マリッジブルーとは?原因や乗り換え方もご紹介!

大好きなパートナーとの結婚が決まってうれしいはずなのに、なぜか気持ちが沈んでしまうマリッジブルー。多くの方が経験しているみたいです。
「もしかして、マリッジブルーかも、、、」
と思ったことがあなたもあるのではないでしょうか。
マリッジブルーとはどんな症状で、原因はなんなのか。そしてどのように乗り越えていったらいいのか解決策もご紹介していきます。
マリッジブルーってなに?誰でもなるの?
マリッジブルーとは、主に結婚前後の時期に、気分が落ち込んでしまったり、結婚に対して不安や迷いを感じたりする状態のことを指します。
マリッジブルーは約3人に1人は経験していると言われており、男女関係なく誰にでも起こりうるものです。
日本の場合は女性が苗字を変えることが多く、住む場所や仕事が変わるケースもあります。
そのため、環境変化に伴うストレスを感じやすくなる女性の方がマリッジブルーになりやすい状況にあるといわれています。
マリッジブルーになりやすい人の特徴として、男女問わずまじめで責任感のある人がなりやすいと言われています。
どんなことでも、まじめに真剣に考えるので「結婚生活が上手くいかなかったらどうしよう」「相手を幸せにできるのかな」など、結婚への期待よりも、不安や責任感を感じてしまいやすいようです。
一方で、結婚に対してあこがれが大きい人も、実際に結婚生活が始まると理想と現実とのギャップで、マリッジブルーになりやすいといえます。
マリッジブルーの具体的な症状
気分が沈む
普段は気にならないことでも不安を感じやすくなります。
突然涙が出てきたり、生活リズムが崩れて日常生活にも影響が出てしまうケースもあります。
イライラする
ちょっとした言動・行動に過剰に反応してしまい、イライラしたり周りの人に強く当たってしまうことがあります。
疲れやすい
慣れない結婚生活や、理想とのギャップに知らず知らずストレスを感じてしまい、いつもより疲れやすくなることも。
やる気がなくなる
マリッジブルーによりモチベーションが下がってしまうことにより、身なりをあまり気にできなくなったり、今までは意欲的だった仕事に対しても頑張れなくなってしまったり、食欲がなくなってしまう方もいます。
眠れない
結婚生活がうまくいくか、自分が幸せになれるのかなど、いろんなことが不安になり、考えすぎて眠れなくなったり、眠りが浅くなったりといった症状も。
マリッジブルーが起こる原因
環境変化への不安
これまで生活してきた環境と大きく変わり、家事と仕事を上手にこなしていけるのかなど不安になってしまうこともあるでしょう。
結婚に伴って引っ越しするのであれば、新しく住む場所に対しても不安を感じやすくなることもあるでしょう。
金銭面の不安
結婚式や新生活の準備は、金銭的負担も大きいもの。
れからふたりでやっていけるのか、将来を不安に思うことからマリッジブルーになることがあります。
また、夫婦でお財布をひとつにする場合は、自由に使えるお金が減ってしまうことに、不満を感じやすくなります。
相手への不安
ふたりで暮らしていくうちに、理想の結婚生活とのギャップ、パートナーとの結婚に対する温度差を感じることでマリッジブルーになることがあります。
生活リズムや習慣のズレや、結婚式の準備での意見の食い違い、結婚への価値観の違いから、「本当にこの人で良かったのかな」と悩んでしまうケースも少なくありません。
相手の家族への不安や不満
結婚することで、相手の家族との繋がりも深くなります。
相手の家族との相性がよければ心強い存在になりますが、相手の親にあまり好かれていない、兄弟や親族と馴染むことができない。
など、家族との関係がうまくいかない場合は「本当に大丈夫なのかな。この先うまくいくのかな。」と不安を感じ気分が落ち込んでしまうこともあるようです。
結婚準備でのストレス・焦り
結婚して苗字や住所が変わると、さまざまな手続きが必要です。引っ越しのため書類準備、運転免許証やマイナンバーなど登録情報の変更、会社への申請など、やることが多くバタバタしがちになります。
さらに、結婚式の準備が加わると、忙しさはピークに。
相手が手伝ってくれないことへのストレスや、予定通りに準備が進まないことへの焦りから、マリッジブルーになることも多くあります。
いつなりやすい?
マリッジブルーになるきっかけやタイミングは人それぞれですが、なりやすいタイミングはあるようです。
プロポーズの後
プロポーズされた直後は、気分も高まり幸せな気分でいっぱい。
しかし、住む場所はどうするのか、ふたりで上手く生活していけるのかなど、結婚の話が具体的になると、環境の変化に対して不安を感じやすくなります。
同居開始後
一緒に暮らしていくと、生活リズムや食事のタイミングなど相手に合わせる場面も多いもの。
今まで知らなかった一面を見ることで、価値観の違いや戸惑いを感じてしまうこともあるようです。
親への結婚挨拶後
相手の家族と合わない、パートナーが自分の家族に受け入れてもらえないなど、家族付き合いで違和感があった場合、このまま結婚を進めていいのか不安を感じやすくなります。
婚姻届提出後
婚姻届を提出すると、法律上でも正式な夫婦となります。
結婚にかかる費用や苗字の変化など、結婚が現実になるためマリッジブルーになりやすい時期といえます。
結婚準備期間
忙しさからストレスを感じやすい時期。
また、パートナーとの考え方が違う、準備に協力的ではない場合は不満もたまりやすくなります。
対処方法
パートナーに気持ちを伝える
結婚に対して不安に思っていることがあれば、自分の正直な気持ちをパートナーに伝えてみましょう。
悩みがすぐに解決しなかったとしても、話すだけで気持ちが落ち着くこともあります。
今後、結婚生活を送る上でも、一人で悩みを抱え込まずに心を開いて話すことはとても大切です。
気分転換する
一人で家に閉じこもっているとどんどん不安を感じやすくなってしまうこともあるでしょう。
友達と思い切り遊んだり、買い物したり、一人で行きたい場所に行ってみたりすると、気持ちがリフレッシュされれ、結婚に対しても前向きに考えられるようになってくるでしょう。
結婚している人からアドバイスをもらう
実際に結婚している友人や家族に話を聞いてもらいアドバイスをもらうのもオススメ。
結婚を経験している先輩達だからこそのアドバイスをくれたり、結婚前の不安な気持ちを理解してくれたり、結婚準備への焦りからくる悩みに、寄り添ってくれるでしょう。
パートナーと出かける
ふたりで普段は行かないようなちょっと贅沢な外食や旅行での気分転換で非日常を感じ、ふたりでの楽しい時間を再認識するのも良いでしょう。
他にも、初デートの場所やふたりの思い出の場所にいくと、付き合い初めの頃の気持ちや、パートナーの大切さを思い出し、マリッジブルーを抜け出せるかもしれません。
まとめ
マリッジブルーは誰でもなりうるもの。
結婚はこれまでのライフスタイルが大きく変わるので、不安は感じやすくなります。
まずは、心を開いて自分の気持ちを正直に伝えることが大切です。
気分転換をしたり、パートナーや友人、家族に話を聞いてもらうことで気持ちがスッと軽くなることもあるかと思います。
マリッジブルーを乗り越えることができれば、ふたりの絆もぐっと強くなるでしょう!