結婚式の見積もり書には何が書かれている？代表的な項目を解説します！
結婚式場探しをしているとよく目にするのが見積もり書。
見積もり書にはどんなことが書かれているのか、詳しくは知らないという方がほとんどだと思います。
これさえ読めば結婚式の見積もりの基礎はバッチリになるはず！
結婚式の見積もり書ってなに？
結婚式の見積もりとは「結婚式場に支払う費用明細」のこと。
その式場で自分たちがやりたい式がいくらで叶えられるのか？ってことですね！
項目の単価や総額が分かるだけでなく、プランやランクの違いによる金額差やオプションの内容を知ることができます。
ウエディングプランナーさんが「見積書」という書類にまとめて渡してくれます。
見積書にのっているのは、
- 結婚式で費用のかかる項目
- 項目ごとの金額
- 全体の合計金額
結婚式を挙げるカップルは、見積書を見て、
式場の比較や、「予算オーバーしているから、この演出は削ろう」などと費用を調整したりします。
見積もり書の項目
式場によってフォーマットに違いはありますが、代表的な項目についてご紹介していきます。
1.挙式料
- 挙式料
- 介添料
挙式そのものにかかる費用です。
教会式・神前式・人前式など、どんな挙式スタイルを選ぶかによって金額が変わってきます。
他にも季節や日時、人数によっても変わってくるので希望日が決まっている人は希望日や大体の人数も伝えるとより正確な金額を出せます。
「介添料（かいぞえりょう）」とは、結婚式当日に花嫁のサポートをしてくれる「介添人」に渡すお金のこと。
この介添料は、挙式料の項目として書かれる以外に、衣裳・着付けの項目に書かれることもあるようです。
2.会場費
- 会場使用料
- 控室料
会場使用料は、1会場あたり〇円と設定されていることもあれば、1人あたりの金額で計算されることもあります。
席料や会場料など、他の名前で記載されている場合もあります。
3.料理・飲み物
- お料理
- ドリンク
- ウェディングケーキ
- サービス料
お料理やドリンクは、費用の中で大きな割合を占めるもの。
またサービス料として、料理や飲み物の10%程度の金額がかかってくることもあります。
サービス料については、式場によって計算方法が変わるので、詳しくは式場に問い合わせてみてくださいね。
4.装花・ブーケ
- メインテーブル装花
- ゲストテーブル装花
- ブーケ＆ブートニア
装花やブーケは、花の種類やボリュームによって、金額が変わってきます。
また受付やウェディングケーキなど、その他の場所にも花を飾りたい場合は、追加の費用が必要になってきます。
5.ペーパーアイテム
- 招待状
- 席札
- 席次表
- メニューカード
- 芳名帳（ほうめいちょう）
ペーパーアイテムも、ゲストの人数分だけ必要になるものがほとんど。
「芳名帳」は、ゲストが自分の名前や住所を書く「出席簿」のようなものです。
6.衣裳・着付け
- 新婦衣裳
- 新郎衣裳
- ヘアメイク、着付代
- 引き上げ料
衣裳や着付け、ヘアメイクなどにかかる費用です。
「引き上げ料」とは、披露宴の後でヘアメイクを元に戻してもらうための費用のことをいいます。
衣裳はパックプランが用意されていることが多いですが、こだわりたい人やお色直しをしたい人は、ランクアップ料金が発生します。
7.引き出物
- 引き出物
- 引菓子
- 袋代
- プチギフト
ゲストにお渡しする引き出物やプチギフト。
この中で忘れがちなのが、引き出物を入れる袋代です。袋といっても結構値段がするので、忘れずチェックしておくと良さそう。
初期見積りの引出物はあくまでも目安です。実際にはゲストに応じ、品物や金額を変えて「贈り分け」をする人が多いため、金額の変動が発生しやすい項目です。
8.演出
- 音響、照明料
- スクリーン使用料
- プロジェクター使用料
- 司会料
披露宴の演出に欠かせない、音響や照明にも使用料がかかる可能性が。
ムービーを流したい場合は、プロジェクターの使用料も必要です。
取り入れる演出によっては、さらに項目が増えることもあります。
ちなみに、演出は打ち合わせが具体的に進んだ段階で費用明細に反映してもらうことが多く、初期見積りに含まれているのは「司会」程度のことが多いようです。
9.記録
- 記念撮影
- スナップ写真
- ビデオ撮影
プロのカメラマンに撮影を頼むと、写真撮影にももちろんお金がかかります。
カット数やアルバムの有無、納品形態などによって変わってきます。
スナップ写真は、結婚式当日のさまざまなシーンを撮ってもらうもの。
記念撮影は、1枚のクオリティにこだわって撮る写真のことです。お二人の写真はもちろん、親族で記念撮影する際にお願いする方も多いですね。
見積もり書にのらない項目もある！？
式場からの見積書に書いてあるのは、式場に直接お金を支払うものだけ。
そのため、式場に支払わないものは見積書にのってきません。
例えば、
- 結婚指輪
- 前撮り
- ブライダルエステやネイル・ブライダルホワイトニング
- スピーチや受付をしてくれるゲストへのお礼
- 遠方からのゲストの交通費や宿泊費などのお車代
- 当日の会場までのタクシー代
などなど。
ポイント！
- 式場からの見積書にのっていない費用は、ご自身でで別にまとめておく。
- 遠方ゲストの交通費や宿泊費は、ゲストのリストアップをするときにざっくり計算しておく。
そうすることで、式場からの見積もり書とご自身でまとめた見積もり書にはのらない費用を合わせて、結婚式全体でどのくらいの費用がかかるのか、分かりやすくなります。
さらに大体の全体費用を出すことによって、予算オーバーだからここは削ろう。ここは自分たちで準備して費用を抑えよう。など考えやすくなります。
見積もり書を出してもらうのは１度だけ？
見積もり書は、３、４回出してもらうのが一般的です。
会場見学時やブライダルフェアでもらう最初の見積りは、まだ詳細が決まっていない段階なのでかなりざっくりしたもの。
その後、やりたい内容が決まってきて、ゲスト数が確定していくことによって、見積りの内容も具体的になってきます。
ちなみに２回目にもらう中間見積りで予算オーバーになったとしても、調整していけるのでご安心ください。
初回見積り
見学時やフェアでもらう、必要最低限の内容のもの
中間見積り
打ち合わせ開始直後にもらう、希望を反映した内容のもの
最終見積り
詳細の相談や調整が終わり、全てが確定した段階でもらうもの
まとめ
結婚式には様々な費用がかかってきます。
納得のいく結婚式にしたいけど、費用も無理はしたくない！
そのためにしっかり見積もり書の項目を確認して、プラスしたい項目や、削りたい項目など、パートナーやプランナーさんとしっかりと話し合うことも大切です！
金額を目視可することで自分たちには何が必要なのか、不必要なものは削っていきやすくなりますね！
