の門出を祝えるように柔軟に対応していくと良いでしょう。