受付・余興などをお願いした友人への「お礼」はなにを渡したらいい?相場は?

受付・余興などをお願いした友人への「お礼」

結婚式では、様々なゲストに協力してもらうことも多いですよね。

いくら仲の良い友人でも協力してもらったらきちんとお礼をしたいもの。

でもお礼って、何を渡したらいいの?金額はどのくらい??

そんな結婚式の「お礼」のマナーについてご紹介していきます。

そもそもお礼とは?

結婚式や披露宴では、出席してくれる友人ゲストに、さまざまな役割を依頼することがあります。

二人のために時間を割いて協力してもらうのですから、感謝の気持ちを込めて、協力してくれた友人ゲストへ渡すのが「お礼」。

なかには、「お礼はいらないよ!」と言ってくれるゲストもいるかもしれませんが、やっぱりお礼は用意したいものですよね。

何の役割を依頼したらお礼が必要?

受付

結婚式の顔として会場で一番初めにゲストをお迎えする受付の役割。

入り口でゲストに「芳名帳(ほうめいちょう)」という出欠表のようなものへ記帳をお願い、出欠を確認します。

その後、ご祝儀を受け取ったり、会場の案内をしたりすることもあります。

スピーチ

披露宴で友人代表として挨拶や祝辞をします。

スピーチ原稿を考え、練習をし、事前の準備が必要になってきます。

余興

披露宴で歌を歌ったり、ダンスを踊ったり、会場を盛り上げるための余興を披露してくれます。

最近では、新郎新婦の思い出を振り返るDVDなどの映像を作り披露する方も多いです。

司会

披露宴の進行をする役割。

事前に打合せや台本作りなど、準備が必要です。

式当日も、食事の時間も取れないことがほとんどで、負担の大きい役割と言えます。

どれも結婚式には欠かせない重要な役割ですよね。

事前準備が必要だったり、当日も緊張しながら役割を果たしてくれる友人たち。

そんな役割を引き受けてくれた友人には、感謝の気持ちを込めてお礼を渡したほうが良いでしょう。

お礼には何を渡す?

結婚式でのお礼の基本は”現金”

しかし、「より気持ちの伝わりそうなプレゼントを贈りたい」と、現金ではなく、プレゼントを贈る人もいます。

役割別金額の相場

一般的な役割ごとの相場はこちら。

  1. 受付:3,000円~5,000円
  2. スピーチ:3,000円~5,000円
  3. 余興:3,000円~5,000円
  4. 司会:20,000円~30,000円

余興と司会については、特に配慮が必要になります。

余興はお金のかかっているものや、プロ並みのものなどもあります。

その場合1~2万円のお礼をするか、かかった実費を負担すると良いでしょう。

他にも、多人数での余興の場合、ひとりずつ現金を渡すのは大変ですよね。

そんなときは、後日新居に招いて、おもてなしをする方法もあります。

司会は特に負担が大きいので、お礼の金額も2~3万円と、多めに用意すると良いでしょう。

司会をお願いした人からは、ご祝儀もいただかないことが多いようです。

依頼する際に、ご祝儀はいらないことを事前に伝えておくと良いですね。

それでもご祝儀をいただいてしまった場合は、後日あらためて、お礼とは別にご祝儀のお返しをします。

その際は、いただいたご祝儀の半額~全額の金額か、品物をお返しするのが一般的です。

NGマナー

中途半端な金額はNG

3,000円の上は5,000円。

その上は1万円、2万円、3万円、5万円、10万円

とキリのいい金額にするのがルールなので注意をしましょう。

品物の場合は何を渡す?

やっぱり現金よりも何かプレゼントを贈りたい。

けど何を贈ったらいいのだろう?

と悩まれている方!

◯自分では買わないけど、もらうと嬉しいもの
◯軽くてかさばらない持ち帰りやすい物

を基準に選ぶと良いでしょう。

オススメの品物

◯商品券やギフト券
なにが欲しいかわからない友人にはこちらがオススメです。

◯スイーツ系
甘いものが好きな友人には普段はなかなか自分では買わない様な少し高級なスイーツをプレゼントするのもオススメ。

◯美容系
定番はハンドクリームやボディクリーム、入浴剤などのセット。ブランドコスメ等も喜ばれます。美容の好きな友人にオススメ。

◯ネーム入りアイテム
ペンやハンカチや食器など、イニシャルを入れて贈るのも良いでしょう。名前を入れられるアイテムはたくさんあるので特別感を出したい方にはオススメ。

まとめ

結婚式で協力してくれた友人への「お礼」について、何を渡したらいいのか、相場、などについてまとめました。

基本は現金ですが、場合によってはプレゼントも良いですね。

感謝の気持がしっかりと伝わるようにぜひご友人が喜ぶものを考えてみてくださいね。