結婚指輪の相場は?価格の要因と結婚指輪の選び方

2人の結婚の意思が固まり、両家の挨拶も終わるといよいよ結婚式に向けての準備が始まります。結婚式の準備は、挙式の準備だけでなく、転居の準備や婚姻届の提出、結婚指輪の購入など多くの準備が必要です。本記事では、結婚指輪の相場と結婚指輪の価格が変わる要因を解説します。
結婚指輪の相場はいくら?平均金額は
結婚指輪の相場についてまとめてみました。結婚指輪を購入する際の参考にしてください。結婚指輪の相場は以下のとおりです。

(引用:ゼクシィ結婚スタイルトレンド調査2023年:首都圏のデータ)
ゼクシィ結婚トレンド調査2023のデータをもとに表を作成しました。表からも分かるように、結婚指輪の購入金額は20〜30万円未満が最も多い購入金額でした。次いで30万〜35万円未満の金額が多く見受けられました。データの結果から20〜30万円の結婚指輪の購入する人が多い傾向にあります。
結婚指輪の金額はあくまで参考程度に考えておきましょう。結婚指輪を選ぶ際には、自分たちが気に入ったものや予算に応じた指輪を選ぶことが大切です。
結婚指輪の金額が変わる要因

結婚指輪の金額は多くの要因によって金額が異なります。結婚指輪の価格が変わる主な要因は以下のとおりです。
- 結婚指輪の素材によって変わる
- オリジナルにこだわると高額になる
- 選ぶダイヤモンドによって価格が異なる
結婚指輪の金額は多くの要因から金額を決定しています。素材や選ぶダイヤモンド、フルオーダーメイドなど、結婚指輪にこだわるほど金額が上昇する傾向にあります。結婚指輪を選ぶ際には、金額を左右する要因を理解して、自分たちに合った結婚指輪を検討しましょう。
結婚指輪の素材によって変わる

結婚指輪を選ぶ際には、選ぶ素材によっても金額が変わります。結婚指輪の素材の中でもプラチナを選ぶ人が多いのが一般的です。プラチナは、酸化や色が変わりにくい特徴があり、多くの結婚指輪の素材として取り扱っている素材です。
ただし、プラチナ素材の指輪は純度が高いと柔らかくなり、傷付きやすい特性があります。プラチナ素材を選ぶ際には、ある程度の傷は自分たちの日常を刻むものを考えるましょう。また、指輪の購入後も購入店でのアフターケアのサービスを取り入れている場合が一般的です。
指輪の傷や汚れが気になってきて、自分ではメンテナンスが難しい場合には、お店でプロの手によるメンテナンスをお願いしましょう。どうしても指輪に傷が付くのに抵抗がある場合には、チタンなど傷のつきにくい素材を選ぶことも選択肢の一つです。ただし、チタンの場合は指輪のサイズ直しができないため、注意が必要です。
一度加工してしまったチタンの指輪をもう一度加工するのは難しい傾向にあります。指輪を購入する際には、素材の特性も考慮して選びましょう。最近では、イエローゴールドやピンクゴールドなどの素材も人気が高まっています。
オリジナルにこだわると高額になる

結婚指輪を選ぶ際には、既製品、セミオーダー、そしてフルオーダーの3つの選択肢があります。既製品はその場で手に入る手軽さが魅力です。一方で、より個性的で特別な指輪を求める方には、セミオーダーやフルオーダーがおすすめです。フルオーダーは自分たちだけのオリジナルデザインを実現でき、他の人とは一味違う結婚指輪を手に入れられます。
セミオーダーでは、既存のデザインをベースにして、素材や石、刻印などの細部をカスタマイズすることが可能です。自分たちの個性や思い出を反映できるため、特別な意味を持つ結婚指輪を作りたい方にとって最適な選択肢です。
一方、フルオーダーは、完全にゼロからデザインを作り上げられるため、オリジナリティを追求したい方に人気があります。デザイナーと相談しながら形状、素材、装飾など自分たちの希望通りに作成でき「世界に一つだけ」の結婚指輪を手に入れられます。
ただし、セミオーダーやフルオーダーは既製品と比較して、製作に時間がかかることが多いです。また、フルオーダーの場合は、費用も高くなる傾向があります。特にフルオーダーでは、デザインの複雑さや使用する素材によって、予算が大きく変動することがありますので、事前に十分な計画と見積もりを立てることが大切です。
結婚指輪は一生の宝物となるものですので、自分たちの理想に最も近いものを選びたいと考える方も多いです。オーダーメイドに挑戦する価値は十分にありますが、費用や納期についても十分に検討したうえで、2人にとって最適な選択をしましょう。
ダイヤモンド有無やタイミングによって価格が異なる

