披露宴でゲストに贈る引き出物の種類と相場が知りたい！
披露宴に出席してくれたゲストに贈る引き出物ですが、相場やどんなものを準備したらいいのか悩みますよね。
今回は、意外とたくさんある結婚に関してのギフトのお話をしていきます。
引き出物って？種類のご紹介
結婚式でゲストに贈るギフトでまず思い浮かべるのは引き出物かと思います。
しかしそれ以外にも引き菓子・プチギフト・内祝いなど聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それぞれどんな違いがあるのでしょう。
引き出物
新郎新婦やご両家から、披露宴に出席してくれたゲストへ贈る記念品のことを言います。
披露宴の記念品・お祝いしていただいたお礼としての意味合いが強いです。
記念品の他に、引き菓子やしきたり品を合わせて引き出物と呼ぶこともあります。
食器やタオルなどの実用品や、自由に選んでもらうカタログギフトなど様々あります。
贈るゲストによってギフトを変える場合もあります。
引き菓子
こちらも新郎新婦から披露宴に出席してくれたゲストに引き出物に添えて贈るお菓子のことです。
家で待つ家族と一緒に食べてもらえるようにという意味合いがあるようです。
引き菓子の定番としてよく選ばれるのは、バームクーヘンや紅白まんじゅう。
他にも色々とありますが、｟日持ちがするもの｠｟小分けになったもの｠を選ぶと良いでしょう。
人気ブランドのお菓子や、お祝い用にモチーフが描かれているもの、メッセージが入っているものなどを選ばれる方も多いようです。
しきたり品
引き出物や引き菓子とは別に用意することが多く、“幸せを分かち合う“という意味を込めて贈る品物のことを言います。
縁起物といわれる物や、地域の特産品など、地域によって品物が決められている場合もあります。
縁起物の定番といえば
- 夫婦円満の意味があるという〈鰹節〉
- よろこぶ（よろこんぶ）という言葉の響きから連想される〈昆布〉
- 太くて長いうどん
など
プチギフト
来ていただいた感謝の気持ちを込めて贈るささやかなプレゼントのことで、ひとつ数百円程度のお菓子や小物などを送ります。
披露宴後のお見送りで渡すことが多いです。
引き出物はなかなか直接配ることがないので、プチギフトをお渡しするときは直接ゲストにお礼を伝えられるチャンスです。
贈呈ギフト
新郎新婦から今まで育ててくれてありがとうという感謝を伝えるためにご両親へ贈るプレゼントのこと。
披露宴の演出の一つとして贈呈ギフトを贈るという方も多くいます。
花束や新郎新婦の出生体重のぬいぐるみ、ご両親の好きな品物や実用品、旅行券などをプレゼントされる方もいらっしゃるようです。
他にも小さい頃からの思い出のアルバムを手作りするのも喜ばれるでしょう。
内祝い
元々は幸せのお裾分けということで、身内にお祝い事があった時に親族や近所の人へくる贈り物のことでしたが、
現在では結婚祝いを頂いたけど披露宴に招待できなかった人や、欠席した人へ贈るお祝いに対してのお礼品という意味が強くなっています。
お祝いを頂いてから、または結婚式をされる場合は結婚式から1ヶ月以内に贈るのがマナーとされています。
引き出物の相場
メインの引き出物はご祝儀の約10%の金額とされています。
引き菓子やしきたり品などは1,000円〜1,500円が相場とされています。
なので、一人当たり合計5,000円〜10,000円程が引き出物の相場です。
プチギフトは数百円程度。
内祝いは頂いたお祝いの金額の半分〜三分の一が一般的
贈呈ギフトは10,000円〜30,000円くらいで用意される方が多く、平均としては36,000円程とされています。
まとめ
こうしてまとめてみると、結婚に関するギフトはたくさんありますよね。
お二人のご予算やどういった物を贈りたいかなどで選ぶと良いかもしれません。
どれもゲストが喜んでくれそうなもの、自分だったらこんなもの貰えたら嬉しいなあなどのイメージをしながら選ぶと良いでしょう。
