結婚式の費用の平均、予算はどう決めていく?

挙式料に衣裳、ゲストへのおもてなし、、、

結婚式にはたくさんお金がかかるんだろうなぁとは思うけど、どのくらいかかるんだろう?予算はどう考えたらいいのかな?

と、悩まれている方も多いでしょう。

今回は結婚式費用は何にどのくらいお金がかかっているのか?全国平均や、予算の立て方についてご紹介していきます。

参考にしてみてください!

結婚式の予算の立て方

はじめに、「結婚式にいくら使えるのか?」を考えましょう。予算に使えるお金は、主に3つです。

二人の持ち出し金

二人の貯金の中から、結婚式のために使えるお金はいくらあるのか考えます。

結婚準備のために貯金をしていたとしても、全部を結婚式のために使えるわけではありませんよね。

新婚旅行や新居など、他にもお金を使いたい場面もあるはず。

その中で二人で何にお金をかけたいのか話し合って、結婚式にはいくら使うかを決めていきましょう。

ご祝儀・お祝い金

披露宴でゲストから頂く「ご祝儀」や、職場や知人からの「お祝い金」も結婚式に使えるお金です。

たとえば、

1人当たりのご祝儀の額=約3万円
招待するゲストの数=60名

とすると、

ご祝儀の合計額は約180万円になります。

ゲストが増えると、もらえるご祝儀などの額も増えますが、もちろんその分料理や飲物などの費用が上がります。

招待すればするだけ二人の負担が少なくなる、というわけではないので注意してください。

親からの援助

親にとって結婚式とは、大切な我が子の晴れ舞台。

力になるよとすすんで声をかけてくれる親御さんが多いかもしれません。

もし、ありがたく援助を受けられる場合は、両家でどのように分担するのか、最初に決めておきましょう。

結婚式の費用全ておふたりだけのお金で用意しないといけないというわけではありません。

結婚式にかかるお金の平均

結婚式にかかる費用の平均は約327万円。

その内訳として、

会場やゲストに関するお金
料理・飲物 総額100万9000円
 └料理(1名当たり)/1万6700円
 └飲物(1名当たり)/4400円

ギフト 総額22万4000円
 └引出物(1名当たり)/6000円
 └引菓子(1名当たり)/1400円
 └プチギフト(1名当たり)/300円

会場装花 総額18万7000円
ペーパーアイテム
 └招待状(1部当たり)/353円
 └席次表(1部当たり)/340円
 └席札(1部当たり)/179円
 └プロフィール(1部当たり)/273円

衣裳や美容に関するお金/平均額
新婦衣裳 総額51万円
 └ウエディングドレス/28万8000円
 └カラードレス/26万7000円
 └白無垢/18万9000円
 └色打ち掛け/28万8000円

新郎衣裳 総額16万9000円
 └タキシード/13万6000円
 └フロックコート/12万3000円
 └紋服/10万7000円

ブーケ 総額4万6000円
ブライダルエステ 総額9万5000円
記録や映像演出に関するお金/平均額
当日の撮影
 └スナップ撮影/20万6000円
 └ビデオ撮影/20万8000円

別撮り
 └スタジオ撮影/20万8000円
 └ロケーション撮影/21万3000円

映像演出 総額10万9000円

となっています。

予算と費用のバランス

会場で見積もり書を出してもらえますが、見積書の項目をひとつずつ見ていけば、「何に、どのくらいのお金が必要なのか」がわかります。

出してもらった見積もり書を見ながら、二人の予算と結婚式にかかる費用を照らし合わせてみましょう。

招待するゲスト数は、少なめに考えるのではなく、最大人数で考えるようにしておくと良いです。

招待人数が変わると、ゲストひとりにつき、いくらで計算されている項目の費用が上下します。

結婚式の費用のなかには、見積書に書かれていないものもあります。

たとえば、「お車代」や「遠方からのゲストの宿泊費」などは含まれていません。

また、衣裳や引出物などを持ち込むと、「持込料」が必要な場合もあります。

見積書に書かれた項目以外にどのような費用がかかるのか、式場に聞いてみるようにしましょう。

予算が足りない時は?

見積もりが固まってきたけど、どうしても予算が足りない時はどうしたらよいのでしょうか?

結婚式までに貯金を増やす

結婚式までの期間にもよりますが、期間が多ければまだ貯金を増やせるチャンスがありますね。

思った通りの結婚式をあげたい!と思ったら貯金も頑張れるかもしれません。

譲れない所、削れる所を考える

もう一度、「絶対に譲れないところ」と「削れるところ」を考え直してみてもいいかもしれません。
たとえば、

  1. 料理をランクアップするかわりに、デザートビュッフェをやめる
  2. 招待状や席次表などのペーパーアイテムは自分たちで作成する
  3. ドレスの小物は自分で用意する

など、妥協できる部分を考えると節約になります。

まとめ

結婚式の予算を決めるには、お二人の使えるお金、ご祝儀などの費用、ご両親からの支援など、まずはどのくらいあるのか把握することが大事です。

そしてプランナーさんと相談していき段々と見積もりが固まって来た時に、自分たちの予算と、実際にかかる費用のバランスをチェックしていきます。

最後に予算が足りない時は貯金をしたり削れる項目はないかをチェックしていきながら決めていくと良いでしょう。