結婚指輪を選ぶ際、ダイヤモンドの有無や購入するタイミングによって価格が大きく異なることを理解しておくことが重要です。ダイヤモンドには固定の価格が存在せず、外国為替相場に影響されて日々値段が変動しています。そのため、同じダイヤモンドでも購入する日によって価格が異なるため、注意が必要です。
また、結婚指輪にダイヤモンドの有無でも価格に違いがあります。ダイヤモンドが付いていない結婚指輪は、シンプルなデザインで比較的価格を抑えられるため、日常的に使いやすく、さまざまなシーンで活躍する点がメリットです。普段の生活であまり装飾が目立たない方が好ましいという方には、ダイヤモンドなしの指輪が適しています。
一方で、ダイヤモンドが付いた結婚指輪は、輝きや華やかさを求める方にとって理想的な選択肢です。ダイヤモンドの輝きは特別な日の装いにぴったりであり、結婚指輪に華やかさを加えたいと考える方には魅力的です。ただし、過度なデザインの場合、日常使いがしづらく、特定の場所やシチュエーションに適さないこともあります。
結婚指輪の中には、ダイヤモンドがあってもシンプルで主張しすぎないデザインも存在します。ダイヤモンドがありながら、シンプルな指輪は、シンプルさと輝きのバランスを求める方に最適です。普段使いにも適しており、かつ少しのダイヤモンドの輝きを楽しみたいという方には、ダイヤモンドが付いた控えめなデザインを選ぶことをおすすめします。
結婚指輪の選び方

結婚指輪の選び方にはいくつかのポイントがあります。ポイントを押さえて自分のお気に入りの指輪を見つけましょう。
- 自分の好きなデザインを選ぶ
- 着け心地の良い指輪を選ぶ
- 日常的に使いやすい指輪を選ぶ
- 自分たちの予算に合っている指輪を選ぶ
- 自分の好きな色の指輪を選ぶ
結婚指輪を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえることが大切です。ポイントを考慮することで、長く愛用できるお気に入りの指輪を見つけられます。
まず、自分の好きなデザインを選ぶことが重要です。結婚指輪は一生身に着けるものですので、デザインにはこだわりたいものです。クラシックなデザインからモダンなデザインまで、さまざまなスタイルがあるため、自分たちの個性やライフスタイルに合ったデザインを選びましょう。
次に、結婚指輪を選ぶ際には、着け心地の良さも重要なポイントです。結婚指輪は日常的に身に着けるもののため、指にフィットし、違和感なく過ごせるものを選ぶことが大切です。指輪の内側の形状や幅も着け心地に影響するため、事前にしっかり確認しましょう。
また、日常的に使いやすい指輪を選ぶことも考慮しましょう。結婚指輪は日常のさまざまなシーンで使用するため、耐久性やメンテナンスのしやすさも重要です。シンプルで丈夫な素材を選ぶと、長く美しい状態を保てます。
予算に合った指輪を選ぶことも忘れてはいけません。結婚指輪は一生の買い物ですが、無理のない範囲で選ぶことが大切です。価格だけでなく、品質やアフターサービスも含めて検討すると、満足のいく選択ができるでしょう。
最後に、自分の好きな色の指輪を選ぶこともポイントです。結婚指輪の色は、ゴールド、プラチナ、ローズゴールドなどさまざまな種類があります。自分たちの肌の色や他のアクセサリーとの相性を考慮して、最も魅力的に見える色を選びましょう。
結婚指輪は時間に余裕を持って購入することがおすすめ

結婚指輪を購入する際、既製品であればその場で持ち帰れると考えがちですが、実際には当日持ち帰れないことが多いです。お店に並んでいる指輪は多くの場合、見本品であり、実際に選ぶ指輪も見本品から選ぶ形になります。そのため、購入を決定した後、自分たちの指のサイズに合わせて指輪を調整する時間が必要です。指輪の調整にはおおよそ1週間程度かかることが多く、すぐに持ち帰れるとは限りません。
ただし、お店によっては当日に持ち帰れる場合もあるため、もしその日に持ち帰りたいと考えているなら、事前に確認することが大切です。また、結婚指輪を購入する際は、意外と時間がかかることも念頭に置いておきましょう。指輪を選ぶのに時間がかかったり、調整や納期に時間が必要だったりするため、スケジュールに余裕を持って行動することが望ましいです。
まとめ
結婚指輪の相場と結婚指輪の値段が変わる要因、結婚指輪の選び方を紹介しました。結婚指輪は自分たちの結婚を周囲に知らせる証の役割があります。末永く身に付けるものだからこそ、自分たちの納得のいく結婚指輪を選ぶことをおすすめします。
結婚指輪を選ぶ際には、自分の好みや着け心地、予算や素材などを考慮して選びましょう。数ある指輪の中でたった一つの指輪を見つけることは難しい場合があります。また、結婚指輪を決めた場合でも、納期まで時間がかかることも考えられます。
結婚指輪を購入する際には、なるべく時間に余裕を持って選ぶようにしましょう。結婚指輪で後悔しないためにも、選び方を理解して自分たちのお気に入りの結婚指輪を見つけてください。